第6回サバイバルキャンプ4

  • ジャンル:釣行記
スモールマウス退治のあとは、我々魚班もベースキャンプに戻る。今回のベースキャンプは川沿いの古いログハウス。


戻ると本日のメインイベントである料理対決が始まっている。マサヒロチームはシェフであるマサヒロと助手である子羊が何やら打ち合わせしているのに対して、フランクチームはシェフであるフランクとその手下メラニンが料理の真っ最中だった。魚班はビールを片手に高見の見物を決め込む。


2人のシェフは真剣そのもの。サバイバルキャンプの建前は男旅ではあるが、ここは女子の意地が滲み出ている。どちらも口には出さないが、メラメラしたものが見える。こわ。って、イベント仕掛けたのは全部僕だけど。w

両シェフとも、それぞれの助手に的確に指示を出し、下僕となった子羊とメラニンは、ヘコヘコと指示されるがままに働いている。アゴで使われる2人が少々気の毒ではあるが、まさに料理の鉄人を見てるみたい。なかなか頑張ってるな!


両チームとも2時間ほどかけて7品ずつ作った。それもマジでやったもんだから、どちらもものすご〜く疲れたらしい。料理が終わった頃にはマサヒロもフランクも疲労困憊ですべて出し切った感じに。


しかしその甲斐あって、かなりクオリティーの高い料理が出てきた。やっぱり仕事も遊びも本気でやらなきゃドキドキしないもんね!


さて、食卓の様子はというと、







真夏の太陽をたっぷりと浴びた、旬真っ盛りの夏野菜がふんだんに並んだ。これは焼きなす、カプレーゼ、鶏のつみれ卵黄醤油添え、そしてカボチャのカレーマヨネーズ和え。


さっそく全員で乾杯!料理をいただく。いやはや、旬の野菜がどれも実に甘い!






こちらはフランクシェフ作の、地鶏と地産パプリカのソテーに、マサヒロチームのタコと胡瓜の酢の物、





これはマサヒロの隠し玉、名産のトラウトのヅケ丼のトロロがけ!完璧。言うことなし!


どれも本当に美味い!とめどなく酒が進んでしまう。しかも野菜中心なので軽くていい。
ほかにも空芯菜の炒め物や、ネバネバ野菜の冷奴、ジャガイモのミルク煮、ポトフ、そして和牛ステーキを生山葵と醤油で食べたり。これをキンキンに冷やしたビールで流し込んで夏を満喫である。もはやサバイバルのサの字もないただのグルメ旅だと言われても何も言い返せないけれどw


料理対決はまったく甲乙つけがたい勝負だった。どちらも夏野菜の素材の味をよく生かした料理を作ってくれた。しかし、ここはルール通り厳正に採点する。


集計の結果、僅差で新人フランクチームの勝利!しかしいい勝負だった。マサヒロの焼きなすは本当に美味かったぞ!
両シェフともにごちそうさま!


つづく


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