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山鹿 晃
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▼ 湾奥の鱸 2012.09.29~10.08
- ジャンル:日記/一般
秋のハイシーズンがいよいよ本格化してきた。
港湾からも、
湾奥からも、
大河川からも、
小河川からも、
運河からも、
外洋からも、
あちらこちらからシーバス釣果の情報がぞくぞくと聞かれる。
秋の超弩級シーズンの開幕。
アドレナリン解放感と超越感と快感と、
自己新更新を求め、
アングラー達はビッグプラグを撃ち続ける。
しかし、この秋。
もうひとつのチャンスでもある。
ビッグサイズももちろん大事なのだけれども、
『数獲るテクニック』を磨く絶好のチャンスである。
短い時間で数獲るテクニックは必需である。
この『数獲るテクニック=必殺メソッド』を身に付ければ、
おのずとその経験値から『シーバスを出す力』が研ぎ澄まされていく。
その『シーバスを出す力』は、
何処に行っても、どんな状況でも、
確実に『1本獲る』ことを可能にしてくれる。
シーズンを選ばず、
ベイトを選ばず、
『デカいサイズを獲る力』が身に付くのはのはそこからだ、
今はそう思う。
あいつはいっつもセイゴばかりだ…
小物ばっかり釣って喜んでる…なんて言われるときもある(たぶん)。
しかし年間を通じてホゲる日は圧倒的に激減。
とにかく確実にパターンを掴んで、しっかり狙って獲ること。
今はそれでいい。
それがいい。
この秋、
『シーバスフィッシング10年計画』の第2シーズンがいよいよ始まった。
2012.09.29
昨年より徐々に募らせていた思いが、
いよいよ現実味を帯び、実行する時が来た今シーズン。
それが『イブラン超接近戦』。
小場所の明暗や橋脚周り、
台船周辺や岸壁付きのシーバス釣りをずっと考えてきた。
いわゆる『すぐソコにいるヤツ獲り』。
そして現在唯一手持ちの9フィートでなんとか対応してきたが、
よりココだ、と思う場所ではどうしても『9フィート』という
長さが邪魔をしてストレスが溜まっていた。
そして今年、
アピアから風神NEWシリーズが発売され、
前々から気になっていた『イブラン610』も
新素材・新技術で生まれ変わって発売された。
そして今夏、
夏のセールを利用して『NEWイブラン』無理して遂にGET!!
『2012.09.13 湾奥の鱸』で堂々の初陣となった。
2012.09.29 22:00
まだ下げが効き始めて間もない時間帯。
明暗・橋脚ランガンを目的に湾奥・水路的小河川に出撃。
その最初のポイント。
一番河口部で一番流れが効くところ。
…が、今の流れはタイミングでは無い感じ。
明暗部10投もしないで、即移動。
2012.09.29 22:10
続いて1つ上流の橋脚部。
流れのタイミングがもう少しかなって感じ。
一番狙いたい明暗+橋脚周りを外して、
周辺の明暗部だけを『スーサン』で探る。
すると10分もしないうちにいよいよ始まるかなっていう流れ。
しっかり流れが始まれば何十分も粘る場所ではないので、
短期決戦で決めるつもりで本命コース第1投。
初陣したての『NEWイブラン』、
ティップ先端部が極端に柔らかく、
そこから下がガッチガチに硬い。
アキュラシーを高めたまま、ストラクチャーから引き剥がす仕様。
今までと全く異質のロッド。
非常に使いづらい、
反面、
キャスト精度が上がったように錯覚するほどアキュラシー精度が高い。
その精度を活かした第1投は明部手前からトレース。
スーサンが暗部をかすめて戻ってくる。
次はもう少し暗部を深くえぐる感じで。
飛距離を徐々に上げ、近場から明暗に付く魚の反応を見ていく。
そして8投目。
最近、確信を持ちつつあるココのポイントのメソッド。
『暗部橋脚付き』。
橋脚を超えて着水したスーサンは流れに乗って橋脚裏へ。
その橋脚裏際をネズミのように這いながら橋脚先端部へ。
橋脚際に付いていたシーバスがスーサンを見つけてゆっくりチェイス。
スーサンは橋脚先端を離れ、
ヤルキスパークリング全開でシーバスから逃げる。そこで…
ゴンッ!!

2012.09.29 22:25 橋脚際から飛び出してきた、スーサンをガップリの45cmUP
NEWイブランと40ポンドリーダーを使用したメソッド。
まだこの小場所でしか試してないが、
大場所の橋脚にも通用しないか、今後検討してみたい。
ただ、
その為にはいくつかの『橋脚根掛かり』に対する改良点も残している。
イブランをインターロッドにしたい、とか、
左右非対称のプラグが欲しい、とか、
ノットレスリーダーが欲しい、とか。
…今はまだ意味不明な現実味のない話かもしれないけど、
こういうことを考えてるだけでも非常に楽しい。
そんなこんなしてると1本であっと言う間に流れは止まり、
反応も無いので2か所移動後、
雨を避けていったん車中休憩。
結局、
流れ始めを待ってまた同じ場所に戻ってきて同じパターンにカツン。

2012.09.30 02:17 小雨がパラつくなか同じパターンでHITした30cmUP
この場所の流れの発生する理論が判らない。
それさえ掴めばもっと効率よくなるはずなのに…
なんて思いながらこの日はTIME OUT。
2012.10.02 19:30
流れのタイミング発生解明の課題を残したまま、
とにかく流れの状況と情報と経験値を積むため、
再度同じ湾奥小場所を徹底的に通ってランガン。
タイミングは上げ中盤、
潮位もそこそこあって、
上げに押されていい流れが出来るタイミングも発生する。
その時間、わずか1~2時間の間に10~30分程度。
何なんだろう、この複雑で不規則に発生する流れ。
絶対解明してやりたい。
そう考えてたら明暗橋脚にてスーサンにゴンッ。

2012.12.02 19:52 スーサンのヤルキスパークリングにたまらず喰い付いた40cmUP
やっぱりこのタイミングでこの場所か…という感じ。
ただ小場所がゆえに場荒れするのか、次が続かない。
『HITからリリースまでの時間を考慮してファイト時間を長くしない』
これが今のスタイル。
HIT直後のエラ洗いをこなしたらティップ下向きでゴリ巻き。
上流側に動ければ移動しつつ、
あとはロッドテンションに緩急つけて極力エラ洗いさせずに、
近寄ったら足元でタルく泳がせつつ即ランディング。
これで60~70級位までならかなり弱らせない状態でキャッチできる。
そしてポイントが荒れにくい。
…はずだが、やっぱり小場所。続かない。
チョーサン、BR@ST、マリブ、ごっつあん89まで一通り撃ってさっさと移動。
今度は更に上流側に移動して連続橋脚部。
一旦落ち着いていた流れが再度ゆっくり始まりつつある。
橋脚明暗部でやっているアングラーさんに話しかけると、
河口外のデイゲームでボトムのバイブレーション早巻きに50~60UPが1本出たらしい。
いいっスねぇ、やりますねぇ…なんて話をして下流側に入れてもらう。
話終えた頃には流れがガッツリいい感じ。チャンス♪
橋脚メソッドを超接近戦でじっくり試してみる。
そのチョーサン7、8投目。
橋脚裏の際に沿って這いながら、
ヤルキスパークリング全開で橋脚ショルダーを抜けリトリーブ3巻き、
一呼吸抜いた瞬間に橋脚からチェイスしてきていた奴がゴンッ!!!!
ほんの5mくらいの超接近戦。
連続している橋脚は間隔が狭いので、
サイズによってはオタオタしてると巻き込まれる可能性が高い。
ドラグは通常かなりキツめ、からの強引引き剥がしで即ランディング。

2012.10.02 20:51 HIT瞬間とエラ洗いからいいサイズとわかった、久々の60cmUP
明暗部じゃなくてもストラクチャーにはいるねぇ。
むしろ暗部の方がいいサイズ付いてるかも。
超弩級は、
『流れ』
『ストラクチャー』
『ベイト』
『暗闇』
を好むと聞く。
それを考慮すると水路的小場所といえど一級ポイントなのかも知れない。
『数獲り』でセイゴ級ばかりとはいえ、
なんだか『超弩級』に我流で一歩近付いた気がする。
次第に流れも止まり、本日は1時間半でTIME OUT。
2012.10.08 00:00
流れ追及にとことん通ってやろうと決めて、
再び湾奥・水路的小河川。
潮の効きが非常に弱い上げの5分。
流れが最も効く河口部を撃ってみることに。
ルアーって使用後に水洗いして乾燥させるんだけど、
それでもジワリジワリと錆びてくる。
なので乾燥後のフックに『5-56』をサッとスプレーしている。
これだけで対錆び効果は数倍アップ。
ただし工業用防錆油、
そのままキャスト→着水すると油の波紋がフワ~っとなる。
1投目着水HITを台無しにしそうなジンクス回避に、
キャスト前、一旦足元にポチャンってして水洗い。
こうするだけでだいぶ油膜が落ちる。
本日1投目。
今回もいつも同様に足元にスーサンをポチャンってする…とコンッ!?

2012.10.08 00:32 どんだけ腹減ってんだよって感じ。1st真下着水HITした20cmUP
嘘だろって感じの着水HIT。
工業用防錆油の波紋ジンクス、破れた感じ。
…っつうか、今夜は活性が高いのかも。
橋の明暗部を中心に近場から徐々に探っていく。
ここ最近の鉄板ローテーション『スーサン→チョーサン→マリブ68』。
スーサン、チョーサンの必殺ヤルキスパークリングで、
活性の高いヤツに上から2層を猛アピール。
その後、もひとつ下のレンジをのんびりアクションのマリブでヌルっと誘惑。
たまにフォールさせてやったりするともう我慢出来ないみたい。
今シーズン、このポイントではこれが鉄板。
2012.10.08 01:00頃
そのローテーション『マリブ』の5投目にいいサイズのバイト!!
イブランの柔らかい先端ティップがしっかり持ってかれる…が、
村岡昌憲氏流・未必の故意メソッドではないが、
流れを見るのに神経が集中し過ぎていたのと、
グリップの握り具合が悪く合わせのタイミングが遅れ、
ビックリ合わせでフッキングミス×。
非常に悔やまれるバイト。
しかし、その数十分後。
明暗部周辺に異変。
ここ最近のベイトは間違いなくイナッコ。
この水路的小河川のあちらこちらにイナッコがわんさといる。
常夜灯などが反射する水面をみているだけで、
イナッコ小隊が水面に波紋を広げながら点在しているのが確認出来る。
でもイナッコ小隊付きに追われている風でもない状況。
この何日かの釣りでも判るようにシーバスは明暗やストラクチャー周辺で待ちかまえてベイトを捕食しているようである。
2012.10.08 01:30過ぎ
明暗部周辺の水面が慌ただしくなってきた。
イナッコが追われている。
明部の沖のうっすら暗部でボッシュ、バシュっとライズ。
8~10cmのイナッコが大群をなして明部周辺の水面下で
ギラギラしながら逃げ回っている。
明らかに『イナッコ付きシーバス』がいる。
そして『イナッコ付きシーバス』に追われ橋下明暗部に追い込まれたイナッコは、
バッシュ!!
明暗部に待ちかまえる『明暗居着きのシーバス』の餌食となっている。
イナッコ大群は『明暗居着き』と『イナッコ付き』に挟み撃ち状態。
もう橋周辺は激しい弱肉強食の食物連鎖。
完全に時合い。
あとはこのベイトたっぷりの状況で喰わせられるかどうか。
『イナッコ付き』を狙うにはベイトが多すぎるのと、
広範囲でシーバスが追いかけ回しているだろうのとで効率が悪い。
そう考えて『明暗居着き』狙い。
さっきバイトのあった『マリブ68』を明部ギリギリからトレース。
流れはゆっくり暗部へ。
ゴツゴツとベイトに当たりながらも反応は無い。
暗部にも浅いU字で流し込むがバイトしてこない。
レンジを上げて『チョーサン』。
明部から橋ど真下奥までヤルキスパークリングでいろいろ攻める。
うっすら明部に見えたシーバスが気づいてスっとチェイスするものの、
しっかり追いかけてバイトまではしない。
完全に見切られている。
橋常夜灯のオレンジ光が強いのでもっとレンジ下かと、
イナッコ大群の下を『BR@ST』で…と思ったが、
ライズがあることと時合い真っ只中ということを考慮して水面直下『ごっつあん89』にチェンジ。
イブランの6.1ftを最大限に活かして橋真下暗部へ。
極力水面直下を意識してノーマルリトリーブしてきた1投目。
ごっ!!
喰った!!確実にルアーチェンジに反応したと確信したHIT。
橋下暗部でバサバサっと首を振りまわすエラ洗い、いいサイズ。
ドラグ強設定で強引に橋下から引っ張り出す。
明部に出てきたシーバスは潜っていて見えないが重さはある。
オレンジ光に照らし出された水面に薄っすら姿が見えた途端、
急浮上っ!!
エラ洗い静止させる余裕はなく、ラインテンションを最大に保つ。
バシャバシャバシャっ!!!!
周辺に白泡飛び散らせながら、豪快に最後の抵抗。
もう場荒れもへったくれもない。
豪快なエラ洗いをなんとかかわして再度、魚との距離を取る。
タモを少し深めに入れてやり、エラ洗いの気を起こさせないよう深場でランディング。
お?おおっ!?・・・というサイズ。
80?いや90?
最近、とんと御無沙汰だったfimoワイドメジャーを急いで取ってきて、
アドレナリン沸騰の中で即、計測。

2012.10.08 01:48 もうすぐ開幕の『運河コノシロ付き』を思い出させる、がっちりした体格の70cmUP
あ、なにが80だよっ…てね。
久々の体の太さと重さと、小場所の1本というこで誤目測を大幅に下方修正。
けど、
いるんだね、こんな小場所にも。
この港湾・湾奥では大きく自己新記録更新♪
その後、
測定・撮影・ちょっとした余韻堪能後、
しっかり時間かけて蘇生・リリース。
約30分後。
もうちょっと余韻に浸って、さっき出た場所を見ると時合いも終わりがけの感じ。
他のアングラーの姿も見え、この場は今夜はもう撃たないことに。
だって十分満足でしょ♪
少しだけ上流のいつもの明暗橋脚をいつものパターンでやって、
ちゃんと出ることを確認して、今夜はこれでTIME OUT。

2012.10.08 02:30 しばらく先行者が居なかったのか、流れ緩めでも即HITした30cmUP
秋のハイシーズン、
『数獲りメソッド』を追求しながら楽しむ第2シーズン。
上手なアングラー達にはイージーなことかもしれないが、
大事なことは『どれだけその日のその時間を楽しめるか』にある。
そしてそれは人それぞれである。
そして今回、
セイゴ・フッコサイズに紛れた70UP。
しっかり自分の釣りをした中に出た、この1匹。
どれだけ嬉しかったことか。
どれだけアドレナリンを全開にドキドキ感を味わえたことか。
これからいよいよコノシロパターンが始まって、
70は小型の部類に入るシーズン。
けれど、
その『サイズ』だけにこだわりすぎることなく、
スズキという魚との駆け引き1匹1匹を無駄にすることなく味わっていきたい。
港湾からも、
湾奥からも、
大河川からも、
小河川からも、
運河からも、
外洋からも、
あちらこちらからシーバス釣果の情報がぞくぞくと聞かれる。
秋の超弩級シーズンの開幕。
アドレナリン解放感と超越感と快感と、
自己新更新を求め、
アングラー達はビッグプラグを撃ち続ける。
しかし、この秋。
もうひとつのチャンスでもある。
ビッグサイズももちろん大事なのだけれども、
『数獲るテクニック』を磨く絶好のチャンスである。
短い時間で数獲るテクニックは必需である。
この『数獲るテクニック=必殺メソッド』を身に付ければ、
おのずとその経験値から『シーバスを出す力』が研ぎ澄まされていく。
その『シーバスを出す力』は、
何処に行っても、どんな状況でも、
確実に『1本獲る』ことを可能にしてくれる。
シーズンを選ばず、
ベイトを選ばず、
『デカいサイズを獲る力』が身に付くのはのはそこからだ、
今はそう思う。
あいつはいっつもセイゴばかりだ…
小物ばっかり釣って喜んでる…なんて言われるときもある(たぶん)。
しかし年間を通じてホゲる日は圧倒的に激減。
とにかく確実にパターンを掴んで、しっかり狙って獲ること。
今はそれでいい。
それがいい。
この秋、
『シーバスフィッシング10年計画』の第2シーズンがいよいよ始まった。
2012.09.29
昨年より徐々に募らせていた思いが、
いよいよ現実味を帯び、実行する時が来た今シーズン。
それが『イブラン超接近戦』。
小場所の明暗や橋脚周り、
台船周辺や岸壁付きのシーバス釣りをずっと考えてきた。
いわゆる『すぐソコにいるヤツ獲り』。
そして現在唯一手持ちの9フィートでなんとか対応してきたが、
よりココだ、と思う場所ではどうしても『9フィート』という
長さが邪魔をしてストレスが溜まっていた。
そして今年、
アピアから風神NEWシリーズが発売され、
前々から気になっていた『イブラン610』も
新素材・新技術で生まれ変わって発売された。
そして今夏、
夏のセールを利用して『NEWイブラン』無理して遂にGET!!
『2012.09.13 湾奥の鱸』で堂々の初陣となった。
2012.09.29 22:00
まだ下げが効き始めて間もない時間帯。
明暗・橋脚ランガンを目的に湾奥・水路的小河川に出撃。
その最初のポイント。
一番河口部で一番流れが効くところ。
…が、今の流れはタイミングでは無い感じ。
明暗部10投もしないで、即移動。
2012.09.29 22:10
続いて1つ上流の橋脚部。
流れのタイミングがもう少しかなって感じ。
一番狙いたい明暗+橋脚周りを外して、
周辺の明暗部だけを『スーサン』で探る。
すると10分もしないうちにいよいよ始まるかなっていう流れ。
しっかり流れが始まれば何十分も粘る場所ではないので、
短期決戦で決めるつもりで本命コース第1投。
初陣したての『NEWイブラン』、
ティップ先端部が極端に柔らかく、
そこから下がガッチガチに硬い。
アキュラシーを高めたまま、ストラクチャーから引き剥がす仕様。
今までと全く異質のロッド。
非常に使いづらい、
反面、
キャスト精度が上がったように錯覚するほどアキュラシー精度が高い。
その精度を活かした第1投は明部手前からトレース。
スーサンが暗部をかすめて戻ってくる。
次はもう少し暗部を深くえぐる感じで。
飛距離を徐々に上げ、近場から明暗に付く魚の反応を見ていく。
そして8投目。
最近、確信を持ちつつあるココのポイントのメソッド。
『暗部橋脚付き』。
橋脚を超えて着水したスーサンは流れに乗って橋脚裏へ。
その橋脚裏際をネズミのように這いながら橋脚先端部へ。
橋脚際に付いていたシーバスがスーサンを見つけてゆっくりチェイス。
スーサンは橋脚先端を離れ、
ヤルキスパークリング全開でシーバスから逃げる。そこで…
ゴンッ!!

2012.09.29 22:25 橋脚際から飛び出してきた、スーサンをガップリの45cmUP
NEWイブランと40ポンドリーダーを使用したメソッド。
まだこの小場所でしか試してないが、
大場所の橋脚にも通用しないか、今後検討してみたい。
ただ、
その為にはいくつかの『橋脚根掛かり』に対する改良点も残している。
イブランをインターロッドにしたい、とか、
左右非対称のプラグが欲しい、とか、
ノットレスリーダーが欲しい、とか。
…今はまだ意味不明な現実味のない話かもしれないけど、
こういうことを考えてるだけでも非常に楽しい。
そんなこんなしてると1本であっと言う間に流れは止まり、
反応も無いので2か所移動後、
雨を避けていったん車中休憩。
結局、
流れ始めを待ってまた同じ場所に戻ってきて同じパターンにカツン。

2012.09.30 02:17 小雨がパラつくなか同じパターンでHITした30cmUP
この場所の流れの発生する理論が判らない。
それさえ掴めばもっと効率よくなるはずなのに…
なんて思いながらこの日はTIME OUT。
2012.10.02 19:30
流れのタイミング発生解明の課題を残したまま、
とにかく流れの状況と情報と経験値を積むため、
再度同じ湾奥小場所を徹底的に通ってランガン。
タイミングは上げ中盤、
潮位もそこそこあって、
上げに押されていい流れが出来るタイミングも発生する。
その時間、わずか1~2時間の間に10~30分程度。
何なんだろう、この複雑で不規則に発生する流れ。
絶対解明してやりたい。
そう考えてたら明暗橋脚にてスーサンにゴンッ。

2012.12.02 19:52 スーサンのヤルキスパークリングにたまらず喰い付いた40cmUP
やっぱりこのタイミングでこの場所か…という感じ。
ただ小場所がゆえに場荒れするのか、次が続かない。
『HITからリリースまでの時間を考慮してファイト時間を長くしない』
これが今のスタイル。
HIT直後のエラ洗いをこなしたらティップ下向きでゴリ巻き。
上流側に動ければ移動しつつ、
あとはロッドテンションに緩急つけて極力エラ洗いさせずに、
近寄ったら足元でタルく泳がせつつ即ランディング。
これで60~70級位までならかなり弱らせない状態でキャッチできる。
そしてポイントが荒れにくい。
…はずだが、やっぱり小場所。続かない。
チョーサン、BR@ST、マリブ、ごっつあん89まで一通り撃ってさっさと移動。
今度は更に上流側に移動して連続橋脚部。
一旦落ち着いていた流れが再度ゆっくり始まりつつある。
橋脚明暗部でやっているアングラーさんに話しかけると、
河口外のデイゲームでボトムのバイブレーション早巻きに50~60UPが1本出たらしい。
いいっスねぇ、やりますねぇ…なんて話をして下流側に入れてもらう。
話終えた頃には流れがガッツリいい感じ。チャンス♪
橋脚メソッドを超接近戦でじっくり試してみる。
そのチョーサン7、8投目。
橋脚裏の際に沿って這いながら、
ヤルキスパークリング全開で橋脚ショルダーを抜けリトリーブ3巻き、
一呼吸抜いた瞬間に橋脚からチェイスしてきていた奴がゴンッ!!!!
ほんの5mくらいの超接近戦。
連続している橋脚は間隔が狭いので、
サイズによってはオタオタしてると巻き込まれる可能性が高い。
ドラグは通常かなりキツめ、からの強引引き剥がしで即ランディング。

2012.10.02 20:51 HIT瞬間とエラ洗いからいいサイズとわかった、久々の60cmUP
明暗部じゃなくてもストラクチャーにはいるねぇ。
むしろ暗部の方がいいサイズ付いてるかも。
超弩級は、
『流れ』
『ストラクチャー』
『ベイト』
『暗闇』
を好むと聞く。
それを考慮すると水路的小場所といえど一級ポイントなのかも知れない。
『数獲り』でセイゴ級ばかりとはいえ、
なんだか『超弩級』に我流で一歩近付いた気がする。
次第に流れも止まり、本日は1時間半でTIME OUT。
2012.10.08 00:00
流れ追及にとことん通ってやろうと決めて、
再び湾奥・水路的小河川。
潮の効きが非常に弱い上げの5分。
流れが最も効く河口部を撃ってみることに。
ルアーって使用後に水洗いして乾燥させるんだけど、
それでもジワリジワリと錆びてくる。
なので乾燥後のフックに『5-56』をサッとスプレーしている。
これだけで対錆び効果は数倍アップ。
ただし工業用防錆油、
そのままキャスト→着水すると油の波紋がフワ~っとなる。
1投目着水HITを台無しにしそうなジンクス回避に、
キャスト前、一旦足元にポチャンってして水洗い。
こうするだけでだいぶ油膜が落ちる。
本日1投目。
今回もいつも同様に足元にスーサンをポチャンってする…とコンッ!?

2012.10.08 00:32 どんだけ腹減ってんだよって感じ。1st真下着水HITした20cmUP
嘘だろって感じの着水HIT。
工業用防錆油の波紋ジンクス、破れた感じ。
…っつうか、今夜は活性が高いのかも。
橋の明暗部を中心に近場から徐々に探っていく。
ここ最近の鉄板ローテーション『スーサン→チョーサン→マリブ68』。
スーサン、チョーサンの必殺ヤルキスパークリングで、
活性の高いヤツに上から2層を猛アピール。
その後、もひとつ下のレンジをのんびりアクションのマリブでヌルっと誘惑。
たまにフォールさせてやったりするともう我慢出来ないみたい。
今シーズン、このポイントではこれが鉄板。
2012.10.08 01:00頃
そのローテーション『マリブ』の5投目にいいサイズのバイト!!
イブランの柔らかい先端ティップがしっかり持ってかれる…が、
村岡昌憲氏流・未必の故意メソッドではないが、
流れを見るのに神経が集中し過ぎていたのと、
グリップの握り具合が悪く合わせのタイミングが遅れ、
ビックリ合わせでフッキングミス×。
非常に悔やまれるバイト。
しかし、その数十分後。
明暗部周辺に異変。
ここ最近のベイトは間違いなくイナッコ。
この水路的小河川のあちらこちらにイナッコがわんさといる。
常夜灯などが反射する水面をみているだけで、
イナッコ小隊が水面に波紋を広げながら点在しているのが確認出来る。
でもイナッコ小隊付きに追われている風でもない状況。
この何日かの釣りでも判るようにシーバスは明暗やストラクチャー周辺で待ちかまえてベイトを捕食しているようである。
2012.10.08 01:30過ぎ
明暗部周辺の水面が慌ただしくなってきた。
イナッコが追われている。
明部の沖のうっすら暗部でボッシュ、バシュっとライズ。
8~10cmのイナッコが大群をなして明部周辺の水面下で
ギラギラしながら逃げ回っている。
明らかに『イナッコ付きシーバス』がいる。
そして『イナッコ付きシーバス』に追われ橋下明暗部に追い込まれたイナッコは、
バッシュ!!
明暗部に待ちかまえる『明暗居着きのシーバス』の餌食となっている。
イナッコ大群は『明暗居着き』と『イナッコ付き』に挟み撃ち状態。
もう橋周辺は激しい弱肉強食の食物連鎖。
完全に時合い。
あとはこのベイトたっぷりの状況で喰わせられるかどうか。
『イナッコ付き』を狙うにはベイトが多すぎるのと、
広範囲でシーバスが追いかけ回しているだろうのとで効率が悪い。
そう考えて『明暗居着き』狙い。
さっきバイトのあった『マリブ68』を明部ギリギリからトレース。
流れはゆっくり暗部へ。
ゴツゴツとベイトに当たりながらも反応は無い。
暗部にも浅いU字で流し込むがバイトしてこない。
レンジを上げて『チョーサン』。
明部から橋ど真下奥までヤルキスパークリングでいろいろ攻める。
うっすら明部に見えたシーバスが気づいてスっとチェイスするものの、
しっかり追いかけてバイトまではしない。
完全に見切られている。
橋常夜灯のオレンジ光が強いのでもっとレンジ下かと、
イナッコ大群の下を『BR@ST』で…と思ったが、
ライズがあることと時合い真っ只中ということを考慮して水面直下『ごっつあん89』にチェンジ。
イブランの6.1ftを最大限に活かして橋真下暗部へ。
極力水面直下を意識してノーマルリトリーブしてきた1投目。
ごっ!!
喰った!!確実にルアーチェンジに反応したと確信したHIT。
橋下暗部でバサバサっと首を振りまわすエラ洗い、いいサイズ。
ドラグ強設定で強引に橋下から引っ張り出す。
明部に出てきたシーバスは潜っていて見えないが重さはある。
オレンジ光に照らし出された水面に薄っすら姿が見えた途端、
急浮上っ!!
エラ洗い静止させる余裕はなく、ラインテンションを最大に保つ。
バシャバシャバシャっ!!!!
周辺に白泡飛び散らせながら、豪快に最後の抵抗。
もう場荒れもへったくれもない。
豪快なエラ洗いをなんとかかわして再度、魚との距離を取る。
タモを少し深めに入れてやり、エラ洗いの気を起こさせないよう深場でランディング。
お?おおっ!?・・・というサイズ。
80?いや90?
最近、とんと御無沙汰だったfimoワイドメジャーを急いで取ってきて、
アドレナリン沸騰の中で即、計測。

2012.10.08 01:48 もうすぐ開幕の『運河コノシロ付き』を思い出させる、がっちりした体格の70cmUP
あ、なにが80だよっ…てね。
久々の体の太さと重さと、小場所の1本というこで誤目測を大幅に下方修正。
けど、
いるんだね、こんな小場所にも。
この港湾・湾奥では大きく自己新記録更新♪
その後、
測定・撮影・ちょっとした余韻堪能後、
しっかり時間かけて蘇生・リリース。
約30分後。
もうちょっと余韻に浸って、さっき出た場所を見ると時合いも終わりがけの感じ。
他のアングラーの姿も見え、この場は今夜はもう撃たないことに。
だって十分満足でしょ♪
少しだけ上流のいつもの明暗橋脚をいつものパターンでやって、
ちゃんと出ることを確認して、今夜はこれでTIME OUT。

2012.10.08 02:30 しばらく先行者が居なかったのか、流れ緩めでも即HITした30cmUP
秋のハイシーズン、
『数獲りメソッド』を追求しながら楽しむ第2シーズン。
上手なアングラー達にはイージーなことかもしれないが、
大事なことは『どれだけその日のその時間を楽しめるか』にある。
そしてそれは人それぞれである。
そして今回、
セイゴ・フッコサイズに紛れた70UP。
しっかり自分の釣りをした中に出た、この1匹。
どれだけ嬉しかったことか。
どれだけアドレナリンを全開にドキドキ感を味わえたことか。
これからいよいよコノシロパターンが始まって、
70は小型の部類に入るシーズン。
けれど、
その『サイズ』だけにこだわりすぎることなく、
スズキという魚との駆け引き1匹1匹を無駄にすることなく味わっていきたい。
- 2012年10月19日
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