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▼ 幻の大イワナを求める旅2
- ジャンル:日記/一般
つづき
レコードイワナを釣りに行く話のつづき
経緯は前回参照。
今回のメンバーは、Y氏とM氏。
それぞれ立場があるので、本名は非表示(笑
そして場所も明確には書かない。
コロナ過に付き、特に宿に迷惑が掛かると悪いので。
知っている人は知っているので、まぁ口には出さず「あぁ、そこ行ったのか」と思っていてください。
始まりは東京湾にボートを浮かべ、チヌ釣りをしながら打ち合わせ。
それぞれに釣り具業界の人達。
こと釣りに関しての行動力は以上にずば抜けている二人なので、日程さえ合えばあとは勝手に盛り上がる。
今回はMさんがトラウト初心者という事もあり、ルアーは何が良いか?装備はどうするか?なんてのを情報交換し合いながらあっと言うまに釣行日が来た。
スケジュールはいつもの自動車遠征スタイル。
金曜夜に集合して、土曜早朝からの釣り。
一泊して日曜日午前中をやって帰宅の予定。
1週間前にYさんが宿へ確認を入れ、「来ても平気だよ」という事で決行となる。
金曜に買い物をして準備。
今回は距離も必要な釣りがあるっぽいので、Tulalaのスプーンを送ってもらった。

遠くの中層をどうやるか。
これは最近シーバスでもすこし考えている事。
25時ごろに我が家で集合し、車を一台にまとめて出発。
土曜早朝に到着し、ここから宿の送迎でフィールドへ向かう。
途中にゲートがある為に、通行許可を持つその宿に泊まって、2日間共に送迎をしてもらう事になっている。
じつは歩いていく強者も居るらしいのだが、これが労力とコストという話しに繋がる。
体力を考えて、私たちは送迎を選んだw
関越で新潟へ降り、そこから山を登っていく。
過去にも何度も使ってきた道だけど、さすがにこの時期は雪もなく快適なドライブ。
やがて大きな駐車場に到着。
シトシトと降る雨のなか、宿に到着すると既に数台の車と前泊した釣り人達が準備をしていた。
初めてなので勝手が解らないので、とりあえず準備をして宿の玄関で一服。
しばらくすると宿の主人が表れ、行き先を聞きに来た。
「初めてなんで、何にも判りません!」
という挨拶をし、あ、そうなのね、じゃぁここのフィールドはね・・・と、常連さんたちと混じりながら近況や注意点、送迎の仕組みなど色々と丁寧に教えてもらった。
解らない事は解からない。
初めての場所ではこれを言える事はすごく大事。
特に渓流域では事故起こすと生き死にに関わるしね。
けっこうな人数が居たので、これは厳しいのか?と思いつつ、3便目に数人と乗車(感染予防で一回の人数を減らしているそうです)してゲートを過ぎる。
川沿いの林道を走りながら、主人がポイントの案内をしてくれた。
途中、目的の放水口も見せてもらい、今は放水がない事を確認。
で、どこに行く?となったので、まずは行けるエリアの最下流ポイントの入り口で降ろしてもらった。
「上がったら、この石をここへ置いておいてね」
最後にまた宿までの送迎をしてくれるので、どの場所に居るかが分かるように目印を置くらしい。
当然携帯電話なんてものは通じないので、川で行方不明になられるのは大変だという事か。
ココから上流へ釣りあがりますから、ピックアップは放水口でお願いしますと伝えると、送迎車はもと来た林道へと帰って行った。
眼下に広がる川を望む。

標高1200m~1500m級の山々に囲まれたダムとダムの間の川なのだけど、思ったよりも川幅がある。
渓流と言うよりも、本流の釣りでスケールがデカい。
初めてのフィールドという事もあり、ワクワクしながら川へ降りる。
標高差はあるけど、釣り人の踏み後がしっかりあるので安全。
しばらく歩くと、目の前に目的のバックウォーターが広がった。

霧の立ち込めるそのポイントは、その秘境感と大岩魚への期待で、とても神秘的に見える。

水はクリアー。
昨晩は結構降ったと思ったのだが、中間のダムがあるから放水がないとそれほどの濁りは出ないとか。
川底は細かい砂利で、いわゆる渓流的な要素はなく、ブレイクがらみの釣り。
上流側には先行者が居たので、バックウォータ最下流に入りキャスト開始。
まずはミノーから・・・スプーンで・・・と、あれこれやっていみるが反応がない。
川は減水気味、そして大イワナはそれほど数は多くないだろうし、そこまでの巨体ならば浅い川より下流の湖に住んでいて、放水タイミングで遡上するのではないか?
ならば放水が無いなら必ずバックウォーターまで下がるはず!と思い、この場所を最初に選んだのだが。
ボイルがないのは最初から想像していたが、チェイスもないしベイトも見当たらない。
タイミングの釣りならばもう少し粘るのも手か。
そう思いながらキャストを繰り返すこと、2時間。
ボチボチみんなも飽きてきた(笑
一度上がって食事をとることに。

雨なので、簡単な屋根を作って、その下でパスタを茹でる。
初場所でしかもイメージの湧かない大岩魚。
どうしたもんかと悩みつつも、こうやってパスタすすりながら「あぁでも無いこうでも無い」と話しているのが結局は楽しいのだなと。
少し休憩してまた川へ入りキャストを繰り返すが、一回ちらっと何かがルアーを追ったのを見ただけで、その後は何も起こらなかった。
覚悟はしていたが、なかなか難しい釣りみたいだ。
誰からともなく「場所を変えてみよう」と声が出て、一度上の道に上がる。

釣れてないけどテンション高いおっさん三人w
この川にはいくつものダムがあり、調べるほどそれぞれに「大岩魚」の話しが出て来るから面白い。
昔は秘境中の秘境と言われていたエリアであるが、高度経済成長期に人の手が大きく入ってできた道とダムが、いま私たちがアクセスすることを容易にしてくれている。
手の入っていない自然と、人の手によってできたダム。
秘境のリザーバーが好きだと、何時もそこの矛盾に引っかかってきた。
ひょっとしたら、自分のルアー釣りが渓流釣りから入っていたら、ちょっと違ったかも知れない。
バスフィッシングから入ったから、その中でもより人のいない場所を求め、最終的にリザーバーが好きになっただけかもしれない。
答えは出ないし、過去は変わらないんだけどね。
歩きながら、数か所のポイントを見て、今回の旅の本命ポイントになる「上にあるダムの放水口」に着いた。
朝一で見た時は数人のアングラーが居たが、いまは餌釣りの人が2名ほど。
邪魔にならない様に声を掛けると、こころよく返事をくれたので、竿を振る事になった。
さて、放水口。
全く水が流れてない(笑)
でも、明日の朝は流れるかもしれない!という期待を込め、ポイント把握の意味でしばらく釣りをしてみたが無反応。
まぁこれはこれで。
餌釣りの人と話をすると、一回微妙に流れたらしいけど、今日はもう流れないんじゃないかと。
というか、最近は土日は全く流さないらしい。
あ、やっぱりww
宿のピックアップまで3時間。
という事で放水口は諦めて、せっかくなので明日の為に川をのぼって見る事にした。
タックルも渓流用のグリッサンド56にチェンジ。
40mmクラスのルアーを中心に選び、荷物はまとめて置いていく。
放水口から上は、今までの広い川と砂利とは大きく変わり、瀬と淵、そして適度な落差を持つ渓流となっていた。
小さな岩魚がポツポツと口を使ってくれる。

これはこれで、個人的には好きな釣りなので、明日しっかりとやりたい気もする。
Mさんも岩魚を釣る事が出来た♪

一通りやってピックアップポイントへ戻り、迎えを待つまでの釣り。
ここでMさんが今回の最大魚。
【画像削除 210914 22:28】
(コメントにより、禁漁区ではないかとの事で画像削除しました。本人ではなく友人の画像なので迷惑掛かるといけないからね。詳細はコメント欄参照)
大岩魚ではないかもしれないけど、今回の状況ならこれでOKでしょう!
これにて1日目タイムアップ。
解ったことは二つ。
放水ないと全く駄目らしい事。
そして、他の場所も今日は全然釣れてない。
さあ、あしたはどうするかw
とりあえず、宿でマスターにアドバイスもらうか・・・
つづく
- 2021年9月14日
- コメント(4)
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fimoニュース
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シーバス
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- kamikaze
コメント失礼致します。
kaz様が述べられていますが、特に最後の写真のように明らかな禁漁区での釣りの公開はお控えになった方が宜しいのではないでしょうか。
深川
その他