わりと高実績の長潮。
仕事終わり、上げ５分から満潮までゲームを楽しもうと、
ポイントにやってきた。
しかし、強風…
さあ、どう攻めるか…？


21:20）
運河ポイントに到着。
家の近くでも風が強かったので
心配していたがやはり東南東の風5〜6mが吹いている。
キャストできない程の強風でもないが、釣り辛そうだ…

ルアーはガルバ73Sからスタート。
潮は上げなので左から右に流れている。
風は右後ろから左前へ…つまり、キャストしたい方向と逆ということだ…。

風の合間を見て、逆風のアップクロスへキャスト。
ガルバはファットなボディなので風の影響を受け、あまり飛ばない。
しかもラインスラッグが弧を描いてしまっている。
リトリーブすると当然不自然なカーブを描きながらになってしまう。
仕方ないので風下に向かってキャスト。
今度は風に乗ってよく飛ぶ。

21:30）
岸際をスローリトリーブ。
するとクンとアタリ。
小さいが30cmギリギリのサイズ。
メジャリリングの写真は撮らなかったが29cm、残念。

ガルバでは正面にキャストしても
風に流されて左気味に飛んでしまう。
今度は風で流されるのを計算して右寄りにキャスト。
それでもやはり思うようにポイントに投げ込めない…

そこで細身でウエイトのあるパンチラインスリムに変更。
カラーはコットンキャンディー。
風の抵抗はあまり受けない…。
良い感じだ。
キャストしてすばやくラインスラッグを取り、
ラインを張ってスローリトリーブ。
風でアタリが取りにくいが、
とにかくラインを張り続けてスローリトリーブ。

21:35）
すると手前でコンとアタリ。
また30cm弱のチビ。
写真を撮る前にフックが外れぴょんぴょんと跳ねてポチャン。

活性は上向きのようなので、続けてキャスト。

本来ならダウンからクロスにリトリーブしたいところだが
それは逆風になる。
そうなるとラインが浮いて、ルアーも水面に出てしまう。

そこで正面気味にキャストし、
潮の流れと少しクロスさせてラインテンションに気をつけながらのスローリトリーブ…
今のタイミングなら何とかゲームができそうだ。

21:49）
やっとルアーを通すコースを見つけた感じがしたので
同じく正面気味にキャスト。
風でかなりのラインスラッグが出てしまっているので
ラインが水面に落ちる前にとにかく、すばやくラインスラッグを取る。

そしてラインにテンションを掛け始めるとクイクイとラインに不自然な抵抗を感じる…。
迷わずアワセを入れる。
グン…！
乗った！！
水面を走るようにエラ洗い。
おーっ、元気良い！
魚の重さはあまり感じないが、ジャンプしまくっている。
エラ洗いされたら、とにかくロッドを寝かせる。
これを実践しながら、寄せて無事にネットでランディング。

50cm超えは微妙だな〜と、計測すると49cm。


風が少し収まってきた。
ルアーをガルバに戻し、少し風に乗せて右寄りにキャスト。
ガルバも水面に浮き出さないようにテンションをかけてスローリトリーブ。

22:05）
水面直下30cm以内をキープしながらスローリトリーブ。
突如、グンとロッドが持って行かれる。
また手首を痛めたかも？というくらいいきなりの強いアタリだ。
上手く合わせを入れられなかった…という不安を抱えつつ魚とのやりとりを楽しむ。
これも50cmギリギリといったサイズ。

かなりのエラ洗い。
それでもなんとか半分くらいは寄せる。
まだ早いな〜と思ったがロッドを立ててしまった。
取込みを焦ってしまった…
水面で反転するようなエラ洗いをされ、ヤバいと思った時には手遅れ…
スコン…
痛恨のバラしとなってしまった。

22:16）
ガルバを岸近くまで寄せると、クンとアタリ。
また小さい。
今度も28cmのチビ。

手前には小さいのしか居ないようだ。


もう１本29.5cmのチビを上げた後、
ラインが穂先に絡むトラブル。
ほどけずにラインを切る事に…
短い地合にライントラブルを起こしてしまっては終わり。
諦めて納竿とした。

また明日から海外出張なので６月末まで釣りはできないが
釣りになるかならないか？微妙な強い風での攻略を見つけれたかもしれない…
という自己満足で収穫のあるゲームをさせてもらえた…

　

シーバス３
ロッド : ラテオ86LLS
リール : EM MS2510PE-H
ライン : Barkley FireLine1.0
リーダー : 20lb
ルアー : パンチラインスリム、スイッチヒッター、ガルバ