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秋到来!

  • ジャンル:釣行記
 
仕事の合間、
缶コーヒー一本分値上がったばかりの高価なタバコをふかしに外に出た。 
 
雨。 
 
 
路面は濡れ、大きな水溜まりが出来る程しっかりと降っている。 
 
先日の雨に、今回の雨。 
間違いなく『落ち』が始まる!そう直感したTOMMYは4日、
早朝3時に仕事を終えてそのまま木曽川へと車を走らせた。 
 
途中、大粒の雨がフロントガラスを叩く。 
と同時に、色んな思いが頭の中で交錯する。 
 
水量は? 
色は? 
流れは? 
嫁は?(笑) 
 
これら全てのタイミングが合った時、
私の本格的な落ちアユパターンが成立する。 
 
この日の潮時は若潮、満潮二時。時間的に下げ四分からの釣行。 
 
まずは上流の橋の上から水量をチェックする。 
ここで水量と流れの強さを確認する事で、その日のパターンが決まる。 
 
水量、流れ共に問題なし。モチベーションもこれにて充電完了! 
そこから一気に下流へ移動し、タックルをセット。 
 
この日のタックルは、 
ロッド:アピア エンゼルシューター96ML 
リール:シマノ 07ステラC3000 
ライン:クレハ バトルシーバス1号 
リーダー:サンライン POCKET FC 20lbをPRノットで。 
 
 
ヤブを漕いで、女郎蜘蛛と格闘しながらポイントへ。 
 
やはり流れは申し分ない。いれば答えは早い筈だ。 
 
雨は止んでおり、風も無風。
流れはあるが、水面はまるで鏡の様に静かだ。 
 
息を殺し、極力物音を立てない様に、
流芯へルアーを届かせるギリギリの立ち位置まで進む。 
 
一投目。 
 
Ja-doごっつぁんミノーを流芯の上流から流し、
ダートを混ぜながらU字を書く。 
 
この一投で流れの強い場所…即ち“水流の重み”を感じ取る。 
 
見つけた! 
 
ニ投目。 
 
先程より少し上流から“重み”を感じ取った場所に
最高のルートでルアーをプレゼン! 
 
 
「ゴゴゴン!」 
 
 
一撃。 
 
流れを味方に付け、一気に下流へ走る! 
ステラが一回、二回と鳴いた! 
そいつをロッドのパワーで止める。 
ここでまた大粒の雨が降り出し、視界を著しく遮られる。 
ラインが見辛く、
これ以上走られたらいつブラインドストラクチャーに巻かれ、
ラインブレイクを起こすかわからない。 
 
腰を落とし、こちらもファイティングスタイルで川鱸のパワーに挑む! 
 
一気に流れから引き剥がした所で、
少々強引にやり合っても大丈夫だと確信。 
 
ステラのドラグを締め、
強引に寄せると、二度豪快にエラ洗いを見せた。この引きであのサイズか…。 
 
オーシャングリップで下アゴを掴み、グッと喜びを噛みしめる。 
今日も狙い通りに出てくれた。
 
58cm。
 
さほど大きくないがナイスファイトだった。


『ありがとう』 
 
素早く写真を撮り、十分に時間を掛けて蘇生させ、リリース。 
 
 
三投目も魚が吸い込む様な感覚はあったもののそれっきり。 
雨足が強くなったので早々に切り上げた。 
 

そして車に戻り、
余韻に浸りながら気分良く車をUターンさせていたその時だった。 
 
 
『ズズズ…』 
 
 
慌ててブレーキを踏むTOMMY! 
 
『ズズズズズ!』 
 
何と後輪が泥濘に取られ土手に落ちてしまった! 

車が傾く。 
 
すぐさま四駆に切り替え脱出を試みるも、
完全に腹下のマフラーが埋没し、亀状態に! 
 
F〇CK…。
 
JAFの方が来てくれるまで一時間半。 
フロントガラスには相変わらず強い雨粒が打ち寄せていた。 
揺れて見えたのは雨のせいだったのか…。
 
結局余韻に浸る所か、嫁への言い訳を考えるハメになったのでした…。
 
 
 

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