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トップガイド交換

という訳で、トップガイドを交換しましたので、ログを残しておこうかなと思います。

参考にさせて頂いたサイトはこちら。
・ジャストエース(動画ページtop、スレッドの巻き方など色々)
・ジャストエース(トップガイド交換動画)

・Natural World 釣りブログ

まぁ、上記2サイトを観れば、この記事は読まなくても良いかなと思います(笑)。


必要な物……といいますか、今回使った物は
・交換するガイド
・スレッド
・接着剤
・ナイロン筆
・カッター
・ヤスリ(ガイドの足を削ります。平らな面があるもの)
・サンドペーパー(必要なら……)
以上です。


完璧にやりたい人は、こちらのようなエポキシコートを用意した方が良いと思いますが、その場合はフィニッシングモーターが必要になるので、なんといいますかロッドビルディングを趣味にするとか、しょっちゅうガイド直しているという人以外にはお薦めできないと言いますか、フィニッシングモーターを買うか自作するか、コーティング剤が乾くまで自分でロッドを回し続ける時間と根気が必要になってきます(笑)。


で、トップガイドを取り外す前に、記念撮影をしておきます(これ大事)。
en4bvykmdhe9j7vxsh7k-10e32b92.jpg
見事に足が曲がっています(笑)。
見えにくいですが、ピンライン(飾りの白いスレッド)が入っていますが、今回はピンラインは入れません。

つーか、手先があまり器用ではない私は、初めての作業でそんな冒険は出来ません(笑)。

それから、今回のトップガイドは足付きですので、どうしてもスレッドを巻く必要がありますが、スレッドなんか要らねぇという方は、同サイズで足のないガイドを買って取り付けるというのもありかと思います。

ちなみに今回は、折角なのでステンレスガイドをチタンガイドに交換です。

手で持ったぐらいでは違いがわかりませんが(笑)。



写真を撮ったら、トップガイドの足の部分に当たるスレッドをライターで軽く炙って、カッターで削ります。

この辺りの作業は、ジャストエースさんのガイド交換の動画を参照にしてください。

で、足が剥き出しになったら、トップガイドを軽く炙ってペンチで引っこ抜きます。

手でやっても良いですが、その場合は火傷に注意してください。

ここでの作業の注意点は、上記やけどと、真っ直ぐ引っこ抜くことと、炙り過ぎです。

ちなみに私の場合は軽く炙って、思いっ切り引っこ抜きました。
するっと外れるかどうかは、火加減次第かと思いますが、私の場合は少し炙りが足らなかったようです(くれぐれも炙り過ぎに注意です。ブランクが痛みます)。

で、引っこ抜くとこんな感じ。
4h2hjfd7zjwm2h2k8edy-04e3cebc.jpg
このままだと、スレッドが巻けませんので、残ったスレッドや接着剤をライターで軽く炙りつつ、カッターや爪で掃除していきます。

あくまで炙り過ぎに注意です。

で、ジャストエースさんの動画では、綺麗にするするとほどけていますが、なんといいますかそんなに上手く行くかどうかは知りません(笑)。
私の場合は、「本当にこれ糸なのか?」っていうくらい、パリパリとちょっとずつしか剥がれなかったので、結構苦労しました。

そして、ある程度綺麗にしてやった画像がこちら。
gkanx79sfis6x25n6a9r-4fd12de9.jpg
これが今の精一杯。

まぁ、上からスレッド巻くしね……。



つーことで、次は新しいガイドを取り付ける訳ですが、スレッドを巻く上で、足の傾斜がきついと巻きにくいらしく、足を少し削ります。
細かい作業の仕方は、ジャストエースさんに動画が上がっていますからそちらを参考にして頂くとして、削った足がこちら。
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下が壊れた方。上が新しいガイド。

ただ、これくらい小さい(5.5-1.4)トップガイドだと、別に足を削らなくても良かった気がします。
気分の問題です。


それから、このガイドを差し込むのですが……。






入んねぇ(笑)。






つーか、メーカーに問い合わせたので、このサイズで合っているはずですが、このチタンガイドの穴の方が見た目、明らかにちょっと小さいです。

なので、ブランク(の塗装)をサンドペーパーで削ります。


ビビりなので、家にあった#2000番のペーパーでちょっとずつ削ったのですが、これが一番苦労しました(笑)。

もうちょっと番手の小さいヤツでやれば良かったなと思います。
(普通は#1000~1500くらいで削れば良いと思います)

で、ある程度、古いガイドと同じぐらいブランクに刺さるようになったら良かったのですが、途中で諦め(笑)、ある程度良い所で接着することにしました。


良い子は真似すんな!!




そこで使ったのがハイスーパー5という何とも言えないネーミングの、エポキシ系接着剤です。
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実は、家にあった(笑)。

これを少しだけ練って、ブランクに塗ったくってトップガイドを刺します。

刺すと、接着剤がはみ出てくるので、綺麗に拭き取ります。
ちなみにアルコールかシンナーが付いた布で拭くとか何とか書いてあった気がしますが、着けた直後ならティッシュで綺麗に拭き取れます。

5分で硬化が始まるので、別に待たなくても良いとは思うのですが1時間程放置してからスレッドを巻きます。

ちなみに、俺はスレッドなんか巻かねぇという方は、ここでおしまいな訳ですが、その場合は上記作業の時にはみ出た接着剤を上手くガイドの付け根に盛ることで、ラインが引っかからないように処理すれば良いかなと思います。



さて今回は、修理するロッドもジャストエースさんのものですので、純正品といいますかジャストエースさんのスレッド(番手も教えて貰った)を巻いていきます。
627j8fn25zhpgxc7i6cf-342b848c.jpg

巻き方は動画を参照にして貰うとして、少々慣れが必要と言いますか、巻き終わる頃に慣れてきます(笑)。

一瞬、もう一回やり直そうかとも思いましたが(200mもあるし)、素人にしてはそこそこ普通に巻けていますのでこのまま行く事にしました。


コツは……。

動画で言われている以上のことはないかなと。

巻き上がりはこんな感じです。
fjcsebu7rfgnktd7rxff-9d8d4918.jpg
ちょっと長めに見えるのは、巻き初めの位置が元位置より少し下からだったのと、ガイドの刺さりが2,3mm甘い為かと思います。


で、スレッドをコーティングしていく訳ですが、どうするのかと言えばハイスーパー5を使います。

ここで更に楽して(笑)、しかも仕上がりに拘るなら、仕上がりがよりクリアな類似品のハイスーパークリア3を使った方がより良いかも知れません。


つー訳で、ハイスーパー5を改めて練った後、スレッドに乗せていく訳ですが、エポキシコートよりも粘度が高いのでそのままだと塗りムラと言いますか、かなり偏った厚みになってしまいます。

ですので、ここでもライターを使って炙っていきます。

炙るのは、エポキシをナイロン筆に取って、そこで炙っても良いですが、私はスレッドに乗せてある程度まんべんなく均してからロッドを炙りました。

炙ると(時間は一瞬です)、サラサラになる(柔らかくなる)ので、筆で均して、余った接着剤を筆で取りつつ、手でグルグルロッドを回します。

この辺りは、ジャストエースさんの動画のやり方を参照にしてください。
接着剤もコーティング剤もあまり変わりません。

で、しばらくの間、手でグルグル回し続けます。
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テレビを観ながらグルグル回していても20分位で飽きてくるので(笑)、ちょいちょい向きを変えながら放置します。
(もう垂れたりはしませんが、気分の問題です)

そして待つこと24時間。
m59scbkewftxtrpnyfow-34e20ed2.jpg
完全硬化したはずですので、釣りに行けるはず(笑)。


今回、ハイスーパー5でコーティングしましたが、淡色透明とパッケージにある通り、ほぼ透けますのでこういったパステルカラーのスレッドでも色に違いは見えませんでした。
ですので、ハイスーパークリア3をわざわざ買ってやる必要はないかなと私的には思います。



※2017/01/13追記
一年くらい経つと、流石にパステルカラーのスレッドだと変色(黄変)していることに気付かされます(笑)。
なので、仕上がりに拘る方は、素直にフィニッシィングモーターとエポキシコートを遣った方がよろしいかと……。
ちなみに、黒のスレッドのヤツはぱっと見、変色には気付きません。



反省点は、やっぱりもうちょい削って、ガイドを後数ミリ突っ込んどきたかったかなと思いますが……。

まぁ、概ね上手く出来たかなと。



その他注意点としては、この接着剤は臭うので、作業中は換気する必要があります。
それからライターで炙る際は、ロッドを回しながら移動させながら炙ります。1点を長時間炙るのは危険です。
それと、接着剤を使った場合は筆が1本おしゃかになるので、100均の絵の具コーナーに売っているナイロン筆を使うのが良いかなと思います(私はそうしました)。

後は、実釣で確かめるだけです。



ということで、ガイド修理をされる方の参考にして頂ければ幸いです。

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