レンジドリフトとは⁉

長年にわたり行って来たレバーブレーキリールを使った釣り。

その名もレンジドリフト。

今もシーバスを掛けてからのファイトで使う事が多いですが…

ラインを出し入れ出来るので、これをシーバスを掛ける為に使おうと早7年位。

最初は何すっとこどっこいな事してんの笑

そんなんじゃ駄目だよ的な事を言われ続け笑

今や自分の大きな武器に変貌をとげた。


ですか、レンジドリフトって⁉って思いますよね笑

なので簡単に説明させて頂きます。

レバーブレーキリールの機能でハンドルが逆転させラインを自由に出し入れができる。

この機能を使い様々なコースをトレースできる。

たとえば一般的なU字は
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こんな感じ。

レンジドリフトの軌道は様々で、例えばこんな感じです。

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明暗部のゲームでは、大きなバイトチャンスは明暗の境目や橋脚際。

そのバイトゾーンに意図的に流し入れたり、コースを変えリスタートさせれる。

これをしながら様々なルアーを使えばレンジを刻め、今までよりも広範囲に3Dに狙える。

橋脚なら裏側を流す事も可能。

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得意とする河川や干潟では、中州、馬の背、ブレイク、反転流などがあり、目では分かり難い流れの変化で流す事もできる。

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更には流す以外にも裏テクがあります。

それはルアーアクション。

ルアーをダートさせたり、ヒラうちさせたりする時。

ロッドでアクションするとロッドレングスとアクションさせる為に動かすストローク分ルアーが動く。

それをレバーでやっちゃうやり方。

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こうするとバイトゾーン内でジャークなら例えば三回位アクション出来るなら、レバーでラインスラッグを意図的に出してアクションすれば更にアクションできる。

しかもジャークだとシーバスには暑苦しいアクションに思える時がたまにあるが、これなら暑苦しくないヒラウチができる。

コレ、デイゲームでのバイブレーション早巻きの中に織り交ぜるといいんです。

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潮目に入る時、出るとき、流れが重くなる時、抜ける時にレバーブレーキリールのハンドルを少し逆回転させスラッグをだす。

すると適度にルアーがアクションします。

他にもカケアガリや石畳、ボトムストラクチャーにコンタクトした時にレバーブレーキリールのハンドルを少し逆回転させるとイレギュラーアクションする。

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ズル引き+αも取り入れる事ができる。

これはストラクチャーに潜んでいるベイトが流れで出て来て、それを捕食するシーバスには強い。

移動重心のミノーならコンタクト時にウェイトがリアに移動、ラインスラッグを出した分バックドリフトする。

岸から沖に行くアクションはスレたシーバスにも効果的です。

岸からはバイトが無くても、ボートからバイトはある経験をした方も少なくないとおもいます。

こういったことはレバーブレーキリールを使わなくてもベイトリールで出来ると言いますが、この釣りに関してはかなり難しいです。

流れのパワーで流すならベイトでも良いですが、流れより1テンポ早くスラッグを出したりするのは無理。

アクションスラッグもハンドル逆転でラインが出せないと無理です。

何より軽量ルアーが飛ばない、ライトラインが使えないのはかなりデメリット。

是非レバーブレーキリールで行ってほしいです。
(重いのならベイトでもOK)

まだまだ使い方はありますが、今回はここまで笑

またログや紙面で紹介出来ればと思います。

分からない事や少しでも気になりましたら幸いです。

ちなみに今回の写真は前に解説したソルティーのバックナンバーから撮っています。

最新号でも紹介してますので是非ご覧頂ければと思います。

長々とすみません。
最後までログを見て頂いた方、有難う御座います。

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