プロフィール
Dr.TJ
神奈川県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:11
- 昨日のアクセス:42
- 総アクセス数:814978
QRコード
▼ 湘南ボートアオリ…のはずが鯖祭り
今月に入り、やっと仕事も落ち着いて釣りに行けるはずだったのですが、昨年末から始まった仕事の事後処理や、今まで後回しにしていた仕事をこなしているうちに既に6月も半ばを過ぎてしまいました。そして今週、やっと連休が取れました。こうなれば釣でしょう!…ところがそんな時に限って雨が降ったり、私自身が腹を壊したりorz…世の中上手くいきません^^;
しかし昨日、楽園さんとしめし合せてホーム湘南に繰り出しました。楽園さんのゴムボートを使って近所の海でエギングです^^
6:30am. 予定通り楽園さん宅に到着。既にボートは膨らませてあって、さっそくそのボートにタックル、クーラーその他積み込んで出発です!
楽園さんの家から海まではすぐ…と言っても重いタックルを積み込んだゴムボートを引きずり一度国道に出て歩道を横切り、国道を渡り、狭い路地を抜け、更に前日の雨によって重たくなった砂浜に出来た轍にタイヤがはまり、埋まるのを押しつ引きつつ海岸を目指すのは難儀であります。海岸線までたどり着いた頃には既に二人とも汗だく。
しばしゼイゼイと息を整えてから、いよいよ船を水に浮かべます。そろりそろりと遠浅の砂浜を抜け、2馬力の船外機を楽園さんが操作して外海に出ます。
シモリのある付近でエンジンを停め、流しながら釣ってみます。私は無難に3.5号。楽園さんは何と4.5号という途方もなくデカい餌木でサーチを掛けます。
潮の上げ止まりは8:35am.朝一のこの時間はまだ上げ潮のはずですが、潮は複雑に流れていて、ボートはゆっくりと一度沖に向かって流れ、その後風を受けて東に流れます。

午前7時の湘南の海。明け方は霧が出て視界が悪く心配したそうですが、この時間になってすっかり晴れ渡りました。接近している台風の影響か、少々うねりがありますが問題なく釣りが出来ます…しかし…
釣れないんです○| ̄|_
楽園さんは出発前まで「絶対に釣れる!」と豪語していましたが、その楽園さんにすら当たりが出ません。そうなると烏賊との相性が徹底的に悪い私は全く釣れる気がしません。なんだか釣り方も雑になってきます。こうして翌日に振り返ってみると、そんな釣り方では釣れませんね…釣れない→モチベーション下がる→釣りが雑になる→ますます釣れない…負のスパイラルです^^;
そんな風に釣れるでもなく釣っていた訳ですが、私たちと同じようなゴムボートに船外機を付けた船が近づいてきました。餌釣師のようです。声を掛けられました。なんでも東京から初めてこの界隈に鯖を釣りに来たのだそうです。鯖を狙いにわざわざここまで来る人も珍しいですが、鯖ならもっと沖目の方がポイントになるのではないか、と教えてあげます。…っで、楽園さんは何となくそのボートに違和感を感じたようで…
楽園さん 「そのボートの○○○って△□○ですか?」
ボートのおっちゃん「えっ!?」
「これはね~□●は×××なんだよ」
楽園さんと私 「ええ~っ!!!」
ボートのおっちゃん「やっぱりわかっちゃう? だから平日しか釣りしないんだ^^;」
…
活字にするといろいろまずいので伏字にしました…んが、おっちゃんは礼を言うと沖を目指して行ってしまいました。
それにしても烏賊は釣れません。すっかり釣れる気がしなくなってジグでカサゴでも狙おうかな、なんて考えていたその時、楽園さんがかなり沖目で鳥山発見!烏賊についてはすっかり釣れる気がしなくなっていた私たちは一気にその鳥山を目指します。そう、いざと言う時のためにジグを用意しておいたのです。

そこいらじゅうに鳥だらけ!こんなに凄い鳥山の中で釣りをするのは、東京湾のボートシーバス以来。普通ボートが近づいたら魚が沈み、鳥も飛び立ってしまうものですが、すっかりベイトに狂っているフィッシュイーターはそんなことお構いなし!そこいらじゅうでバチャバチャやってます!
動きが早くて魚の種類まで判別できないのですが、大きさは40~50㎝くらいでピカピカの回遊魚。ソーダガツオの群れかな?と思ったのですが…キャストして当然のように1投目からヒット!青物特有の走り。凄いトルクです。

その正体は…鯖でした^^
写真の魚は40㎝以上あります。丸々太っていますね!
私は真鯖と胡麻鯖の区別が明確に付けられないのですが、家に帰ってから図鑑で確かめるとこいつは胡麻鯖のようですね。下腹部に黒い斑点が見て取れます。
とにかく鳥山が立っている中では鯖が入れ掛り!しかも全てサイズが良くて、ほとんどの魚が40㎝オーバー!素晴らしいファイトで楽しい!…のですが、あまりにもあっけなく釣れてしまうのと、狭いボートの中でのファイトなので取り込みに苦労してすぐに腕が痛くなってきます。だんだんしんどくなってきました。人間と言う生き物は贅沢なものです。釣れなければ入れ掛りを渇望し、釣れれば釣れたで文句を言う…オートリリースになると喜ぶほどの状態で釣れ盛ったのです^^;
鳥山は大きく移動するためそれを追いかけ続けるのは骨が折れるので、その場を流しながら釣ってみます。ボイルは無くなったのでキャストしたジグを沈めて釣るのですが、それでもバイトが出なくなると、今度は真下に落としてバーチカルジギングの要領で誘ってみます。すると水深の半ばくらいで再びヒット!どうやら相当広範囲に鯖が入ったようです。

入れ掛りでいったい何本釣ったのか分かりませんが、大き目の魚だけを2本だけ選んで生き締めし、血抜きを済ませて持ち帰ることにしました。こうしてみると、やっぱり鯖の種類は判別できません。尻尾が黄みが差して綺麗な色なので真鯖と思いたいのですが^^;
これらの魚の胃袋の中身を調べたところ、12,3㎝のカタクチイワシがパツンパツンに入っていました。こんなにいっぱい食っているのにまだジグに食いついたわけです。底知れぬ食欲ですね^^;
潮止まりを迎えても釣れ続きました。
潮が変わると同時に南風が吹いてきて、今度は岸寄りに流されます。流石にあまりにも浅いところまで来ると釣れないので、再び沖目の鳥がいるあたりまで走らせるわけですが、行き着いた先で再び鳥山が発生。

休んでいる鳥たちが突然飛び始め…

ダイビングを始めます。こうなると祭りです。再びワンキャストワンヒットの入れ掛りです^^
そのまま風に流されつつ釣っていた訳ですが、運よく流されるままに釣っている最中でまたしても鳥山発生!

そこいらじゅうでボイル!
乱舞するウミネコたち。幻想的な風景です。

発生する鳥山の場所には関係なく、魚のサイズは大型です。最後の方は腕が痛くなってきました。
それにしても鯖の模様は不思議です。特に背中。まるでペルシャのアラベスクのような幾何学模様。自然は偉大な芸術家ですね。
鯖の群れに混じってワカシも回遊しているようです。そのサイズはまだまだ極小。時々30㎝弱の魚が見える程度で、そのほとんどが15㎝前後でした。しかしワカシの群れがジグを追う姿は美しいですね。ブルーの背中にイエローフィン。ローボートで海面が近いだけに、それらが手に取るように感じることが出来ます。

そのワカシも釣れます。もう一回り大きくなるとファイトの質が変わるのですが…でも今シーズンは青物の成長が早いような気がします。真夏以降の最盛期に期待できそうですね^^
その後鳥山が遠く離れ、バイトも出なくなったので再びアオリイカにターゲットを変えますが…やっぱり釣れませんorz
それでも釣れればデカいシーズン終盤のアオリイカ。何故か先ほど、沖目で青物を狙っている時にとんかつサイズのアオリイカが浮かんでいるのが見えたけど、シャローポイントでは全くの不発。カジメもそろそろ溶け始めているようで、根掛りしても千切れてくれるのはありがたいのですが、相当の密度で繁茂しているらしく、ボトムまで沈めると必ずカジメを引っ掛けて釣り辛い。そうこうしているうちに本格的に根掛りし、ちょっと無理に煽った瞬間にスパッ!という感触があって高切れしました。本日初めての餌木奉納ですorz
すっかり意気消沈したのですが、せっかくボートまで出して釣っているわけです。もう少し頑張ろうとリーダーを入れ直したわけですが…再び射程距離内に鳥山を発見してしまいました。再び沖目へ^^;
その後も数本の鯖を二人で追加して行きました。そしてワカシも…

ちっちゃ^^;
こんな小さな魚でも果敢にアタックしてきます。一人前にブリの顔していますね^^
午後になり、南風が強くなってきました。そしてうねりも午前中に比べて強くなってきて、小さなボートで走るにはちょっと怖くなってきました。楽園さんは波を避けながら上手く操船しますが、それでも容赦なく飛沫を被ることになります。もはや全身ずぶ濡れ^^;
これ以上無理すると危険なので、13:00頃、撤収しました。浜辺に到着し、固まってしまった体を伸ばしてからボートを上陸させます。そして再び轍が残る砂浜をヒーヒー言いながらボートを引きつつ押しつつ家路に就きます。これはもはや苦行僧の修行です^^;
やっぱり烏賊との相性が悪い私。今回も烏賊は釣れませんでした。しかし久しぶりの釣り。太陽の下で遊ぶのは実に健康的です。大きな鯖も釣れて満足ですw
【Tackle Data】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Shimano/Sephia CI4+ C3000SDH
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸
jig20~40g
■おまけ■
魚を持ち帰りました。こと料理にかけてはからっきしな私ですが、今回はしめ鯖と干物に挑戦です^^
先ずはしめ鯖。

三枚おろしまでは、下手くそながら何とか辿り着くのですが、なぜか私は皮をはがすのが苦手でして…あの薄皮一枚が綺麗にはがせないのです。
結果、半身についてははがしているはずの皮の方に身がへばりついて一緒にはがれる始末。食い物としての品格を損なった物へと変化してしまったため、とりあえず締めるだけ締めてその場で食ってみました。すると…結構いける(・∀・)b
なので半身はもっと慎重に…っで、このレベル^^;
塩で締める時間を30分、そして酢締めを30分…の予定だったのですが、こんな時に限って電話が入り…結局50分ほど酢締めしてしまいました^^;
結果、ちょっと酢っぱすぎますね…むしろ塩で締める時間をもう少し長めでも良かったかなと反省。
そして干物です。

前日の内に開きにして13%の食塩水に30分ほど浸し、干し網に入れて日影に吊るしておきました。
日が昇ってからさらに4時間ほど天日干し。

完成です!
見た目だけは立派に出来上がっていますね^^

魚がデカすぎてまともに魚焼き機に入らず^^;

弱火でじっくり焼いて7分ほど。脂が滴り始めたので一度ひっくり返し、皮側を焼きます。ちょっと皮がはぜてしましました。最後にもう一度開いた側に熱を加え、都合11,2分で焼き上がりました。
今回持ち帰った魚は両方とも抱卵していました。産卵前の荒食いだったわけですね。それだからでしょうか、秋の魚に比べると太っている割には脂の乗りは少な目。

今日の昼飯に食べました^^
結論から言うと干物はそこそこ成功です。日差しが強く、高温多湿な季節なので、涼しかった昨晩の内に表面の水気を飛ばして天日干しは干からびないように時間を短くしたのですが、非常に身が厚かったので、もっと旨味成分が出るように天日干し時間を長くした方が良かったみたいです。
また、塩水につける時間ももう少し長めで良さそう。恐らくそれも身が厚いからで、12~13%の塩水ならもう10~15分程度長めに浸しておいた方が良かったみたいです。かなり薄口で、ちょっと醤油を垂らすくらいでちょうど良くなりました。
しかし比較的簡単に出来るので、今後魚が釣れたら干物を定番にしてみようと思います。カマスなんかも干物にすれば旨そうですよね^^
海の恵み。美味しくいただきました。
しかし昨日、楽園さんとしめし合せてホーム湘南に繰り出しました。楽園さんのゴムボートを使って近所の海でエギングです^^
6:30am. 予定通り楽園さん宅に到着。既にボートは膨らませてあって、さっそくそのボートにタックル、クーラーその他積み込んで出発です!
楽園さんの家から海まではすぐ…と言っても重いタックルを積み込んだゴムボートを引きずり一度国道に出て歩道を横切り、国道を渡り、狭い路地を抜け、更に前日の雨によって重たくなった砂浜に出来た轍にタイヤがはまり、埋まるのを押しつ引きつつ海岸を目指すのは難儀であります。海岸線までたどり着いた頃には既に二人とも汗だく。
しばしゼイゼイと息を整えてから、いよいよ船を水に浮かべます。そろりそろりと遠浅の砂浜を抜け、2馬力の船外機を楽園さんが操作して外海に出ます。
シモリのある付近でエンジンを停め、流しながら釣ってみます。私は無難に3.5号。楽園さんは何と4.5号という途方もなくデカい餌木でサーチを掛けます。
潮の上げ止まりは8:35am.朝一のこの時間はまだ上げ潮のはずですが、潮は複雑に流れていて、ボートはゆっくりと一度沖に向かって流れ、その後風を受けて東に流れます。

午前7時の湘南の海。明け方は霧が出て視界が悪く心配したそうですが、この時間になってすっかり晴れ渡りました。接近している台風の影響か、少々うねりがありますが問題なく釣りが出来ます…しかし…
釣れないんです○| ̄|_
楽園さんは出発前まで「絶対に釣れる!」と豪語していましたが、その楽園さんにすら当たりが出ません。そうなると烏賊との相性が徹底的に悪い私は全く釣れる気がしません。なんだか釣り方も雑になってきます。こうして翌日に振り返ってみると、そんな釣り方では釣れませんね…釣れない→モチベーション下がる→釣りが雑になる→ますます釣れない…負のスパイラルです^^;
そんな風に釣れるでもなく釣っていた訳ですが、私たちと同じようなゴムボートに船外機を付けた船が近づいてきました。餌釣師のようです。声を掛けられました。なんでも東京から初めてこの界隈に鯖を釣りに来たのだそうです。鯖を狙いにわざわざここまで来る人も珍しいですが、鯖ならもっと沖目の方がポイントになるのではないか、と教えてあげます。…っで、楽園さんは何となくそのボートに違和感を感じたようで…
楽園さん 「そのボートの○○○って△□○ですか?」
ボートのおっちゃん「えっ!?」
「これはね~□●は×××なんだよ」
楽園さんと私 「ええ~っ!!!」
ボートのおっちゃん「やっぱりわかっちゃう? だから平日しか釣りしないんだ^^;」
…
活字にするといろいろまずいので伏字にしました…んが、おっちゃんは礼を言うと沖を目指して行ってしまいました。
それにしても烏賊は釣れません。すっかり釣れる気がしなくなってジグでカサゴでも狙おうかな、なんて考えていたその時、楽園さんがかなり沖目で鳥山発見!烏賊についてはすっかり釣れる気がしなくなっていた私たちは一気にその鳥山を目指します。そう、いざと言う時のためにジグを用意しておいたのです。

そこいらじゅうに鳥だらけ!こんなに凄い鳥山の中で釣りをするのは、東京湾のボートシーバス以来。普通ボートが近づいたら魚が沈み、鳥も飛び立ってしまうものですが、すっかりベイトに狂っているフィッシュイーターはそんなことお構いなし!そこいらじゅうでバチャバチャやってます!
動きが早くて魚の種類まで判別できないのですが、大きさは40~50㎝くらいでピカピカの回遊魚。ソーダガツオの群れかな?と思ったのですが…キャストして当然のように1投目からヒット!青物特有の走り。凄いトルクです。

その正体は…鯖でした^^
写真の魚は40㎝以上あります。丸々太っていますね!
私は真鯖と胡麻鯖の区別が明確に付けられないのですが、家に帰ってから図鑑で確かめるとこいつは胡麻鯖のようですね。下腹部に黒い斑点が見て取れます。
とにかく鳥山が立っている中では鯖が入れ掛り!しかも全てサイズが良くて、ほとんどの魚が40㎝オーバー!素晴らしいファイトで楽しい!…のですが、あまりにもあっけなく釣れてしまうのと、狭いボートの中でのファイトなので取り込みに苦労してすぐに腕が痛くなってきます。だんだんしんどくなってきました。人間と言う生き物は贅沢なものです。釣れなければ入れ掛りを渇望し、釣れれば釣れたで文句を言う…オートリリースになると喜ぶほどの状態で釣れ盛ったのです^^;
鳥山は大きく移動するためそれを追いかけ続けるのは骨が折れるので、その場を流しながら釣ってみます。ボイルは無くなったのでキャストしたジグを沈めて釣るのですが、それでもバイトが出なくなると、今度は真下に落としてバーチカルジギングの要領で誘ってみます。すると水深の半ばくらいで再びヒット!どうやら相当広範囲に鯖が入ったようです。

入れ掛りでいったい何本釣ったのか分かりませんが、大き目の魚だけを2本だけ選んで生き締めし、血抜きを済ませて持ち帰ることにしました。こうしてみると、やっぱり鯖の種類は判別できません。尻尾が黄みが差して綺麗な色なので真鯖と思いたいのですが^^;
これらの魚の胃袋の中身を調べたところ、12,3㎝のカタクチイワシがパツンパツンに入っていました。こんなにいっぱい食っているのにまだジグに食いついたわけです。底知れぬ食欲ですね^^;
潮止まりを迎えても釣れ続きました。
潮が変わると同時に南風が吹いてきて、今度は岸寄りに流されます。流石にあまりにも浅いところまで来ると釣れないので、再び沖目の鳥がいるあたりまで走らせるわけですが、行き着いた先で再び鳥山が発生。

休んでいる鳥たちが突然飛び始め…

ダイビングを始めます。こうなると祭りです。再びワンキャストワンヒットの入れ掛りです^^
そのまま風に流されつつ釣っていた訳ですが、運よく流されるままに釣っている最中でまたしても鳥山発生!

そこいらじゅうでボイル!
乱舞するウミネコたち。幻想的な風景です。

発生する鳥山の場所には関係なく、魚のサイズは大型です。最後の方は腕が痛くなってきました。
それにしても鯖の模様は不思議です。特に背中。まるでペルシャのアラベスクのような幾何学模様。自然は偉大な芸術家ですね。
鯖の群れに混じってワカシも回遊しているようです。そのサイズはまだまだ極小。時々30㎝弱の魚が見える程度で、そのほとんどが15㎝前後でした。しかしワカシの群れがジグを追う姿は美しいですね。ブルーの背中にイエローフィン。ローボートで海面が近いだけに、それらが手に取るように感じることが出来ます。

そのワカシも釣れます。もう一回り大きくなるとファイトの質が変わるのですが…でも今シーズンは青物の成長が早いような気がします。真夏以降の最盛期に期待できそうですね^^
その後鳥山が遠く離れ、バイトも出なくなったので再びアオリイカにターゲットを変えますが…やっぱり釣れませんorz
それでも釣れればデカいシーズン終盤のアオリイカ。何故か先ほど、沖目で青物を狙っている時にとんかつサイズのアオリイカが浮かんでいるのが見えたけど、シャローポイントでは全くの不発。カジメもそろそろ溶け始めているようで、根掛りしても千切れてくれるのはありがたいのですが、相当の密度で繁茂しているらしく、ボトムまで沈めると必ずカジメを引っ掛けて釣り辛い。そうこうしているうちに本格的に根掛りし、ちょっと無理に煽った瞬間にスパッ!という感触があって高切れしました。本日初めての餌木奉納ですorz
すっかり意気消沈したのですが、せっかくボートまで出して釣っているわけです。もう少し頑張ろうとリーダーを入れ直したわけですが…再び射程距離内に鳥山を発見してしまいました。再び沖目へ^^;
その後も数本の鯖を二人で追加して行きました。そしてワカシも…

ちっちゃ^^;
こんな小さな魚でも果敢にアタックしてきます。一人前にブリの顔していますね^^
午後になり、南風が強くなってきました。そしてうねりも午前中に比べて強くなってきて、小さなボートで走るにはちょっと怖くなってきました。楽園さんは波を避けながら上手く操船しますが、それでも容赦なく飛沫を被ることになります。もはや全身ずぶ濡れ^^;
これ以上無理すると危険なので、13:00頃、撤収しました。浜辺に到着し、固まってしまった体を伸ばしてからボートを上陸させます。そして再び轍が残る砂浜をヒーヒー言いながらボートを引きつつ押しつつ家路に就きます。これはもはや苦行僧の修行です^^;
やっぱり烏賊との相性が悪い私。今回も烏賊は釣れませんでした。しかし久しぶりの釣り。太陽の下で遊ぶのは実に健康的です。大きな鯖も釣れて満足ですw
【Tackle Data】
Rod :Major Craft/KGE 862M
Reel :Shimano/Sephia CI4+ C3000SDH
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 8LB
Lure :餌木3.5寸
jig20~40g
■おまけ■
魚を持ち帰りました。こと料理にかけてはからっきしな私ですが、今回はしめ鯖と干物に挑戦です^^
先ずはしめ鯖。

三枚おろしまでは、下手くそながら何とか辿り着くのですが、なぜか私は皮をはがすのが苦手でして…あの薄皮一枚が綺麗にはがせないのです。
結果、半身についてははがしているはずの皮の方に身がへばりついて一緒にはがれる始末。食い物としての品格を損なった物へと変化してしまったため、とりあえず締めるだけ締めてその場で食ってみました。すると…結構いける(・∀・)b
なので半身はもっと慎重に…っで、このレベル^^;
塩で締める時間を30分、そして酢締めを30分…の予定だったのですが、こんな時に限って電話が入り…結局50分ほど酢締めしてしまいました^^;
結果、ちょっと酢っぱすぎますね…むしろ塩で締める時間をもう少し長めでも良かったかなと反省。
そして干物です。

前日の内に開きにして13%の食塩水に30分ほど浸し、干し網に入れて日影に吊るしておきました。
日が昇ってからさらに4時間ほど天日干し。

完成です!
見た目だけは立派に出来上がっていますね^^

魚がデカすぎてまともに魚焼き機に入らず^^;

弱火でじっくり焼いて7分ほど。脂が滴り始めたので一度ひっくり返し、皮側を焼きます。ちょっと皮がはぜてしましました。最後にもう一度開いた側に熱を加え、都合11,2分で焼き上がりました。
今回持ち帰った魚は両方とも抱卵していました。産卵前の荒食いだったわけですね。それだからでしょうか、秋の魚に比べると太っている割には脂の乗りは少な目。

今日の昼飯に食べました^^
結論から言うと干物はそこそこ成功です。日差しが強く、高温多湿な季節なので、涼しかった昨晩の内に表面の水気を飛ばして天日干しは干からびないように時間を短くしたのですが、非常に身が厚かったので、もっと旨味成分が出るように天日干し時間を長くした方が良かったみたいです。
また、塩水につける時間ももう少し長めで良さそう。恐らくそれも身が厚いからで、12~13%の塩水ならもう10~15分程度長めに浸しておいた方が良かったみたいです。かなり薄口で、ちょっと醤油を垂らすくらいでちょうど良くなりました。
しかし比較的簡単に出来るので、今後魚が釣れたら干物を定番にしてみようと思います。カマスなんかも干物にすれば旨そうですよね^^
海の恵み。美味しくいただきました。
- 2014年6月20日
- コメント(7)
コメントを見る
Dr.TJさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- ジャッカル:チャビーポッパー
- 2 日前
- ichi-goさん
- 『黒潮大蛇行が終息の兆し?』
- 5 日前
- hikaruさん
- たけのこのこのこ2025 #6
- 10 日前
- はしおさん
- チョットした工夫で使い良いルア…
- 11 日前
- papakidさん
- 記憶に残る1本
- 14 日前
- 濵田就也さん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 春の一応バチ探訪
- 西国のKJ
-
- 月日の流れに早さを感じた久々のサーフ…
- Mitto
最新のコメント