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FSもひと段落したところで、HALから今年のカタログが送られてきました♪
今年もHALをよろしくお願いします!
今の時代、良い物を創るだけでは商売が成立しなくなってきました。
「良いものを、どうやってユーザーに伝えて行くか」が重要になってます。
これは何も釣り業界に限ったことではなく、私の本業も含めて商いの全てにおいて「そういう時代になった」と思っています。
というか、私の本業は「良いモノ」なんてのは当たり前で、「さらに安く、早く作る」に力を注いでいます。
競争力とはズバリ、「安い」のみに使われている節さえあります。
なぜそうなってしまうのか?
それは「専門性や特殊性」が持てない業界だからです。
「設備投資さえ行えば誰でも作れる」と言う仕事上、そこは避けようがないのです。
また、海外のコンペチターとの競合により、そのアンダーバーがものすごく低いのです。
ですから値段競争だけの勝負になった時点で、ぜったいに日本の中小企業は勝てません。
それに対して「弊社は物が良い」と言ったところで、必要以上に品質が良く機能が充実していても、価格が高ければお客様は買ってくれることは先ずありません。
「まずはニーズありき」なのです。
品質も「求められる品質に合わせる事」が重要なのです。
「物が良ければ高くても買う」という言葉は、一般的な製造業において今は全く通用しなくなりました。
じゃぁ、指をくわえて利益を下げながら、価格競争に走るのか・・・と言うと実はそうではありません。
実はもう一つ、製造業において商売を成り立たせるもう一つのキーワードがあります。
むかし、牛丼屋最大手の吉野家が使っていたキャッチフレーズを知っていますか?
「早い(納期)」「安い(価格)」「上手い(品質)」
この三拍子の追求なのです。
そのどこへ力を注ぐと、一番儲かるか?という事です。
まぁ、本業の話しなのでこれ以上は自主規制という事でww
だいぶ話がそれましたが、一般的な製造業と釣り業界のメーカーには大きな違いがあります。
それは、「メーカーはブランディングをすることができる」という事です。
極端な話し、「良いモノとは何か」を自ら決める事が出来るのです。
もちろんそれは、ユーザーがあっての話しあり、それをどうやって伝えて行くかがとても重要になります。
その仕事は一般的にプロモーションと呼ばれますが、その方法が近年は大きく変わってきています。
最も変わってきたのは、いくつかある(手段)の割合かもしれません。
紙媒体、TVなどから、Web媒体へとシフトしてきました。
特に若年層にこのシフトは大きく見られます。
我が家の小5の息子は、毎日普通にこたつに入ってyoutubeを見ています。
恐らく我々が子供の頃にテレビを見ていた時間よりも長く、「自分で見たいものを選んで視聴」しているのです。
情報は垂れ流しの時代ではないのですね。
明らかに選んで、それを見ています。
これはすごく大事な事で、製品だけではなく情報にも段階的なプロモーションが必要になったという事です。
プロモーションにはよく段階的なアプローチが求められると言います。
「存在を知ってもらう」「良いと思ってもらう」「欲しいと思ってもらう」「次も買いたいと思ってもらう」なのですが、意外とこれを使い分けるのは難しく、よく有りがちなミスに「とにかく目立つ(注目される)」のが良いと思い、「購買意識を失う様なプロモーション」を掛けてしまうことが在ります。
「知ってるけど欲しくない」は、こういう時に起きていますね。
しかし逆も在るのです。
それを恐れるあまりに、「新しい事へチャレンジできない」や、「思い切って特色を打ち出せない」なんて事があります。
と言うか最近の傾向は、たぶんこっちの方が多いかもしれません。
厳しい時ほど、チャレンジングな事が怖いのは判ります。
しかし、情報を選ばれる時代では、すでにそこで明らかに差がついてしまいます。
個人的に最近元気のあるメーカーは、そこの部分を乗り越えているメーカーが多いと感じます。
そして、Webは新しい事を試すのには、非常に向いているツールです。
雑誌やTVよりも、視聴者数が明確に判る為、予算を組むにも説得力のある数字を並べる事が出来ます。
しかも低価格ですしね。
チャレンジしてダメならば、すぐに次の事にまたチャレンジできます。
その中で数多くの失敗をしながら、自分たちの色を見つけていく事が出来ます。
なぜならば、膨大な情報の中で選ばれる情報とは「数の正義で勝っている」からです。
「どうやって良いかわからない」は誰もが一緒ですから、まずはやってみた方が早いですね。
やらないと失敗も成功もありませんから。
販売チャネルもWebの比率が大きくなってきました。
様々なシステムが安価で導入できることもあり、挙句の果てにアマゾンは在庫までしてくれます。
「だれでも商売をしやすくなった」のは間違いありません。
しかしそれは「平等に、みんながしやすくなった」のであり、その方法を我先にと漁ったところで競合他社もすぐに手を付けてきます。
その時点で優位性はなくなりますから、一時的なメリットとしてはそこに敏感になるのは良いかもしれませんが、「未来永劫の売り上げを出す黄金のツール」とは考えないほうが良いと思います。
やはりメーカーは、「自分たちが何をしたいか」を定め、「それをどうやって伝えるか」を徹底的に追求する必要があるのかもしれませんね。
その伝え方の方法が変わってきたんだというだけであり、それ自体を怠っていればやはり生き残れない時代なのかもしれませんね。
「物が良ければ売れる」ではなく、「プロモーションだけ頑張れば売れる」でもなく、「良い物を創るのは当たり前で、それを適切にプロモーションする」という事でしょうか。
まぁ、それはメーカーだけではなく、私の様な商業アングラーにも同じことが言えるのですが(笑)
最近面白いプロっていないよね(爆)
今年もHALをよろしくお願いします!
今の時代、良い物を創るだけでは商売が成立しなくなってきました。
「良いものを、どうやってユーザーに伝えて行くか」が重要になってます。
これは何も釣り業界に限ったことではなく、私の本業も含めて商いの全てにおいて「そういう時代になった」と思っています。
というか、私の本業は「良いモノ」なんてのは当たり前で、「さらに安く、早く作る」に力を注いでいます。
競争力とはズバリ、「安い」のみに使われている節さえあります。
なぜそうなってしまうのか?
それは「専門性や特殊性」が持てない業界だからです。
「設備投資さえ行えば誰でも作れる」と言う仕事上、そこは避けようがないのです。
また、海外のコンペチターとの競合により、そのアンダーバーがものすごく低いのです。
ですから値段競争だけの勝負になった時点で、ぜったいに日本の中小企業は勝てません。
それに対して「弊社は物が良い」と言ったところで、必要以上に品質が良く機能が充実していても、価格が高ければお客様は買ってくれることは先ずありません。
「まずはニーズありき」なのです。
品質も「求められる品質に合わせる事」が重要なのです。
「物が良ければ高くても買う」という言葉は、一般的な製造業において今は全く通用しなくなりました。
じゃぁ、指をくわえて利益を下げながら、価格競争に走るのか・・・と言うと実はそうではありません。
実はもう一つ、製造業において商売を成り立たせるもう一つのキーワードがあります。
むかし、牛丼屋最大手の吉野家が使っていたキャッチフレーズを知っていますか?
「早い(納期)」「安い(価格)」「上手い(品質)」
この三拍子の追求なのです。
そのどこへ力を注ぐと、一番儲かるか?という事です。
まぁ、本業の話しなのでこれ以上は自主規制という事でww
だいぶ話がそれましたが、一般的な製造業と釣り業界のメーカーには大きな違いがあります。
それは、「メーカーはブランディングをすることができる」という事です。
極端な話し、「良いモノとは何か」を自ら決める事が出来るのです。
もちろんそれは、ユーザーがあっての話しあり、それをどうやって伝えて行くかがとても重要になります。
その仕事は一般的にプロモーションと呼ばれますが、その方法が近年は大きく変わってきています。
最も変わってきたのは、いくつかある(手段)の割合かもしれません。
紙媒体、TVなどから、Web媒体へとシフトしてきました。
特に若年層にこのシフトは大きく見られます。
我が家の小5の息子は、毎日普通にこたつに入ってyoutubeを見ています。
恐らく我々が子供の頃にテレビを見ていた時間よりも長く、「自分で見たいものを選んで視聴」しているのです。
情報は垂れ流しの時代ではないのですね。
明らかに選んで、それを見ています。
これはすごく大事な事で、製品だけではなく情報にも段階的なプロモーションが必要になったという事です。
プロモーションにはよく段階的なアプローチが求められると言います。
「存在を知ってもらう」「良いと思ってもらう」「欲しいと思ってもらう」「次も買いたいと思ってもらう」なのですが、意外とこれを使い分けるのは難しく、よく有りがちなミスに「とにかく目立つ(注目される)」のが良いと思い、「購買意識を失う様なプロモーション」を掛けてしまうことが在ります。
「知ってるけど欲しくない」は、こういう時に起きていますね。
しかし逆も在るのです。
それを恐れるあまりに、「新しい事へチャレンジできない」や、「思い切って特色を打ち出せない」なんて事があります。
と言うか最近の傾向は、たぶんこっちの方が多いかもしれません。
厳しい時ほど、チャレンジングな事が怖いのは判ります。
しかし、情報を選ばれる時代では、すでにそこで明らかに差がついてしまいます。
個人的に最近元気のあるメーカーは、そこの部分を乗り越えているメーカーが多いと感じます。
そして、Webは新しい事を試すのには、非常に向いているツールです。
雑誌やTVよりも、視聴者数が明確に判る為、予算を組むにも説得力のある数字を並べる事が出来ます。
しかも低価格ですしね。
チャレンジしてダメならば、すぐに次の事にまたチャレンジできます。
その中で数多くの失敗をしながら、自分たちの色を見つけていく事が出来ます。
なぜならば、膨大な情報の中で選ばれる情報とは「数の正義で勝っている」からです。
「どうやって良いかわからない」は誰もが一緒ですから、まずはやってみた方が早いですね。
やらないと失敗も成功もありませんから。
販売チャネルもWebの比率が大きくなってきました。
様々なシステムが安価で導入できることもあり、挙句の果てにアマゾンは在庫までしてくれます。
「だれでも商売をしやすくなった」のは間違いありません。
しかしそれは「平等に、みんながしやすくなった」のであり、その方法を我先にと漁ったところで競合他社もすぐに手を付けてきます。
その時点で優位性はなくなりますから、一時的なメリットとしてはそこに敏感になるのは良いかもしれませんが、「未来永劫の売り上げを出す黄金のツール」とは考えないほうが良いと思います。
やはりメーカーは、「自分たちが何をしたいか」を定め、「それをどうやって伝えるか」を徹底的に追求する必要があるのかもしれませんね。
その伝え方の方法が変わってきたんだというだけであり、それ自体を怠っていればやはり生き残れない時代なのかもしれませんね。
「物が良ければ売れる」ではなく、「プロモーションだけ頑張れば売れる」でもなく、「良い物を創るのは当たり前で、それを適切にプロモーションする」という事でしょうか。
まぁ、それはメーカーだけではなく、私の様な商業アングラーにも同じことが言えるのですが(笑)
最近面白いプロっていないよね(爆)
- 2020年2月18日
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