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▼ ルアー開発日記 22 釣っちゃいけない時
- ジャンル:日記/一般
サンプルを作ったので、ひたすらフック取り付け作業(笑)
雨がシトシト降っていて、こういう日はなんか昔の事を良く思い出す。
昔はよく、トランポの中でバイクの整備をした。
ハイシーズンはサーキットを点々とするので、ハイエースには殆どの部品と工具、それにギリギリの生活用品を積み込んでいた。
サーキットで屋根付きピットを取れればいいが、そうなかなかうまくは行かないもので、折りたたみタープやトランポの中での整備が当たり前でした。
木曜の夜に工場を出て、金曜・土曜にテスト&練習をし、日曜にレース。
月曜朝に帰ってきて仕事して、夜は毎晩工場であ~でもないこ~でもないと。
そしてまた、週末のレースがやってくる。
レースシーズンになるとこれが普通になり、そういう生活を続けていたら家に帰らなくなります。
そんなあわただしい毎日でしたが、雨で練習走行を取りやめにした日のトランポの中です過ごす一日は、ゆっくりと色々な事を考える貴重な時間でした。
フロントガラスにポタポタと落ちる雨を眺めながら、レースの事や生活の事。
不安も期待も全部ひっくるめて、この先どうするかをボンヤリと考えていました。
やがて雨がやむ頃に車両を下ろして、アスファルトの匂いが立ち込めるピットへ。
あれから何年も経っているけど、今も気持ちは一緒なんだなぁと。
雨がやみ、霧がかった川へ向かいキャスト&リトリーブを繰り返す。
リップ修正がもたらした特性を、五感を用いて全て掴み取る作業。
フル&ハーフキャストでの、距離、姿勢、入り、アクション、抜け、そして破綻のレベル。
アップ&ダウンの流れへの適合性。
それらを、今回持ち込んだ5つのウェイトパターンでベストを決める。
魚の反応は要らないので、とにかく何度も何度もルアーを変えては、自分の基準軸に合わせてのベストを探す。
ふと気が付くと、回収するルアーの後ろに、引き波を立てた何かがチェイス・・・
たぶんシーバス。
本流筋の濁りの際に入れてしまったので、思わず出てきちゃったんだと。
しかし今日は、ランディングネットもペンチも持ってない。
ヒットしてルアーロストなんてしたら大変なので振り切るように回収すると、薄暗がりの中でルアーを見失ったシーバスがキョロキョロしながら困惑するのがボヤっと見えた。
ライトを当ててもなかなか去っていかないが、ロッドを立てたら一目散に逃げていった。
その後、魚が居そうな場所へ片っ端からライトを当てると、方々でパニック状態の水柱が立つ。
コレでもう追って来ないだろwと思いキャストしたら、また何かが引き波を立てて追ってきた。
良く見たら雷魚・・・
こんなん掛かったらひとたまりも無いワ~(涙)
レッドブル飲んで、家に帰る。
タイム出すだけがテストではないし、魚を掛ける事だけがテストでもない。
変に良い記憶を入れると、欲しい情報が濁る。
変に良い記憶を入れると、欲しい情報が濁る。
ハイシーズンゆえに、雑音を抜くのは難しいけどね。
- 2012年11月28日
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魚釣りの道具を作っているのに魚を釣らない(^_^;)
アナーキーですなぁ。
sikisiki
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