【SMALL FISHのブログ】キャスティング・ロッド！

例え…腕で曲げられる強者が居たとしても、無駄な力を極力ロッドに加えず、ベストなタイミングで曲げるのは至難の業。

では如何すれば…？

身体でロッドを曲げる（バットを立てれば竿は曲がる）しか無い！のです。

（慣れたら、此方の方が自然に思えるから面白い！）

ロッドを寝かしたら（ルアーの重さ（運動）を感じ乍ら…）、スイングの初期段階でバットを立てる（竿を地面と垂直にするイメージで）動きに入ります。

（厳密に言えば…、基本スリークォーター・スイングですので、竿の傾き分垂直では無いんですが…）

其処が此の竿の『曲げ所』、捻転した身体を反対側に捻り戻すパワーを使って、バットを立てて遣ります。

スイング時、腕や手は（非常に重要なパーツですが…）、飽く迄…ボディに追従させるだけ。（余計な動きをさせない）

遠投に於いて、手首？を使って投げるとか、右手で操作するとか、左手でグリップエンドを引き付けるとか…、そんなのは手投げ・腕投げルアーマン達の過去の（理論？）御話です。

（見た目は、ピッチングフォームに良く似ていて、右手が大きくダイナミックに動いて（移動して）ます）

腕力で竿を曲げてやろうとすると、ロッドを突き出す様なアクションに陥るので要注意。

―未熟者の修業は続きます。―

ああつ！「世界で一番飛ばせるロッド・カテゴリー」なのに（素晴らしい遠投性能を持っているのに）、実際の釣りで使われているのは…何故『キス釣り』や『ぶっこみ釣り』だけなの・・・？

正直勿体無いって思いません？キャスティング・ロッドはキス釣り専用ロッドでは無い筈なのに…。

何時の間にか…そんな風潮に為って仕舞っていて、非常に残念。

約１３年前にダイワ・キャスティズム誕生、ルアーや餌釣りにも使える様に為って、少し用途が広がりユーザーの理解も…。

続いてシマノ・ボーダレスにもキャスティングモデルが登場。

少しづつ流れは来ている…と思えるのですが、やはりルアー・フィッシング専用のキャスティング・ロッドが欲しい。（投げてみたい）

ダイワだったら、『トーナメントキャスター AGS タイプT』のスペック（AGS・CWS・ESS・SVFナノプラス・X４５・３DX・Vジョイント）を搭載し、ルアーフィッシングに特化させた、『モアザン・キャスティズム』を作って欲しいっす。

（注：飽く迄此れはキャスティング・ロッドなので、ブランクスをルアー・ロッドに寄せたら意味が無い…）

シマノなら、『キススペシャル』と同等のブランクス（スパイラルXコア）でXガイドでしょうか？

近い将来…、こんな最高のキャスティング・ロッドで、メタルジグをブン投げてみたいもんです。

「目指せ！ロング・キャスト２００ｍ」

、貴方は無理だと思いますか？

シマノの日置淳氏は、（キススペシャルで）仕掛け無しTGテンビン（重り）で約２５０ｍ投げて（飛ばして）います。

だから理論上、（飛ばせるメタルジグで）２００ｍオーバーは十分に可能な数字なのです。

ああつ！ハイエンドなルアー用キャスティング・ロッド、早く販売して欲しいなぁ～！