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ヒラスズキの南限を追う旅(石垣島2)

  • ジャンル:日記/一般
【1日目】
 
夜明けと共に目覚めました。
全然寝てないことにガッカリしながらも、二度寝が出来ずにウダウダしながらウッドデッキでイップク。
1年越しの調査釣行を楽しみにしている自分を楽しみます(笑)
 
数時間後、助手席にクミチャン(大臣)、リヤのレカロのシートに凪チン(議長)を乗せて埼玉を出ました。
首都高が比較的空いていた為、あっという間に羽田に到着です。
 
さて気になってたのはパーキング。
釣行が決まってから2ヶ月もたっていたので、何処のパーキングに予約したかを忘れちゃったのです(爆)
私の性格から、絶対にプリントアウトして予約表を保管しているはずなのですが、何処を見ても見当たらなかったのです。
2日前にクミチャンへ確認したら「そんなものは管理責任者が把握しておくべき」と怒られちゃったので、2ヶ月前からのメールを全部ひっくり返して探していました。
でも無いのです。
「なんか電話で予約した気が・・・」と思うのですが・・・
 
で、「たぶん私ならココを選ぶはず」というところに行ってみました
 
あった。
ありました。
ちゃんと予約していたみたいです(笑)
いや~、変な汗かいちゃいました。
 
送迎バスで空港へ向い、さっそく荷物を預けました。
 
いきなりクミチャンの荷物が重量オーバー。
その場で店を広げてます・・・
 
次は金属探知機。
毎回、ここでクミチャンはベルトを外します。
毎回、金属たっぷりのベルトを、「あ、これ、引っかかっちゃうのよね♪」と言いながら外します。
毎回、同じ物です。
毎回なので、いいかげん違うのにすれば良いのに・・・
 
いや、何も言いませんよ。
心の中でちょっとだけつぶやくだけです。
 
飛行機に大興奮の凪チンは、「キック!キック!」と言いながら前の席に迷惑を掛けています。
父は平謝り。
その後は泣く事も無く、比較的に良い子にしてくれました。
大好きなマメ(のお菓子)を3分に1回与えるのが良かったみたいです。
 
那覇で乗り継ぎ。
この空港でいつも思うのは、滑走路横に並ぶ戦闘機の違和感。
F-15(あ、18は趣味ではない)が連続して離陸していく姿はとても興奮しますが、それが民間の空港と共有する姿はやはり複雑に思います。
私は、地元高校の通学は、入間基地にある駅を利用していました。
ちょっと行けば横田基地で、そこに勤務している兵隊さんの子が同級生にも居たことがあり、たまに基地で遊んでいました。
でも、沖縄のそれは意味が違うのを、この空港に来るたびに思うのです。
 
 
そんなこんなで、数時間後に石垣島へ到着しました。
 
レンタカーを借りてから、まずは大事なものを買いに行きます。
これ、旅の要素ではかなり重要(笑)
 
それから海沿いをゆっくりと走りました。
初めての石垣島を見て思ったのは、「道路から海へのアプローチが難しい」でした。
所々のリーフは入れるのですが、岬の先端部に行く道が少なく感じます。
伊豆なんかだとちょっと探せば釣り人の道があるのですが、来る前にグーグルでチェックしておいた岬の数箇所は「人間は来ないで下さい」と主張しています。
崖なら何とかなるのですが、ジャングルはちょっと厳しいです。
 
あと、干潮時は河口がほとんど干上がっちゃう。
私、普段のヒラでは川絡みはやらないのですが、今回はこの河口がキーではないかと思っていました。
というのも、塩分濃度と水温の関係で、外洋にダイレクトに面した磯はヒラよりも青物が占有している気がしたのです。
また、移動性の高いベイトが多い場所よりも、河口の方が「数が少ないヒラスズキは定着しやすい」と考えています。
 
スズキがこの時期に汽水域を好むのは、今のところ日本の何処へ言っても共通する現象なので、石垣は河川の多さから島周りの汽水域が多いと思っていました。
が、甘かったようです。
大潮なので潮位差が130cm。
コレを利用した河川の下げを期待しましたが、流入量が少ない(上流にダムがあり、雨水はそのまま海には行かない)為に、河口と言うよりもワンドに近いイメージです。
 
まぁでも、それほど一箇所に固執せずに、今回の釣行は「オフショアからのアウトリーフ」あとはオカッパリで「リーフエッジ」「岬先端」「河口のウェーディング」「川平湾口のカレント」「湾億部の流れ込み」と、状況に合わせて回る予定です。
たぶん一回で終わらないこの島の釣行を考え、とにかく色んな場所を見ることにしています。
 
最初から長期戦(何年掛かるか解らないけど)を想定しています。
 
一度市街地に戻って、港(今回はデイゲームのヒラ狙いなので興味なし)をチェックしました。
釣具屋を見つけて、買い物ついでに情報収集。
 
店の中にはエサ釣りの道具が溢れていましたが、店の主にヒラスズキの話を振ってみました。
「はぁ、そんな魚は知らんねぇ。タマンの事かい?」
すかさず、横でスルメをかじりながら泡盛を飲んでいた人が「そりゃぁガーラだろ?そこの港でイカを使うと釣れるよ」と。。。
 
あ、ありがとうございます(汗)
とりあえずフックと溶接リングを買って、御礼を言ってから店を出ました。
 
う~ん、なかなか手ごわい。
つうか、そのスルメは昨晩の残り物ですか???
 
ドライブがてら幾つかのポイントを見て、宿に向かいました。
今回の宿は、川平湾にある「上や」さんにお世話になります。
この宿は、今回誘ってくれたチャリ君の定宿で、主人が釣り好きなのです。
しかもその主人のご友人(海人)が、船を出してくれるというのです。
 
ご挨拶をして綺麗な部屋へ案内されました。
さっそく自分のスペースを押入れに造ります。
 
これ、宿がある遠征ではとても大事です。
しっかりと根付かせます。
明日の朝一で船に乗る予定なので、準備をしながらチャリ君が来るのを待ちます。
 
しかし、連絡では20時頃に来る予定だったのですが、いつまでたっても来ません。
凪チンも眠くなってくるので、食事をしながら待つ事にしました。
 
事前に聞いていたのですが、かなりボリュームもあり美味しいです。
オーナと色々と話をしながら、楽しい夕食を戴きました♪
(西にあるので日没時間が遅い為、石垣タイムでは20時頃から夕食らしいです)
その土地の特別な事情は、いつ聞いても面白いと思います。
 
今回の旅、宿泊中に選挙を迎えた事もあり、宿の人たちともその話しが頻繁に出ました。
『沖縄の選挙は特殊です。無所属立候補のほとんどが実はある党に所属(もしくはそれに近い形)しているのに、基地問題の関係で票が取れなくなるから無所属で出ています』と。
 
だから『公約は全て信用しない』のだとか・・・
ちなみに、島では字が書けない年配の方も多いため、名刺での投票(名刺持って言って「この人に」とやれば、代わりに投票してくれる)が有効らしいです。
その為に、候補者は相当数の名刺を配るらしく、トランプのババ抜き状態でお年寄りが投票所へ向かうと。。。
 
また、党内のポスターも意味の解らん物がありました。
普通、選挙ポスターにイタズラ(目にガビョウさしたり、ひげ生やしたり)をされると、誰かが来て数日で直されちゃうのですが・・・この島はそうでもないらしいです。
駅前放置チャリ駐禁の「警告」って書いてあるステッカーを顔の真ん中に貼られたある候補者のポスターが、5日間も掲示されていました。
まぁ、私としてはそのイタズラ主のセンスの高さ(たぶん政治的意図は無いと思います)に脱帽したのですが、やっぱりちょっと内地とは違うんだな~と思う出来事でした。
 
1時間後にチャリ君が到着。
挨拶する前に「やった~!カニ拾った~!」と叫びながら、板場に消えていきました・・・
 
まぁ、バカな釣り人同士の再開はそんなものですね。
 
明日の出船は9時(潮引くと戻れない場所に係留しているらしく、出船したら夕方まで海の上ですw)という事で、その前に夜明けのオカッパリに行く事にしました。
あとは何を話したか覚えていません(笑)
とりあえず、2人で泡盛1本。
 
 
【2日目】
 
ついに石垣島での調査が始まりました。
 
朝5時に起床して、車に荷物を積み込みます。
さぁ出発!
と思ったら、チャリ君が起きてきません。
まぁ何時もの事です。
2年前のシイラの時は、1時間遅れてきましたからね。
 
確保のために部屋へ・・・
歯を磨いていました(笑)
 
さて、関東のヒラリーマンはこの時点で「その時間に出たらゴールデンタイムに間に合わないのでは?」と思うかもしれませんね。
でも良いのです。
石垣は、日没が遅い分、日の出も遅くなります。
5時じゃぁ真っ暗です。
今日のポイントまで車で10分なので、まだ早いぐらいでした。
 
これ、何を表すかというと、「前日にシコタマ飲んでも、睡眠時間がたっぷり取れる」という事です♪
この時期の伊豆ヒラ、ホントに辛いんですよね~
睡眠時間1時間で「ハイ出発ですよ~」なんて事が良くあります。
何度酒を諦められなくて、朝を逃したか(笑)
 
5分で出発。
真っ暗闇の中、ポイントを目指して車を走らせます。
 
石垣は島周遊道路の舗装状況がとても良く、さらに適度なコーナーが多くて楽しいです。
でも、「たまに酔っ払いが落ちてるから気をつけてね」と言う事で、暗い内は気をつけましょう。
 
と、突然、チャリ君が「車を停めて!」と言いました。
あわてて停めるなり助手席から飛び出して、闇夜に浮かぶ自動販売機に向かっていきます。
あぁなんか飲み物買うのかな?と思って待っていたら、何にも買わずに帰ってきました。
 
あれ?何にも買わないの?
 
「居ませんでした」
 
は?
 
「いや、だから、居なかったんですよ」
 
何が?
 
「え?クワガタですよ。真っ暗な場所にある自販機は一級ポイントなんですよ~!!」
 
あ、そういうことですか(笑)
 
で、何箇所かランガンして、ぼんやりと明るくなる頃に到着しました。
ココは飛び出した半島の先っぽです。
チャリ君曰く、もっとも「何時もの磯」と状況が似ている場所ということです。
と言う事でフル装備で出発。
 


駐車場からポイントまでのルートは、至って解りやすいです。
灯台の横からちょっと伊豆っぽい崖を降りて行き、そこから10mほどの水路を渡って島に上り、ノリでツルツルの面をヘツリながら先端にいけます。
 
言うなら、関東でヒラやるにもっとも嫌なパターンを全部持っていると・・・
波あったら絶対に無理。
しかも崖上に花束置いてあるあたりがお約束(泣)
 
せっせと準備してアプローチ。
かなり厳しい場所を下りていきます。
一歩踏み外したら20mは滑落しますね。
帰りに知ったのですが、ルートをミスってました(笑)

まぁまぁ、良くあることです。
 
下りて渡ってヘツって、10分ほどで到着しました。
 
 
距離は無いけど高低差はけっこう在りますね。

さぁ、いよいよ始まりです!


続く
※20000文字規制の為、数回に分けてお送り致します。
余計な文章が多い!と言う突っ込みはナシでお願いしますw



【お知らせ】
7/17にfimo東京オフ会を行います。

 
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