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▼ ハードルアー縛り…に出来ない私
- ジャンル:釣行記
- (ロックフィッシュその他, ラーメン, 湘南, メバル)
気付けば4月になってしまいました。
3月中旬に突然暖かくなって桜が満開になった途端に今度は花冷えですね。調子狂います。しかも相変わらず杉檜の花粉は全開で発散しているようで…花粉症と言うのは年々酷くなってくるようで、今シーズンの私に至っては喉の奥まで炎症が進んでいるようです。声がガラガラです。
先週は忙しくなって釣りに出ることが出来ませんでした。そして今年は、今月の半ばから来月半ば過ぎ頃までが非常に忙しくなりそうで、春のベストシーズンに釣りが出来なくなりそうですorz
行くなら今しかない。ということで昨日夕方、先日までの疲れが少々残っていましたが、踏ん切り付けて出かけたのであります。ポイント選択に悩みましたが、釣り友の誰に聞いても芳しい情報が得られない伊豆方面は諦め、今シーズン調子の良い近場の岸壁に。
急な話なので釣り友と調整を付ける暇がありませんでしたので、出撃の旨だけを達人衆にメールすると、Mさんと810さんが付き合っていただけることになりました。
4月に入り、道路は驚くほど空いています!道路工事はなく、車の数も3月に比べて半分ではないか?と思えるほど。小腹がすいていたので、本当はコンビニで何か買って運転しながら食べるつもりでしたが、せっかくなのでラーメンを食べて行くことに。
地元相模原市内の『熱血ラーメン 遊びじゃネェんだよ!』です。

「熱血醤油(650円)」
ジャンルでいうと京都ラーメンになると思います。これがこの店の定番メニュー。
ベースは豚骨ですが、九州ラーメンのように白濁させず、カエシの醤油がキリッと立っています。その豚骨出汁濃度は驚くほど濃厚。どっしりとした飲みごたえあるスープに仕上がっています。
麺は細ストレート麺。製麺所に特注していると思われ、ザクッとした食感でスープを良く持ち上げます。
そしてチャーシューが素晴らしい。厚切り大判のバラ肉チャーシューが2枚。スープに良く馴染む味付け。
丼中央に添えられた九条ネギは、スープを良く落ち着かせると同時に、その味は立派な具として昇華されています。
チェーンの京都ラーメン店には絶対に負けない美味しさ。価格も控えめで素晴らしいです。

「熱血豚骨(700円)」
この店のもう一つの定番メニュー。
写真は大盛で800円。こちらはスープを白濁するまで強火で炊いたもの。骨髄から摂られる自然な動物成分の甘みと、恐らく芋などの野菜を炊いたものと思われる甘みが感じられるスープ。手前側に見える赤いものは、紅生姜を細かく刻んでペースト状にしたもので、スープの甘みを緩和する役割があり、なかなか面白いです。

「期間限定 坦々麺(750円)」

「セットチャーハン(350円)」
この店は定番メニュー以外に、定期的に限定メニューを提供してくれます。それらがことごとく旨い!中でも最近食べた「坦々麺」は大変気に入って3回食べました。この店独自の坦々麺の解釈で作っているので、中華料理で一般的な坦々麺とは違いますが、ベースのスープが良いのでこうした調理麺もとても旨い。
また、人気のサイドメニューが「セットチャーハン」で、ラーメンとセットでこの価格で食べることが出来ます。仕上げにラーメンスープの出汁を加え、ちょっとしっとりと仕上がったチャーハンも絶品。
店の名前は凄いですが、店主はいつも笑顔で非常に優しい接客です。
今回食べたのは一番上の『熱血醤油』。開店当初から少しずつ改良が加えられ、より美味しくなってますw
【店データ】
『熱血らーめん 遊びじゃネェんだよ!』
住所:神奈川県高相模原市中央区横山4-24-12
電話:042-769-2655
定休:水曜日(水曜日は餃子専門店として営業)
時間:11:30-15:00 17:00-21:00
(水曜日は11:30-14:00)
さて飯も食ったし出発です。それにしても道路が空いているなw
3月は相模原を脱出するだけで一時間もかかってうんざりしましたが、この日は流れる流れる。ラーメンまで食ってきたのにMさんとの約束の時間よりもはるかに早く着いてしまいましたよ。なのでのんびりとタックルをセットし、それでもまだ時間があるので、明るいうちにのんびりとポイントの様子を確認します。
…
…
…
凄い数のウミウシがいますけど!!!
そして相変わらずおびただしい量の海藻。手前から10m~15mくらいの範囲をほぼ全面的に覆い尽くしています。
このウミウシの数には合流したMさんもびっくり。ウミウシも産卵シーズンなんでしょうか?ものすごい数、大きさのウミウシが浅瀬で大量にうごめいています。触角を動かし、落とし込んだジグヘッドに反応しています。本当にフィッシュイーターなのか!!!不気味すぎる!今回もボトムの釣りは危険そうですな^^;
明るいうちはポイントを荒らさないようにゆっくり様子を見ながら過ごし、試しに手前側のボトムに生える海藻の隙間にワームを落とし込んで穴釣りをしてみます。岸壁に近い個所の穴にジグヘッドを落とし込むと…

出ましたムラソイくんw
体長16,7センチのチビちゃんですが、落とし込んだ瞬間に竿先をひったくるように持って行くバイトは小気味よく癒されます。
そして18:00になり、日没を迎えます。いよいよプライムタイムなわけですが…どうしたわけか、今回はなかなかバイトが出ません。まだ潮位も上がりきっているわけではないので海藻が横に寝てしまって、ジグヘッドが絡まりやすく、なおかつスリットになる個所が ほとんどありません。しばらくの間は二人で間隔を取って、海藻帯の手前側を平行に引くイメージで釣っていました。そのうち極めて小さなバイトが出始めました。


ともに10㎝足らずのマイクロサイズ^^;
よくぞこんな魚が食いつくものです。どうやら先ほど来のショートバイトは、このチビちゃんたちが喰いきれないでいたのですね。

それでも海藻帯の際ギリギリの箇所にフォールすると、リーリングしてすぐに良型が出ました。これはちょうど20㎝。

これも良いコンディションの21㎝。
実は今回、バスロッドを使っています。と言っても、メッキシーズンに購入した好感度ソリッドティップのフィネスモデル。この手のロッドが繊細なメバル釣りにどの程度対応可能か知りたかったのですが、結果から言いますと、感度は素晴らしいです。先述のショートバイトは、従来のロッドであれば海藻への根掛かりなのか、バイトなのかの判断は難しと思います。それほど繊細でした。ところが好感度ソリッドとは大したもので、極小さなバイトでも、明らかに生命感を伴って手元に伝わってきます。
ただし良いところばかりではなく、魚をはじきやすいと思います。これは今後の私の課題で、ロッドの感度を生かしてショートバイトを取り、これを確実にヒットに持ち込むのが目標になります。
今回このロッドを使ったことで、今後のロッド購入の際の参考になったことと、自分の釣り方が概ね間違っていないことが確認できたことは収穫でした。

更に18㎝を追加。前回釣行時のような入れ掛かりにはなりませんが、コンスタントに釣れてきます。
こうなると別の釣りがしてみたくなります。毎回ジグヘッド+ワームばかりでは面白くない…ならばここからはハードルアー縛りにしよう!と、魚竹さんばりにわざと難しい釣りに挑むのでした。

最初は海藻帯に巻かれたり、ゴミを引っ掛けたりと苦労しましたが、海藻帯の切れ目を見つけて遠投し、海藻帯のエッジに差しかかる所までリトリーブしてきたところで喰ってきたのがこの魚。ヒットルアーはDAIWA/月下美人 夜霧でした。シャローなポイントなので、フローティングタイプが効果的です。地磯のポイントなどでは遠投が必要なので、なかなか軽量のプラグの出番がありませんが、今回のように海藻帯が近くにあれば問題なくポイントへのアプローチが可能です。

続けてSMITH/LUNA 47SPで18㎝。
一時期管釣りもやっていた私は、今はタックルボックスの肥しとなっているトラウト用のルアーがいくつかあります。こうしたルアーはこんな時こそ再利用。トラウトルアーは海のライトタックルゲームに応用可能なルアーが沢山あります。そんな中から自分でヒットルアーを見つけるのも楽しみの一つ。

更に同じくSMITHのSTILLで17㎝。これが本日のヒットルアーになりました。シャローで、しかも根掛かりしやすい海藻が密生したポイントでは、ロングビルタイプのミノーはそのリップ形状からボトム感知能力が高く、根掛かりを回避しやすいです。これもトラウト用ですが、サイズがこの海域のメバル用にピッタリで使いやすい。特にこのシラスカラーはメバルに向いていると思います。

これは良型の22㎝。


SMITH/STILLでは一時期連発も。スローリトリーブなので、潮位が上がってきた時間以降はほとんど表層付近を漂うような動きになっていたはず。ほとんどの魚はフロントフックに掛っていましたので、表層に漂っているルアーの腹めがけて食ってきていることが分かります。

サイズこそジグヘッドで釣るのと大差がありませんが、ハードルアーで釣ると何故か“釣った”感が上がります。嬉しさも倍増。
この魚はキャストし、着水後のラインスラック回収中にバイトしてきたもの。表層が意識されていたのでしょう。
その後潮止まりが近付くとなかなかバイトが出なくなりました。途中から加わった810さんも、最初の一時間は快調に連発させていましたが、やはり21:00を過ぎたころから釣れなくなりました。
私は相変わらずハードルアーをローテーション。もう一度DAIWA/月下美人 夜霧で海藻と平行にリトリーブしていると、カツン!という今までになく明快なバイトが出ました。シャープに合わせるとヒット。その重みから、今日一番を確信しました。そして…
…
…ジリジリッ…
ジジーッ
ジリッジリッ…ジージー
ジッジッジッジジー!!!
何じゃー!!!
またシーバスですよ!
狙っていると釣れないくせに、何故か他の魚釣ってると良く釣れてしまうシーバス。この引き方はセイゴクラスじゃないな…何度か走られつつ寄せたは良いが、岸壁なので足場が高い。魚は目測で…50㎝以上は間違いなくあるな…50㎝のシーバスって重さどれくらいだろう…う~ん分からん!
どのみちランディングツールがないのだから抜きあげるしかないか!と覚悟を決めたその時、突然のフックアウト!暴れて口切れしたようです。まあルアーも無事だったし良しとしよう。
その後は沈黙…Mさんも810さんもなかなかバイトがないと言っていましたが…遠くの方でMさんが何か言ってます。あれ何だかデカい魚ぶら下げてますよ…
なんと25㎝オーバーの良型を釣りあげていました!この時間帯に素晴らしい!Mさんは私と同じようにプラグ中心に釣っていましたが、あまりにも当たらないのでワームに変えたそうです。海藻帯と崩れテトラが入っているポイントをデッドスローで流して会心の一尾。
これを見ていた810さん。同じように海藻帯のエッジを攻めて25㎝オーバーをゲット!
この方々が達人たる所以は、他の人の釣ったメソッドをすぐに自分のものにして釣ることですね。流石です。
さて、これを見ていた私はと言いますと…しばしハードルアー縛りに徹しておりました…
…んが、やはり我慢が出来ずにジグヘッドに変更w
その結果…

本日一番の23㎝!

う~ん良い魚だw
自分に果たした掟を守りきれない自分を恥じつつ、やっぱり釣れれば嬉しい私。人間て弱い^^;
その後、達人たちは25㎝オーバーをさらに追加したりと、相変わらずぽつぽつと釣っていますが私には全くバイトが出なくなりました。23:00近くになり、先日までの疲れが出てきたところ、そろそろ潮時かなと思っていた時、海藻帯のエッジを攻めていたはずの私のロッドに何か引っかかりました。根掛かりかと思ったら、引けばどんよりと動きます…
この重量感、何ともなまめかしい感触、嫌な予感がします。岸壁の際まで寄せて、810さんにヘッドランプで照らしていただいたその先には…やっぱりお前か!!!しかも今までかけた中でも最大級のウミウシですよ!!!
こいつは竿が折れるといけないのでラインを掴んで抜きあげようとしましたが…ブチッ!!!
ショックリーダーとメインラインの結び目からブチ切れましたorz
これで完全に心が折れた私は試合終了。まだもう少しやって行くという達人お二人にいとまを告げ、帰宅いたしました。
今回釣行はハードルアーでの釣りと、好感度ソリッドティップのロッドの可能性が分かったことが大きな収穫となりました。ハードルアーの釣りは、ジグヘッドの釣りのようにオートマティックに掛ってくれないけど、こうした好感度のロッドで掛けに行く釣りは非常に楽しいですね。
【Tackle Data】
Rod :Major Craft/VKS-S68L/SFS
Reel :Shimano/11TWINPOWER 1000PGS
Line :PE#0.3
Leader:Fluoro carbon 4LB
Lure :SMITH/LUNA 47S
SMITH/STILL
DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
DAIWA/GEKKA-BIJINN YOGIRI 4F
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
34/OCTPUS1.8inch
3月中旬に突然暖かくなって桜が満開になった途端に今度は花冷えですね。調子狂います。しかも相変わらず杉檜の花粉は全開で発散しているようで…花粉症と言うのは年々酷くなってくるようで、今シーズンの私に至っては喉の奥まで炎症が進んでいるようです。声がガラガラです。
先週は忙しくなって釣りに出ることが出来ませんでした。そして今年は、今月の半ばから来月半ば過ぎ頃までが非常に忙しくなりそうで、春のベストシーズンに釣りが出来なくなりそうですorz
行くなら今しかない。ということで昨日夕方、先日までの疲れが少々残っていましたが、踏ん切り付けて出かけたのであります。ポイント選択に悩みましたが、釣り友の誰に聞いても芳しい情報が得られない伊豆方面は諦め、今シーズン調子の良い近場の岸壁に。
急な話なので釣り友と調整を付ける暇がありませんでしたので、出撃の旨だけを達人衆にメールすると、Mさんと810さんが付き合っていただけることになりました。
4月に入り、道路は驚くほど空いています!道路工事はなく、車の数も3月に比べて半分ではないか?と思えるほど。小腹がすいていたので、本当はコンビニで何か買って運転しながら食べるつもりでしたが、せっかくなのでラーメンを食べて行くことに。
地元相模原市内の『熱血ラーメン 遊びじゃネェんだよ!』です。

「熱血醤油(650円)」
ジャンルでいうと京都ラーメンになると思います。これがこの店の定番メニュー。
ベースは豚骨ですが、九州ラーメンのように白濁させず、カエシの醤油がキリッと立っています。その豚骨出汁濃度は驚くほど濃厚。どっしりとした飲みごたえあるスープに仕上がっています。
麺は細ストレート麺。製麺所に特注していると思われ、ザクッとした食感でスープを良く持ち上げます。
そしてチャーシューが素晴らしい。厚切り大判のバラ肉チャーシューが2枚。スープに良く馴染む味付け。
丼中央に添えられた九条ネギは、スープを良く落ち着かせると同時に、その味は立派な具として昇華されています。
チェーンの京都ラーメン店には絶対に負けない美味しさ。価格も控えめで素晴らしいです。

「熱血豚骨(700円)」
この店のもう一つの定番メニュー。
写真は大盛で800円。こちらはスープを白濁するまで強火で炊いたもの。骨髄から摂られる自然な動物成分の甘みと、恐らく芋などの野菜を炊いたものと思われる甘みが感じられるスープ。手前側に見える赤いものは、紅生姜を細かく刻んでペースト状にしたもので、スープの甘みを緩和する役割があり、なかなか面白いです。

「期間限定 坦々麺(750円)」

「セットチャーハン(350円)」
この店は定番メニュー以外に、定期的に限定メニューを提供してくれます。それらがことごとく旨い!中でも最近食べた「坦々麺」は大変気に入って3回食べました。この店独自の坦々麺の解釈で作っているので、中華料理で一般的な坦々麺とは違いますが、ベースのスープが良いのでこうした調理麺もとても旨い。
また、人気のサイドメニューが「セットチャーハン」で、ラーメンとセットでこの価格で食べることが出来ます。仕上げにラーメンスープの出汁を加え、ちょっとしっとりと仕上がったチャーハンも絶品。
店の名前は凄いですが、店主はいつも笑顔で非常に優しい接客です。
今回食べたのは一番上の『熱血醤油』。開店当初から少しずつ改良が加えられ、より美味しくなってますw
【店データ】
『熱血らーめん 遊びじゃネェんだよ!』
住所:神奈川県高相模原市中央区横山4-24-12
電話:042-769-2655
定休:水曜日(水曜日は餃子専門店として営業)
時間:11:30-15:00 17:00-21:00
(水曜日は11:30-14:00)
さて飯も食ったし出発です。それにしても道路が空いているなw
3月は相模原を脱出するだけで一時間もかかってうんざりしましたが、この日は流れる流れる。ラーメンまで食ってきたのにMさんとの約束の時間よりもはるかに早く着いてしまいましたよ。なのでのんびりとタックルをセットし、それでもまだ時間があるので、明るいうちにのんびりとポイントの様子を確認します。
…
…
…
凄い数のウミウシがいますけど!!!
そして相変わらずおびただしい量の海藻。手前から10m~15mくらいの範囲をほぼ全面的に覆い尽くしています。
このウミウシの数には合流したMさんもびっくり。ウミウシも産卵シーズンなんでしょうか?ものすごい数、大きさのウミウシが浅瀬で大量にうごめいています。触角を動かし、落とし込んだジグヘッドに反応しています。本当にフィッシュイーターなのか!!!不気味すぎる!今回もボトムの釣りは危険そうですな^^;
明るいうちはポイントを荒らさないようにゆっくり様子を見ながら過ごし、試しに手前側のボトムに生える海藻の隙間にワームを落とし込んで穴釣りをしてみます。岸壁に近い個所の穴にジグヘッドを落とし込むと…

出ましたムラソイくんw
体長16,7センチのチビちゃんですが、落とし込んだ瞬間に竿先をひったくるように持って行くバイトは小気味よく癒されます。
そして18:00になり、日没を迎えます。いよいよプライムタイムなわけですが…どうしたわけか、今回はなかなかバイトが出ません。まだ潮位も上がりきっているわけではないので海藻が横に寝てしまって、ジグヘッドが絡まりやすく、なおかつスリットになる個所が ほとんどありません。しばらくの間は二人で間隔を取って、海藻帯の手前側を平行に引くイメージで釣っていました。そのうち極めて小さなバイトが出始めました。


ともに10㎝足らずのマイクロサイズ^^;
よくぞこんな魚が食いつくものです。どうやら先ほど来のショートバイトは、このチビちゃんたちが喰いきれないでいたのですね。

それでも海藻帯の際ギリギリの箇所にフォールすると、リーリングしてすぐに良型が出ました。これはちょうど20㎝。

これも良いコンディションの21㎝。
実は今回、バスロッドを使っています。と言っても、メッキシーズンに購入した好感度ソリッドティップのフィネスモデル。この手のロッドが繊細なメバル釣りにどの程度対応可能か知りたかったのですが、結果から言いますと、感度は素晴らしいです。先述のショートバイトは、従来のロッドであれば海藻への根掛かりなのか、バイトなのかの判断は難しと思います。それほど繊細でした。ところが好感度ソリッドとは大したもので、極小さなバイトでも、明らかに生命感を伴って手元に伝わってきます。
ただし良いところばかりではなく、魚をはじきやすいと思います。これは今後の私の課題で、ロッドの感度を生かしてショートバイトを取り、これを確実にヒットに持ち込むのが目標になります。
今回このロッドを使ったことで、今後のロッド購入の際の参考になったことと、自分の釣り方が概ね間違っていないことが確認できたことは収穫でした。

更に18㎝を追加。前回釣行時のような入れ掛かりにはなりませんが、コンスタントに釣れてきます。
こうなると別の釣りがしてみたくなります。毎回ジグヘッド+ワームばかりでは面白くない…ならばここからはハードルアー縛りにしよう!と、魚竹さんばりにわざと難しい釣りに挑むのでした。

最初は海藻帯に巻かれたり、ゴミを引っ掛けたりと苦労しましたが、海藻帯の切れ目を見つけて遠投し、海藻帯のエッジに差しかかる所までリトリーブしてきたところで喰ってきたのがこの魚。ヒットルアーはDAIWA/月下美人 夜霧でした。シャローなポイントなので、フローティングタイプが効果的です。地磯のポイントなどでは遠投が必要なので、なかなか軽量のプラグの出番がありませんが、今回のように海藻帯が近くにあれば問題なくポイントへのアプローチが可能です。

続けてSMITH/LUNA 47SPで18㎝。
一時期管釣りもやっていた私は、今はタックルボックスの肥しとなっているトラウト用のルアーがいくつかあります。こうしたルアーはこんな時こそ再利用。トラウトルアーは海のライトタックルゲームに応用可能なルアーが沢山あります。そんな中から自分でヒットルアーを見つけるのも楽しみの一つ。

更に同じくSMITHのSTILLで17㎝。これが本日のヒットルアーになりました。シャローで、しかも根掛かりしやすい海藻が密生したポイントでは、ロングビルタイプのミノーはそのリップ形状からボトム感知能力が高く、根掛かりを回避しやすいです。これもトラウト用ですが、サイズがこの海域のメバル用にピッタリで使いやすい。特にこのシラスカラーはメバルに向いていると思います。

これは良型の22㎝。


SMITH/STILLでは一時期連発も。スローリトリーブなので、潮位が上がってきた時間以降はほとんど表層付近を漂うような動きになっていたはず。ほとんどの魚はフロントフックに掛っていましたので、表層に漂っているルアーの腹めがけて食ってきていることが分かります。

サイズこそジグヘッドで釣るのと大差がありませんが、ハードルアーで釣ると何故か“釣った”感が上がります。嬉しさも倍増。
この魚はキャストし、着水後のラインスラック回収中にバイトしてきたもの。表層が意識されていたのでしょう。
その後潮止まりが近付くとなかなかバイトが出なくなりました。途中から加わった810さんも、最初の一時間は快調に連発させていましたが、やはり21:00を過ぎたころから釣れなくなりました。
私は相変わらずハードルアーをローテーション。もう一度DAIWA/月下美人 夜霧で海藻と平行にリトリーブしていると、カツン!という今までになく明快なバイトが出ました。シャープに合わせるとヒット。その重みから、今日一番を確信しました。そして…
…
…ジリジリッ…
ジジーッ
ジリッジリッ…ジージー
ジッジッジッジジー!!!
何じゃー!!!
またシーバスですよ!
狙っていると釣れないくせに、何故か他の魚釣ってると良く釣れてしまうシーバス。この引き方はセイゴクラスじゃないな…何度か走られつつ寄せたは良いが、岸壁なので足場が高い。魚は目測で…50㎝以上は間違いなくあるな…50㎝のシーバスって重さどれくらいだろう…う~ん分からん!
どのみちランディングツールがないのだから抜きあげるしかないか!と覚悟を決めたその時、突然のフックアウト!暴れて口切れしたようです。まあルアーも無事だったし良しとしよう。
その後は沈黙…Mさんも810さんもなかなかバイトがないと言っていましたが…遠くの方でMさんが何か言ってます。あれ何だかデカい魚ぶら下げてますよ…
なんと25㎝オーバーの良型を釣りあげていました!この時間帯に素晴らしい!Mさんは私と同じようにプラグ中心に釣っていましたが、あまりにも当たらないのでワームに変えたそうです。海藻帯と崩れテトラが入っているポイントをデッドスローで流して会心の一尾。
これを見ていた810さん。同じように海藻帯のエッジを攻めて25㎝オーバーをゲット!
この方々が達人たる所以は、他の人の釣ったメソッドをすぐに自分のものにして釣ることですね。流石です。
さて、これを見ていた私はと言いますと…しばしハードルアー縛りに徹しておりました…
…んが、やはり我慢が出来ずにジグヘッドに変更w
その結果…

本日一番の23㎝!

う~ん良い魚だw
自分に果たした掟を守りきれない自分を恥じつつ、やっぱり釣れれば嬉しい私。人間て弱い^^;
その後、達人たちは25㎝オーバーをさらに追加したりと、相変わらずぽつぽつと釣っていますが私には全くバイトが出なくなりました。23:00近くになり、先日までの疲れが出てきたところ、そろそろ潮時かなと思っていた時、海藻帯のエッジを攻めていたはずの私のロッドに何か引っかかりました。根掛かりかと思ったら、引けばどんよりと動きます…
この重量感、何ともなまめかしい感触、嫌な予感がします。岸壁の際まで寄せて、810さんにヘッドランプで照らしていただいたその先には…やっぱりお前か!!!しかも今までかけた中でも最大級のウミウシですよ!!!
こいつは竿が折れるといけないのでラインを掴んで抜きあげようとしましたが…ブチッ!!!
ショックリーダーとメインラインの結び目からブチ切れましたorz
これで完全に心が折れた私は試合終了。まだもう少しやって行くという達人お二人にいとまを告げ、帰宅いたしました。
今回釣行はハードルアーでの釣りと、好感度ソリッドティップのロッドの可能性が分かったことが大きな収穫となりました。ハードルアーの釣りは、ジグヘッドの釣りのようにオートマティックに掛ってくれないけど、こうした好感度のロッドで掛けに行く釣りは非常に楽しいですね。
【Tackle Data】
Rod :Major Craft/VKS-S68L/SFS
Reel :Shimano/11TWINPOWER 1000PGS
Line :PE#0.3
Leader:Fluoro carbon 4LB
Lure :SMITH/LUNA 47S
SMITH/STILL
DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
DAIWA/GEKKA-BIJINN YOGIRI 4F
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- 2013年4月2日
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