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▼ ウェーディングのしかた
- ジャンル:style-攻略法
関東でウェーディングをする人は、もうかなり知っていると思うけど・・・
先日、またしてもウェーディング中のアングラーの為に、海上保安庁ならびに消防が出動する騒ぎがあった。
簡単に言うと、上げ潮での帰りのタイミングを見逃し、沖の取り残された(&流された)というもの。
私が知る限り、今年はこの場所で3回目。
ちなみに今回は、要救助者自らが救助申請をしたらしい。
※過去、流されたと勘違いした、知人からの救助申請もあった。
海上保安庁の資料を閲覧すると分かるが、船舶事故を除くレジャー中の事故は「遊泳中」と同じぐらい「釣り中」が多い。

全国の遊泳者と釣り人数の累計数のどっちが多いかは知らんけど、「他のレジャーに比べ釣り人の事故が多い」と言う事実は変わらない。
最近はライフジャケットの着用に関して、関係各所から様々な警告を発してはいるけど、そもそもライジャケをする・しない以前に、事故を起こさないというのは当たり前に大事な事。
自分たちの釣りの権利を主張するならば、それ以前に世間様へ迷惑をかけないのは当たり前なので、ぜひ気を付けてほしい。
と、いう事で、私も危ない橋をいつもわたるのでw、今回の場所は「なぜに、ほかの場所に比べて事故が多いのか」を簡単に説明しておこうかと思う。
こうも立て続けにあると、下手したら「ウェーディング禁止」もあり得るので、今後もアホらしい事故を起こさないためにも、ぜひ「ウェーディングの基本」を押さえておいてほしい。
今回は「奇麗ごと抜き」での説明。
やれ「そこまでやったら危ない」だの、「ウェーディングは下げだけにすべき」という意見もあるけど、現実的に世の中にあふれている「釣れた」と言う情報は、上げの潮を除外することはできない。
だから、上げを狙う人では当たり前のことを、ここで書いておこうかと思う。
まず、三番瀬のような一般的なウェーディングの場所の地形と立ち位置。

これは私がやるときのパターンで、下げは下げていく流れを追うので、行けるところまで行くのが普通。
特に最終ブレイクはおいしいことが多い。
では上げはどうか。
よく見てほしいのは「スリットA」の深さと「上げの立ち位置」なのだが、ウェーディングアングラーはすぐに気が付くと思う。
この潮位で上げの撤収では、スリットでドボン確定なのだ。
良いのそれでw
三番瀬やバンズの特徴は、なだらかなテーブルの所々にスリットがある事。
だから、先端部に行ってあげてきたら、距離的に問題がなければ「後ろに下がるほど浅くなる」ので、スリット以外は問題なく釣り下がることができる。
行きに行けた水位は、帰りも行ける。
これは基本的に間違いではない。(気象条件は別)
だからぶっちゃけ、先端上げ待ち部でギリチョンまでやっても、スリットでドボンする程度で帰ることは可能だ。
肝は、上げの位置を、今まで来た最も深い水位に合わせるだけで良いので、割りと簡単に誰でもできる釣りともいえる。
では次に、今回事故が起きた岬。
この岬は、広いフラットにスリットがあるのではない。
東京湾の出口にたまった砂洲が点々と沖に伸びているのが特徴。
その為に、とてつもない良い流れと豊富なプランクトンが運ばれるため、正直言っていつの時期もスズキは入って来る。(産卵がらみだけじゃないのです)

砂で出来た島から島へ渡り歩くイメージ。
その為、下げで沖まで行くと、渡れなそうで渡れるスリットを何度も超えていく事になる。
必然的に、上げはそのスリットに水が流れ込み、場合によっては激流となる。
問題は、上げの時の立ち位置。
高いところに立つのはナンセンス(潮位が上がったことに気が付きにくい)なのは当たり前で、大事なのは潮位が上がったら「後ろに下がりながら釣りをする」のではなく、即刻その場所から撤収してスリットAよりも岸際へ移動すること。
ただし、場合によっては、それでも間に合わないことがある。
それはシャローの上を流れる水が強く、思っているよりも歩くのに時間がかかる為だ。
下げで前に出るのと同じ速度では、たいがいは間に合わない。
今回の事故があった日は、低気圧により下げの速度よりも早く潮位があげて来たと、現場にいた友人が言っていたので、取り残された人達の読みの悪さもあるかもしれない。
上げは魅力があるのは否定しない。
また、そこを狙っているアングラー(自分も含めて)は意外と多いのだが、釣れていると帰るタイミングも逃しがちになる。
実際にドボンも結構ある。
だけど、「沖でドボン」は絶対にない。
たいがいは「帰りの最後にバレリーナ」になるもので、それは確実に岸に戻れる位置での話し。
それを勘違いして、先端で上げ待ちドボンをしていたら、正直いって毎回流されてえらいことになっていると思う。
分っていてドボンと、気が付かないでドボンでは、精神的に違いが生まれることも知っておいてほしい。
それでも自然相手の遊びだから、不測の事態はすぐにでも起きる。
釣りは臆病なぐらいで丁度いいのだ。
道具云々より、まずはそういう部分を知った上で、ウェーディングを楽しんで欲しい。
本音を言うなら、ウェーディングすら自由にできなくなるのだけは、本当に勘弁してほしい。
先日、またしてもウェーディング中のアングラーの為に、海上保安庁ならびに消防が出動する騒ぎがあった。
簡単に言うと、上げ潮での帰りのタイミングを見逃し、沖の取り残された(&流された)というもの。
私が知る限り、今年はこの場所で3回目。
ちなみに今回は、要救助者自らが救助申請をしたらしい。
※過去、流されたと勘違いした、知人からの救助申請もあった。
海上保安庁の資料を閲覧すると分かるが、船舶事故を除くレジャー中の事故は「遊泳中」と同じぐらい「釣り中」が多い。

全国の遊泳者と釣り人数の累計数のどっちが多いかは知らんけど、「他のレジャーに比べ釣り人の事故が多い」と言う事実は変わらない。
最近はライフジャケットの着用に関して、関係各所から様々な警告を発してはいるけど、そもそもライジャケをする・しない以前に、事故を起こさないというのは当たり前に大事な事。
自分たちの釣りの権利を主張するならば、それ以前に世間様へ迷惑をかけないのは当たり前なので、ぜひ気を付けてほしい。
と、いう事で、私も危ない橋をいつもわたるのでw、今回の場所は「なぜに、ほかの場所に比べて事故が多いのか」を簡単に説明しておこうかと思う。
こうも立て続けにあると、下手したら「ウェーディング禁止」もあり得るので、今後もアホらしい事故を起こさないためにも、ぜひ「ウェーディングの基本」を押さえておいてほしい。
今回は「奇麗ごと抜き」での説明。
やれ「そこまでやったら危ない」だの、「ウェーディングは下げだけにすべき」という意見もあるけど、現実的に世の中にあふれている「釣れた」と言う情報は、上げの潮を除外することはできない。
だから、上げを狙う人では当たり前のことを、ここで書いておこうかと思う。
まず、三番瀬のような一般的なウェーディングの場所の地形と立ち位置。

これは私がやるときのパターンで、下げは下げていく流れを追うので、行けるところまで行くのが普通。
特に最終ブレイクはおいしいことが多い。
では上げはどうか。
よく見てほしいのは「スリットA」の深さと「上げの立ち位置」なのだが、ウェーディングアングラーはすぐに気が付くと思う。
この潮位で上げの撤収では、スリットでドボン確定なのだ。
良いのそれでw
三番瀬やバンズの特徴は、なだらかなテーブルの所々にスリットがある事。
だから、先端部に行ってあげてきたら、距離的に問題がなければ「後ろに下がるほど浅くなる」ので、スリット以外は問題なく釣り下がることができる。
行きに行けた水位は、帰りも行ける。
これは基本的に間違いではない。(気象条件は別)
だからぶっちゃけ、先端上げ待ち部でギリチョンまでやっても、スリットでドボンする程度で帰ることは可能だ。
肝は、上げの位置を、今まで来た最も深い水位に合わせるだけで良いので、割りと簡単に誰でもできる釣りともいえる。
では次に、今回事故が起きた岬。
この岬は、広いフラットにスリットがあるのではない。
東京湾の出口にたまった砂洲が点々と沖に伸びているのが特徴。
その為に、とてつもない良い流れと豊富なプランクトンが運ばれるため、正直言っていつの時期もスズキは入って来る。(産卵がらみだけじゃないのです)

砂で出来た島から島へ渡り歩くイメージ。
その為、下げで沖まで行くと、渡れなそうで渡れるスリットを何度も超えていく事になる。
必然的に、上げはそのスリットに水が流れ込み、場合によっては激流となる。
問題は、上げの時の立ち位置。
高いところに立つのはナンセンス(潮位が上がったことに気が付きにくい)なのは当たり前で、大事なのは潮位が上がったら「後ろに下がりながら釣りをする」のではなく、即刻その場所から撤収してスリットAよりも岸際へ移動すること。
ただし、場合によっては、それでも間に合わないことがある。
それはシャローの上を流れる水が強く、思っているよりも歩くのに時間がかかる為だ。
下げで前に出るのと同じ速度では、たいがいは間に合わない。
今回の事故があった日は、低気圧により下げの速度よりも早く潮位があげて来たと、現場にいた友人が言っていたので、取り残された人達の読みの悪さもあるかもしれない。
上げは魅力があるのは否定しない。
また、そこを狙っているアングラー(自分も含めて)は意外と多いのだが、釣れていると帰るタイミングも逃しがちになる。
実際にドボンも結構ある。
だけど、「沖でドボン」は絶対にない。
たいがいは「帰りの最後にバレリーナ」になるもので、それは確実に岸に戻れる位置での話し。
それを勘違いして、先端で上げ待ちドボンをしていたら、正直いって毎回流されてえらいことになっていると思う。
分っていてドボンと、気が付かないでドボンでは、精神的に違いが生まれることも知っておいてほしい。
それでも自然相手の遊びだから、不測の事態はすぐにでも起きる。
釣りは臆病なぐらいで丁度いいのだ。
道具云々より、まずはそういう部分を知った上で、ウェーディングを楽しんで欲しい。
本音を言うなら、ウェーディングすら自由にできなくなるのだけは、本当に勘弁してほしい。
- 2016年12月20日
- コメント(5)
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実は その日 その場所で ウェーディングして いた者です……
ローカル アングラーでも やらないような 100m程 沖側に 2つ ウェーディングしている ランプが 点滅していました……
絶対 危ない‼︎ と 想いながらも……
自分は 300m程 離れた位置なので 何も 出来ず 帰ったら その後に 救助要請……他の アングラーも 職質やら⁉︎
生命が 有っての 釣り…………
もっと リスク マネージメントを しっかりとした 釣りを して貰いたいと 切に 願います‼︎
海を 舐めちゃダメって 影響力のある方から 伝えて 欲しいと 思います‼︎
ウェーディングって 海を 知らなきゃいけないし 時刻の 限られている釣りだって事を 解った上で より安全に して貰わなければ ローカル アングラーに とって 寂しい 未来しか 無いと 思います‼︎
釣り場を 残すとか 以前の問題で 無謀な ウェーディングを させないように ローカル アングラーが 促すように コミニュケーションを 取っていくべき 問題なんだと 感じます。
救助要請している人は ローカル アングラーでは あり得ないので コミニュケーションを 密に 取って 未然に防ぐよう 促していきたいとも 思います‼︎
盤洲でも 同じように シーバス アングラーの 肩身が 狭くなる 昨今……
無謀な ウェーディングを 抑止する ローカル アングラーに なりたいと 思います‼︎
YOU
千葉県