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フライ#02

  • ジャンル:釣行記
  • (戯言)
当時の対象魚は"鯉"と書いたけど、

実際の所は、釣れたら何でも嬉しかった訳で。

自作のフライに食い付いてくれれば、

どんな魚も歓迎で、笑顔と握手で迎えたい気持ちだった。

自作のフライは、案外簡単に作れて、

材料と治具さえ何とかなれば、

出来映えはどうあれ、私に釣られる魚には効果があった。

しかし、釣った魚の種類は多くない、

解っているのは、鯉とワタカぐらいで、

後は、名前の分からない魚が釣れたりした。

人が余り居なくて、バックスペースの取り易い

早朝の淀川に訪れ"クリーク"と呼ばれるポイントで、

何種類かは釣ったけども、淡水魚は詳しくなくて、

調べる術がある今でも、

記憶が曖昧で分からないままになっている。

近所に、小川でもあれば変わっていたのだろうけど、

生憎、住んでる立地から、そんな川は望めなかった。

結局、フライで釣りをしたのは、淀川と第二寝屋川のみで、

第二寝屋川では、熱帯魚が釣れたりもした、

工場の温排水が流れ出る水門で釣りをしていた時、

鯉が口を使わないので、

見様見真似で作った、ニンフを流し込み、

魚の反応を試す様に、少しずつ場所を変え流し込む。

何度か流し込んでる内に、数回の魚信が出たので、

根気良く流し続け、ニンフが水門から出る温排水に乗り

水門の角に差し掛かった瞬間、

ラインが走り、私は焦って合わせを入れた。

ロッドには確かな手応えが伝わり、

私はニヤけて居たと思う。

少しのやり取りの後、観念した相手は水面に出て来た、

そいつは熱帯魚屋で見た事がある様な風貌をした魚、

熱帯魚を飼っていた私は、何となく記憶にある魚。

余り大きくもなかったので、抜き上げてブラ~んとしていると、

見物に来ていた一人のお爺さんが寄って来て、

それがオスカーだと教えてくれた。

同じ様な熱帯魚を飼ってるらしく、

要らないのなら譲って欲しい、と言われ譲った。

話を聞いてみると、お爺さんも釣りをするらしく、

過去に同じポイントで、キッシンググラミーを釣ったらしい。

私自身も第二寝屋川ではないけれど、

違う川では、ガーパイクを釣り上げ、

シルバーアロワナが優雅に泳いでる姿を目撃した。

違法放流の先駆けだったのだろうか?

しかし、こんな変な釣果に恵まれた私だけど、

フライではよく釣れるらしい魚の、

ブルーギルもブラックバスも釣った事が無い、

何故か釣れなかったか、今でも不思議で仕方ない。

そんな馴染み深い魚を、

押入れに仕舞い込んだフライ道具を引っ張り出し、

いつかは釣ってやるぞと企み続けている私なのです。

企むだけならタダですしね。










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