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〝 バウポジションの所以 〟


123型は、140型と比べてみるとハル形状以上にフロアデッキのレイアウトが全く異なる。所謂、究極のバウポジションなのである。

ソルト用スモールサイズの123型は浮力確保の為にスクエアに近いフロート体により、停止状態からプレーニング完了迄の造波抵抗は想像以上のものであった。

搭載機関も13フッター弱の船長でも4ストローク30馬力を推奨した手前、機関とバッテリーの重量だけでも90㎏にも達するスターンヘビー状態の試作艇で、中途半端なセンターコンソーラーでは1名なら兎も角、2名3名を乗船させるとプレーニングさせる為の9ピッチ以下のプロペラが不可欠と想定された。

そこで、カウンターバランスとして操船者自らがバラストの役割を果たすことで理に適い、よりスムーズなプレーニングとドライで視認性抜群となり、キャスティング対応方位も操船席位置で270度とまるで、140型のキャスティングレール内と同等なのである。更にピッチングは発生しても腰を痛める様な叩きを抑止させる特殊ハル形状の追及から、快適な操船席が実現出来、標準プロペラも2ピッチ高速型の11ピッチを設定する事で、驚きの低燃費を実現させることが可能となった。





しかも、荒天時には油圧トリム調整でバウを上げぎみに波を割りながら進み、波高2m程の難所を2名乗船で航行して行ける事も実証出来たことにソルト用フィッシングボート(沿岸小型船舶)として、釣り時の静止安定性と併せ完成度の面からも充分満足のゆくものとなっている。



勿論、穏やかな海面でのスタンディングクルーズでは、人類でありながらトビウオにでもなった様な爽快感は、きっと病み付きになる事であろう。若しかしてスタンディングでのクルージング中に意外な出会いが待っているかも知れない。







元々、トレーラブル専用艇として開発していただけあり、ランチング時のやり易さは申し分ない程の視認性で安心感は抜群であり、何と云っても一般の5m以下の一般駐車スペースでの保管が可能である事はランニングコストと共に最大のメリットと云えるであろう。

 


 

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