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不調の干潟でテスト

  • ジャンル:釣行記
今年の早春は、なぜか不調の噂が立っているその干潟。
近くの河川は例年通りというか、やっぱり早いタイミングの魚は取れているのですが、なぜかココだけは不調の話しが絶えません。
先月始めに確認しに行ったときは、「あれ?ターンオーバー?」というブクブクのなか、仲間と秋の鉄板場所に入ってノーバイトを喰らいました。
 
もともとこの時期は、仕事を終えてから急いでいってもエントリー潮位やら先行者やらの関係で、上げの一瞬で数バイト獲るイメージなのですが、その僅かなチャンスすら伝わってこないのです。
 
居ないって事は無いとおもってます。
そこからほんの少し離れたワンドでは、新年早々から釣果も上がってはいます。
どう考えても、そこに行く為の出入りで通過してるはずなんだけどなぁ。
 
でも結果は出せないままでした。
そんな昨晩、ハルシオンシステムのルアーのチェックをしに行きました。
 
好調の内房方面干潟に行くのも在りですが、やっぱり新しいルアーを試すなら、自分である程度把握している場所に行きたいかなと。。。
場所もルアーも初めてじゃ、今後の基準にするにはちょっと難しく感じます。
 
夕方から雨の予報でしたが、たまには天気予報も当たるもんですね(笑)
首都高は完全にウェットコンディション。
パドルシフトで3速から5速の間を行ったり来たり。
タイヤに掛かる縦横縦のトラクションを常に意識しながらの走行でした。
 
仲間との待ち合わせは19時でしたが、ちょっと遅れてしまいました。
雨の中無理やり来て頂いたのに、すみません(汗)
 
今回は、とにかく幾つかのルアーを泳がせてみて、干潟での自分の釣りとイメージをすり合わせるのが目的。
 

預かったサンプルをざっと見て、とりあえず気になったルアー達。
もちろんシーズンの意識をしています。
 
さっそく準備して入水。
幸いなことに、先行者は一人も居ませんでした。
まぁ当たり前かw
こんな天気で、わざわざ渋い場所に来る人も居ないと。
 
昨晩から続く雨で、上澄みは淡水が下げの水で走りますが、底水はやや濁りが入ってます。
遠くには千葉港湾の工場の明かりが、雨にかすみながら見えます。
 
この場所は、おそらくこの干潟の中では元も複雑な地形変化を持つ場所。
ブレイクの先にある崖や、南国の珊瑚のように成長した牡蠣ガラ。
そこを2年前からコツコツと開拓。
本当に地味に開拓をしてきました。
 
知ったのは、風であっという間に流れの向きが変わり、下げの中でも右に行ったり左に行ったりと、突然に状況が変化するのです。
それが楽しく、また難しく感じるところです。
短時間でこんなに状況が変化する場所も、この干潟では珍しいのです。
また、その豊富な変化によって、シャロー、ブレイク、航路、アップ、ダウン、と、干潟が持つ様々な状況を移動せずに全て試すことができます。
まさにルアーテストにはもってこい♪
 
あっという間にずぶ濡れ。
泳いだわけじゃないですよ(笑)
 
本日は干潮が21:30と言うことで、短時間勝負と決めていました。
上げは待たずに撤収予定。
 
とりあえず一通り、持ち込んだルアーをキャスト&リトリーブしてみます。
フンフン。なるほどね。。。
と楽しんでいたら、あっという間に1時間(笑)
 
ボチボチ潮止まりです。
ここから集中して、1本でも良いから魚を出そうかと。
 
選んだのはgozzo12のFってヤツ。
このルアー、幾つかのウェイト違いがリリースされていますが、今回はその中間的なヤツを選びました。
 
去年の秋から、干潟で使えるリップ付きミノーを幾つか検討してきました。
欲しかったのは、トルクの無い細かいロール方向のピッチ。
どうしても「距離を出す為に重くして、鈍くなった動きをリップで無理やり動かす方向のルアー」ではトルクを感じてしまうので、なかなか「これ良いな~」と思うところが少なかったのです。
もちろんそう言うのが良い場所や時もありますが、ダウンで使えるリップ付きが欲しかったのです。
あ、良いな~と思っても、3フックだったりして、ちょっとガッカリしていました。
 
ハーフテンション(もしくはクウォーターテンション)のラインで泳がせる、非常に微妙な塩梅の問題です。
ですから、状況によっての幅も必要。
河川のドリフトに近い感覚かもしれませんね。
あれを干潟でやって、ルアーが自発的に動いて欲しいなぁ・・・と。
 
干潮前の最後のクロスラインが現れました。
今日の風向きと流れでは、もう戻ってこないと思われるそのライン。
 
淡水の上水と、海水の底水が一時的に表層でクロスするヤツです。
狙ったのは、その海水側をルアーレンジにあわせて長く引けるコース。
 
小さいけど、いっぱい釣れた訳ではないけど、このスズキが与えてくれた物は大きい。
この繰り返しを何回もやって、釣果に裏付けられた自信を持つ事が大事。
じゃないと、憶測だけでは「本当の勝負時に投げられないルアー」となってしまいます。
その第一歩を、この渋い中で踏み出せたのは意味がありました。

求めていたルアーがハルシオンシステムに在ったのは偶然ですが(笑)

 
コレで満足し、仲間の釣りを眺めて終了♪
ほんとに嬉しい1本。
ありがとう。
 
雨の中、付き合ってくれた仲間に感謝。

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