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〝 Good Design Award 2004 受賞 〟

2004年初春、日本デザイン振興会が運営する「グッドデザイン賞」への応募申請を開始した。

最初の関門は、一次審査(書類審査)であった。
それは、これまでにフィッシングボートの受賞前例が見当たらなかった事から、果たしてモーターボートを審査される方の基準点は、一体何を持って優劣を判断されるのであろうか。また、単にデザイン性だけの追求なら、自由さも増すところであるが、海上に浮かび航行する上での物理的バランスや踏波性は二輪や四輪の視点とは全く異なり、船底形状の追求が不可欠であるが、そこを当方が強調しても理解していただけるのであろうか。

一般にボートサイズが大きければ大きい程、安定性や踏波性を増す事は有利であるが、あえて駐車場での保管も可能とさせるサイズに拘り、同時に海上での安定性、踏波性を損なわない様な苦心を果たしている実艇を見ずに書類だけで審査員の方に伝えることが出来るのであろうか。

兎に角、開発者としての主張を純粋に汲み取っていただける内容で審査書類を作成しようと、日夜与えられたテーマに対する意思表示を無我夢中に活字に込めて作成していった事は確かであった。


そして、一次審査の結果発表が梅雨にさしかかる頃に一報が入り、結果は何とか無事に一次は通過したとの審査結果を郵送で受け取る事が出来、一先ず胸を撫で下ろす事となった。
しかし、同時に更なる関門が迫る事になる。
それは、二次審査を受ける為に実艇を九州から東京まで持ち込み、プレゼンテーション会場にて審査を受けなければならない事であった。経費は勿論自前である事から、何とか好い方法を検討する毎日が始まった。

そんな中で、弊社艇オーナー様がボートフィッシングゲーム2004の関東大会でクラス優勝されたとの吉報が入り、その時に参加された方の中から弊社艇を購入していただけるとのご商談をいただく事が出来た。
そして、納期を8月に設定させていただき、GDA出展艇としてご了解を賜り、無事に二次審査のために東京に実艇を持ち込む事が出来たのであった。

また、一次審査を通過してWeb上に発表された後、全国の方々から多くの応援メッセージを頂戴し、感無量の思いで二次審査に向かえた事は大きな励みとなり、審査にも多大な力となった事は云うまでもない。


2004年10月吉日、晴れて「グッドデザイン賞」受賞報告をいただくことが出来たのである。

















2004年GDA受賞を振り返り、立川在住のK氏を初め、多くの応援をいただだいた全国の方々に、
今でも心より深謝の気持でいっぱいである。





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