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▼ 伊豆のメバルはやっぱり博打のようだった
昨日の事です。
週末の仕事に備えてここ一週間ほどは家に籠っての仕事が続いておりました。真面目に仕事をした甲斐があって、午前中で概ね目標は達成しました。しかし先月末までの忙しさはなくなりましたが、疲れが溜まっていてあまり外出する気にもなれず…ハムエッグを作ってトースト焼いて、牛乳たっぷりのコーヒーを沸かして昼飯を食いながら何となく各地の波と風の予報などネットで眺めておりました。
暖かい日になると予報されていた通り確かに凄く暖かい。寒がりな私が久しぶりにストーブ無しでも平気です。思い切って窓を開けてみたら本当にポカポカ陽気。花粉も飛び始めたようで、ついでに鼻がむずむずし出します。いよいよ春ですね…
土曜日には再び寒さが戻る予報になっていました。確かに2月中にこんなに暖かい日は滅多にないでしょう。と言うことは釣りをするチャンスなわけですね!
なんてことを考えていたら、これはどうしたって釣りに行かなければならないという神のおぼし召しではないか?と思い始め、気付いたら車にタックルをぶち込んで出かけてしまったのでした。
実は翌日(つまり今日)朝っぱらから打合せがあるのにこんなにも無理して出かけてしまったのは、先日打合せの帰りにロッドとヘッドランプを新調してしまって、早く使ってみたかったからなのです^^;
さてどこに出かけるかですが、前回の釣りで近場湘南のポイントで泣きを見ていたし、やっぱりロッドの入魂はでっかいメバルで決めたいなんて思ったもので、それほど迷うことなく伊豆方面に向かったのでした。向かった方面の夜の予報では、北北東の風1~2m/s、波の高さ1~1.5m。少々波が気になりますが、伊豆半島の良いところは海岸線が複雑に入り組んでいるので風裏を探せば何とか釣りが出来るところがあること。候補になる漁港はいくつかありましたが、結局実績のある1月下旬に釣りをした場所に決めて出発したわけです。

途中ちょっと寄り道。
相模川沿いの田園風景です。毎年春になるとセリを摘みに来ています。今年は寒かったせいか、まだほとんど新芽が出ていません。3月中ごろから収穫できるかな…セリを食べるのも毎年春の楽しみなのです^^
かなり早めに出発しているので早く着きすぎてしまうだろうとの予想は裏切られ、あちこちで始まった道路工事による渋滞にはまって目的の漁港に到着したのは結局17:30頃。そもそも地元相模原を脱出するのに1時間近くかかってしまうのはけしからんことです。セリなんか探しているからいけないのだけど…
漁港ではやはり幾人かの方が釣りをしていました。しかし先日と違って漁港の内側に釣り座を構えています。それもそのはず、前回この場所で良型メジナを数多く上げていたテトラ廻りはうねりで激しく水が叩きつけられています。風は幸いにして正面方向から吹いてはいませんが、かなり巻いていて餌釣師も竿捌きに相当苦労しています。しかし日没を迎えて引き上げて行く餌釣師のスカリの中には、40㎝近い立派なメジナが2枚入っていました。自慢げにその魚を見せて立ち去る地元釣師…う~ん楽しそうだな^^
…本命のテトラ廻りは先述のごとくうねりが酷いため回避し、比較的潮通しの良さそうな内側の突堤に移動。薄暗くなり始めているので早速私も釣り始めたわけですが、うねりの影響か少々濁りが入った海はベイトフィッシュが居るのかいないのか良く分かりません。時々何者かがライズする音が聞こえます。恐らくセイゴだと思われます。しかしそのセイゴすらバイトしてくる気配がなく。しかし…本命ポイントがだめとなると釣れる気がしませんね。…しかも徐々に風が強まってきて、開始30分を過ぎた頃から推定7m/sの風が右斜め後方から吹き始めました。幸いフォローに近い風向きですが、こうなると港の中までうねってきますorz
メバルは凪を釣れ…良く言ったものです。本当にその通りだと思います。したがってこの状況は最悪なわけです。ただでさえ東京湾のボートメバルのようには数が釣れないと言われている伊豆メバル。今日は終わったな…と思いました。
0.9gのジグヘッドから始めて最終的に2.5gまで重くして広範囲をソフトルアーで探りましたが不発。唯一開始早々にテールをついばむ様なバイトを感じましたが、恐らくトウゴロウイワシなどのベイトフィッシュが食いに来たのだと思います。
あまりにも反応がなく苦行僧の修行みたいに辛いので、19:00までバイトが無かったら帰ろうと思っていました。万一釣れたら、それは神に感謝しなければ…なんて考えながら、遠投重視でシンペンにローテーションしてみたらコソリ!という繊細なバイト!脊髄反射で合わせると、ボトムに突っ込もうとするトルクフルな引き!

尻尾が切れた^^;
この写真では白っ茶けた色になってますが、今回新調したヘッドランプZX-310の光量でそう見えるだけです。本物はかなり赤みがさした色をしています。

抱卵はしていませんが全身パツンパツンに太っています。産卵後の荒食いに入っているのでしょう。

この写真が一番本当の色に近く写っています。
伊豆半島に特有の赤みのさした魚体。27㎝くらいのメバルでした。撮影時にもう少しヘッドランプの光量を落とさないと綺麗に撮れませんね。
目標の尺には遠く及びませんが、出ればデカいのが伊豆のメバル!何とか魚の姿を見ることが出来ました。こうなると欲が出るもので、やはり尺サイズが釣りたい…粘りますがその後は沈黙…
もう少し波風が穏やかなら外側のテトラ廻りを攻めたものを…湘南や東京湾と違って、伊豆半島のメバル釣りは博打みたいなものです。伸るか反るか…その後全くバイトらしいものが得られないまま2時間近く経過しました。
しばらくすると、風で波立つ海面で時々何者かのボイルが発生します。恐らくですがセイゴのライズで、はっきりと見えませんがベイトもいるのでしょう。ミノーなどのローテーション後、再びシンペンに変更。好きなルアーの一つLUCKY CRAFT/WANDER 45をデッドスローで引いてくると、再び吸い込む様な繊細なバイト!スウィープに合わせると、予想以上にトルクフルな突っ込みを見せます。

上がって来たのは先ほどとほとんど同じサイズのメバル。胸鰭と腹鰭が異様に大きく発達しています。これがトルクフルな泳ぎを生んでいるのか!

何度見てもメバルの目は神秘的です。吸い込まれそうです。
今回の魚は両方ともバイト自体は繊細なものでした。以前春の本格シーズンに釣った伊豆メバルは反転食いをしていたようで、手首をひったくる様な強烈なバイトでしたが、今回はそんなことはありませんでした。
もしかしたら今時点では稚アユやトウゴロウイワシなどの小魚ではなく、バチか、もしくはアミを食っているのかもしれません。実際この2尾ともシンペンで釣ったわけですが、両方ともボディーに粒々が入ったいわゆる“アミの目集合体”カラーです。また、ジグヘッドの極めて直線的な動きよりも、シンペンのユラユラヨタヨタした動きが良かったのかもしれません。
20:30、翌日の仕事のことを考えて早めに撤収。短い時間でしたが、何とか結果が出て満足です。一か八かみたいな釣行でしたが、グッドサイズのメバルが釣れてくれて来た甲斐がありました。昨シーズンは鳴かず飛ばずだった伊豆半島ですが、今シーズンこそは期待できそうです。
次回は本命外海側のテトラ廻りや、この漁港に連なるゴロタ周りでも釣ってみたいものです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PMGS79
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
SMITH/STILL
LUCKY CRAFT/WANDER 45
Zipbaits/ZBL S.P.M 55
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~0.9g
週末の仕事に備えてここ一週間ほどは家に籠っての仕事が続いておりました。真面目に仕事をした甲斐があって、午前中で概ね目標は達成しました。しかし先月末までの忙しさはなくなりましたが、疲れが溜まっていてあまり外出する気にもなれず…ハムエッグを作ってトースト焼いて、牛乳たっぷりのコーヒーを沸かして昼飯を食いながら何となく各地の波と風の予報などネットで眺めておりました。
暖かい日になると予報されていた通り確かに凄く暖かい。寒がりな私が久しぶりにストーブ無しでも平気です。思い切って窓を開けてみたら本当にポカポカ陽気。花粉も飛び始めたようで、ついでに鼻がむずむずし出します。いよいよ春ですね…
土曜日には再び寒さが戻る予報になっていました。確かに2月中にこんなに暖かい日は滅多にないでしょう。と言うことは釣りをするチャンスなわけですね!
なんてことを考えていたら、これはどうしたって釣りに行かなければならないという神のおぼし召しではないか?と思い始め、気付いたら車にタックルをぶち込んで出かけてしまったのでした。
実は翌日(つまり今日)朝っぱらから打合せがあるのにこんなにも無理して出かけてしまったのは、先日打合せの帰りにロッドとヘッドランプを新調してしまって、早く使ってみたかったからなのです^^;
さてどこに出かけるかですが、前回の釣りで近場湘南のポイントで泣きを見ていたし、やっぱりロッドの入魂はでっかいメバルで決めたいなんて思ったもので、それほど迷うことなく伊豆方面に向かったのでした。向かった方面の夜の予報では、北北東の風1~2m/s、波の高さ1~1.5m。少々波が気になりますが、伊豆半島の良いところは海岸線が複雑に入り組んでいるので風裏を探せば何とか釣りが出来るところがあること。候補になる漁港はいくつかありましたが、結局実績のある1月下旬に釣りをした場所に決めて出発したわけです。

途中ちょっと寄り道。
相模川沿いの田園風景です。毎年春になるとセリを摘みに来ています。今年は寒かったせいか、まだほとんど新芽が出ていません。3月中ごろから収穫できるかな…セリを食べるのも毎年春の楽しみなのです^^
かなり早めに出発しているので早く着きすぎてしまうだろうとの予想は裏切られ、あちこちで始まった道路工事による渋滞にはまって目的の漁港に到着したのは結局17:30頃。そもそも地元相模原を脱出するのに1時間近くかかってしまうのはけしからんことです。セリなんか探しているからいけないのだけど…
漁港ではやはり幾人かの方が釣りをしていました。しかし先日と違って漁港の内側に釣り座を構えています。それもそのはず、前回この場所で良型メジナを数多く上げていたテトラ廻りはうねりで激しく水が叩きつけられています。風は幸いにして正面方向から吹いてはいませんが、かなり巻いていて餌釣師も竿捌きに相当苦労しています。しかし日没を迎えて引き上げて行く餌釣師のスカリの中には、40㎝近い立派なメジナが2枚入っていました。自慢げにその魚を見せて立ち去る地元釣師…う~ん楽しそうだな^^
…本命のテトラ廻りは先述のごとくうねりが酷いため回避し、比較的潮通しの良さそうな内側の突堤に移動。薄暗くなり始めているので早速私も釣り始めたわけですが、うねりの影響か少々濁りが入った海はベイトフィッシュが居るのかいないのか良く分かりません。時々何者かがライズする音が聞こえます。恐らくセイゴだと思われます。しかしそのセイゴすらバイトしてくる気配がなく。しかし…本命ポイントがだめとなると釣れる気がしませんね。…しかも徐々に風が強まってきて、開始30分を過ぎた頃から推定7m/sの風が右斜め後方から吹き始めました。幸いフォローに近い風向きですが、こうなると港の中までうねってきますorz
メバルは凪を釣れ…良く言ったものです。本当にその通りだと思います。したがってこの状況は最悪なわけです。ただでさえ東京湾のボートメバルのようには数が釣れないと言われている伊豆メバル。今日は終わったな…と思いました。
0.9gのジグヘッドから始めて最終的に2.5gまで重くして広範囲をソフトルアーで探りましたが不発。唯一開始早々にテールをついばむ様なバイトを感じましたが、恐らくトウゴロウイワシなどのベイトフィッシュが食いに来たのだと思います。
あまりにも反応がなく苦行僧の修行みたいに辛いので、19:00までバイトが無かったら帰ろうと思っていました。万一釣れたら、それは神に感謝しなければ…なんて考えながら、遠投重視でシンペンにローテーションしてみたらコソリ!という繊細なバイト!脊髄反射で合わせると、ボトムに突っ込もうとするトルクフルな引き!

尻尾が切れた^^;
この写真では白っ茶けた色になってますが、今回新調したヘッドランプZX-310の光量でそう見えるだけです。本物はかなり赤みがさした色をしています。

抱卵はしていませんが全身パツンパツンに太っています。産卵後の荒食いに入っているのでしょう。

この写真が一番本当の色に近く写っています。
伊豆半島に特有の赤みのさした魚体。27㎝くらいのメバルでした。撮影時にもう少しヘッドランプの光量を落とさないと綺麗に撮れませんね。
目標の尺には遠く及びませんが、出ればデカいのが伊豆のメバル!何とか魚の姿を見ることが出来ました。こうなると欲が出るもので、やはり尺サイズが釣りたい…粘りますがその後は沈黙…
もう少し波風が穏やかなら外側のテトラ廻りを攻めたものを…湘南や東京湾と違って、伊豆半島のメバル釣りは博打みたいなものです。伸るか反るか…その後全くバイトらしいものが得られないまま2時間近く経過しました。
しばらくすると、風で波立つ海面で時々何者かのボイルが発生します。恐らくですがセイゴのライズで、はっきりと見えませんがベイトもいるのでしょう。ミノーなどのローテーション後、再びシンペンに変更。好きなルアーの一つLUCKY CRAFT/WANDER 45をデッドスローで引いてくると、再び吸い込む様な繊細なバイト!スウィープに合わせると、予想以上にトルクフルな突っ込みを見せます。

上がって来たのは先ほどとほとんど同じサイズのメバル。胸鰭と腹鰭が異様に大きく発達しています。これがトルクフルな泳ぎを生んでいるのか!

何度見てもメバルの目は神秘的です。吸い込まれそうです。
今回の魚は両方ともバイト自体は繊細なものでした。以前春の本格シーズンに釣った伊豆メバルは反転食いをしていたようで、手首をひったくる様な強烈なバイトでしたが、今回はそんなことはありませんでした。
もしかしたら今時点では稚アユやトウゴロウイワシなどの小魚ではなく、バチか、もしくはアミを食っているのかもしれません。実際この2尾ともシンペンで釣ったわけですが、両方ともボディーに粒々が入ったいわゆる“アミの目集合体”カラーです。また、ジグヘッドの極めて直線的な動きよりも、シンペンのユラユラヨタヨタした動きが良かったのかもしれません。
20:30、翌日の仕事のことを考えて早めに撤収。短い時間でしたが、何とか結果が出て満足です。一か八かみたいな釣行でしたが、グッドサイズのメバルが釣れてくれて来た甲斐がありました。昨シーズンは鳴かず飛ばずだった伊豆半島ですが、今シーズンこそは期待できそうです。
次回は本命外海側のテトラ廻りや、この漁港に連なるゴロタ周りでも釣ってみたいものです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PMGS79
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
SMITH/STILL
LUCKY CRAFT/WANDER 45
Zipbaits/ZBL S.P.M 55
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~0.9g
- 2014年3月1日
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