鬼怒川上流への想い

  • ジャンル:日記/一般

dofo8ejiemz8p9pahdwd_480_480-15d48634.jpg


今年9月に関東を襲った豪雨。

 雨の被災、自分の住む関東エリアでこれだけ雨が降ったのは自分の人生で記憶に無いかもしれない。鬼怒川の堤防決壊はライブでその状態が伝えられ、自分の実家のある栃木では思川、巴波川等も、後一日降ったらアウトという状態で、近所の友達の家等も床下浸水するなどかなり危なかった。

wooib783ac8yuy9otrpe_480_480-fcc90fbf.jpg

 鬼怒川の決壊については堤防の低さ、強度等に疑問を感じずにはいられなかったし、自分の住んでいた家の近くには昔決壊した箇所があり、堤防のかさ上げが自分の生まれた頃から進んでいたので、今回は事無き得たわけだが、そう出なかったらと思うと人ごとではない。専門的なことはわからないが、もう少しどうにかなったのでは?と思ってしまう。亡くなられた方のご冥福と、被災された方々の復興を祈るばかりです。


 初夏、自分は渓流に向かう。そう、鬼怒川の上流に。
今回のログは、鬼怒川上流部の男鹿川やその支流の話を少し。

 



テレビ等では鬼怒川温泉の映像等は出ていたが、その上流の村の様子等はあまり伝えられていなかった。地元方がアップしているHPを見て、上流部が孤立していることを知ったわけなのだが、その写真を見ていつもの渓流との違いに愕然することに…。自然の破壊力を見たわけですが、幸いにも村の人は無事とのこと。
bomfy2sb42e22kzeokhr_480_480-b70422a2.jpg

芹沢付近の様子

jjkpycczstcjc45b4545_480_480-9844bdb7.jpg
入山沢、落合橋付近の増水時と平常時

p5g3x9dddh8wiyi5yvnk_480_480-b3a3524d.jpg
落合橋付近の平常時、増水時は橋スレスレまで水位が…。

r2vptsddv7uwxm2bpzg7_480_480-b2c2d638.jpg
後で地元の方に電話で話したところ、『道はしばらく通れないし、川は元の渓流に戻るには何十年かかるかわからないかなぁ〜バクテリアレベルからやり直し』と…。
今回の雨で流されてきた土砂で川が埋まってしまった感じなのだと!みんな元気、無事で何よりと話していたが、やはり川と共に生活があるエリア、ショックは如何ばかりかと思う。

その時の写真と以前の写真に自分のコメントを入れながら見てみる。
何故? ん〜〜自分にもわからないけど、
そこで釣りをしていたから?
そこでまた釣りをしたいから?
その川と村がこれからもがんばれるように、知ってほしいから?

5we4h6gi2as79bkdbsi7_480_480-52ccf742.jpg

芹沢橋は冠水。

この橋の下でも以前釣りをしたけど、高さは7メートルくらい高さあったかな?

ywoix46cusarf3wnsw4n_480_480-e3cfc1c7.jpg

入山沢、見通し沢出合の橋も冠水。というか凄いことに……。

m782puu4prh2erotage9_480_480-1ad03f84.jpg
どんどん滝は土砂に埋もれて滝つぼも無くなった。

o49ybo7m3zxubjbgi2b9_480_480-1cf4e09d.jpg
入山沢の奇麗な渓谷も土砂に…。

r2faxiycmzzyd3dhhs6x_480_480-eb75a52e.jpg
鬼怒川本流。

復興はもちろん元の川に戻るには、長い歳月がかかりそう。これも自然サイクルなのかもしれないが…。人間の考える時間なんて短いものだな〜と。

 



自分が撮影した鬼怒川支流の美しい景色をいくつか。

kikpcwmtkxox35kvrdtx_480_480-204b8a94.jpg

sr2p7tcit3ma4dmfphug_480_480-2d4f5819.jpg

ed9rd2sfk7p2ov6f2xrp_480_480-138e0d13.jpg

ww5kjytia4682yce338h_480_480-f9f06ca8.jpg

92fr7euzjkpkiizzhcvr_480_480-b070b95b.jpg

kf22wwej6wpkxwsfwjh4_480_480-3af0efa9.jpg

hz9wddbgieny5ccxriiu-777a627a.jpg
こんな奇麗な風景の中でまた釣りが出来るようになるには、何年かかるかわからないけど、見守りたいものだ。つづく




災害写真等は下記ホームページより引用:
男鹿高原Reviewふたたび/古代村HP
つちや食堂HP/神山釣具店HP




 

コメントを見る