今年初のシーバス

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 まったりとした潮止まりに、バイブレーションにヒット! だが、すぐバレる。
 その後、上げ潮が利き始めた頃、ライジングミノー、ほぼ着水と同時にヒット。あまり大きくないと思っていたが、ランディングしてみると、70前後はあった。

...  ただ・・・写真がない。

 実はそのシーバス、両目が白く、さらに出目金のように目が飛び出ていた。また鱗の1/3くらいが剝がれてしまっていて、鰭は内出血したようにパサパサとしていた。熱帯魚で言うところの、エロモナスによる感染症に似た症状だった。博多湾でシーバスを追い求めて、今年で19年だが、これ程痛々しいシーバスを釣ったことはない。

 今年、最初のシーバスであったし、カメラに収めようかと思わなかったわけではないが、どうしてもポケットから携帯を取り出せなかった。これを記録として残すのは、生命の尊厳を冒涜するような、そんな気がした。

 手を離すと、シーバスはビュンと泳いでいった。目も見えていないだろう。おそらく長くは生きられないだろう。
 それでも、生きようとしている、いや、生きている!
 生命の逞しさに感動を覚えた、そんな日だった。

 
 
 
 

 明日も釣り行こっと♪

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