【迷走】ショートバイトという言葉に惑わされた話

「当たるんだけど掛かんないんですよねー」
ショートバイトだねぇー

・・・と、シーバスやってると当たり前のように会話の中で
出てくる単語、ショートバイト。

この言葉に悩まされた経験を記載しようと思います。
何かの役に立てば幸いです。

※注意 当スタイルはデイゲーム、河口域です。
    リトリーブの釣りだと思ってください。
    参考までに。

■そもそもショートバイトってなんぞ??
定義はしっかり調べてないですが、わたくし個人の認識としては
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・・・のどちらかだと思っている。

なぜかというと、ショートバイト対策を調べた結果が、
①フックサイズを下げる
②ロッドティップが柔らかいものを使う
③リーダーをナイロンにする(個人的にはあまり意味がないと思っている)

何を狙って導入しているか考えると、
「いかにフックを口に入れてしまえるか」
だと思われるからだ。

シーバス初めて3年目くらいに、
「ショートバイトが取れれば、もっと数が出せるのではないか」
と考えるようになり、そこからおよそ2年の迷走が始まった。


■初心者ながらにいろいろやってみた。
①当たったら巻きを止めてみる
 →巻き合わせが入らないためヒット率激減…効果なし

ただし、フォールや着底、その後の立ち上げのバイトはある。

②大きい当たりだけ合わせる
 →しっかりバイトした物を獲る目的。
  一定の効果が得られたが、劇的ではない。
  が、「本命のバイト」の感覚が何となく掴めた。
  これが最終的に一番効果が出る?ことになるとは、
  この時点では思いもしなかったのだった。


③ロッドをMからMLにする
 14ディアルーナ906M→ヤマガ アーリー96mlへ
 ティップの入りは良くなったが、実質あまり変わらない…
 →効果なし

④ドラグを緩くしてみる
 →…効果なし!

⑤さらに柔らかいティップを求めて。
 エクスセンスインフィニティ 1000MLを中古で導入
 さらにティップの入りがよくなるが、劇的変化はなし。
 ハイエンドのすごさを初めて経験。

⑥さらにさらに柔らかいティ(略
 コアマン デイスター96ML
 エクスセンスジェノス 96M/F3(失敗
 ボーダレス 340M
 エクスセンス テクニカルパスファインダー
 →多少効果があった気がするが、劇的ではない。




(•̀ ω •́ )✧ あかん お手上げだ!
おのれ ラテオラブラックスジャポニクス!



行き詰まってしまい、いろいろ思い出していったところ、

「激しいアタリほど、スレ率が高い」傾向があることがあげられた。

そのほかにも、よく「鱗が引っかかってくる」ことが
多々あった。



・・・なんでショートバイト捕りにいって、
スレや鱗がつくんだ? (•ω•`)????




・・・あえて逆をやってみた。

⑦ロッドを固く、短く、フックサイズを大きく!

 APIA グランデージ90M 導入
※短めにした理由
 何となくフッキングが早くなりそうな気がしたから。
 根拠はないです。

結果は、


なんと。ヒット率が激増したのである!



スレで!



ただのガラ掛けになってしまった…



このセッティングの時に、たまたま見えた光景が
今まで行ってきた対策の、効果がなかった理由が垣間見えた。


回遊で入ってきたシーバスの群れがバイブレーションを集団で追いかけ、

見切ってスルー、旋回したときに
ボディやヒレにあたって
激しいアタリを生んでいたのだった。


そもそも食ってなかったー-!!!

そりゃスレがかるよね。


口掛りするものもあるので、すべてではないが、
思い返してみると、口にかかってくるときの当たりは
結構弱かった…


このことがあってから、このフィールドは、
ロッドは投げるもの、と割り切って硬さはあまり気にしなくて
よいのではないかと思うようになった。

実際、釣果はたいして変わらなかった。

手前の根がきつい所に入るときはロング、
そうじゃないときは9ftのMクラスを基準で組み立て。

私の中で一定の結論には達したのだが、

私はサトウだけどスズキではないし、
すべてのバイトを目視できているわけではないので、
仮定に過ぎないとは思う。

これからも「ショートバイト」について追及してみよう。

・おまけ
スレでも新品フックは良く刺さる!



■最後に
あなたが掛けられないショートバイトは、
本当にショートバイトですか?(*ФωФ)


 

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