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▼ 無念の撤退
- ジャンル:釣行記
- (山岳渓流)

予報通りではあったが、現地へ着くと雲行きが怪しい。
前日からこうなることは分かっていた。
しかし、「釣りが出来る・出来ない」の判断は現地まで行かないと納得できない性分である。
シンシンと降る雪は1時間もしないうちに山全体を白銀世界にしてしまった。


それでも魚影はゼロではなかった。
ルアーが着水すると逃げる魚が3尾ほど。
加えて、一度だけ太いイワナがニュルッと顔を出してくれた。
いつも不思議に思うが、解禁直後でも極太の天然イワナが釣れることがある。
ああいう魚は冬の間、どうやって体型を維持しているのだろうか。
エサは皆無に近いと思うが。


雪は強まる一方だった。
これ以上は危ないと思い、引き返すことにした。
歩いてる時間はそこそこだが、釣り自体はたぶん30分もやってない。
こういう日は粘っても仕方ない。

どちらかと言うと自分のことよりクルマが心配だった。
こんなところでスタックしたら面倒なことになる。


オートバックスオリジナルの安物スタッドレスは不安材料だった。
が、思いのほかグリップしてくれて、ケツが滑ることも無かった。
意外と大丈夫。
何シーズン持つかな?
- 2019年3月17日
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