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▼ 沖堤防岸壁ジギング回顧録 ラインシステム編
ロッド編に続き、次はラインシステム編です。
ラインの種類については正直言ってかなり意見が別れるところで、私が今まで出会った岸壁ジギンガーはフロロカーボン派とPE派が半々といった印象です。
検証のためにフロロカーボン、PE、ナイロンを全て試しましたので、メリットとデメリットを列挙していきたいと思います。
〈フロロカーボン〉
メリットとしてはやはり第一に耐摩耗性に優れることです。
岸壁沿いを攻める性質上、どうしても岸壁に擦れてラインに傷が入ってしまいます。
ラインの種類に限らず、傷が入ったら結び替えればいいだけでは?という話ですが、フィーバータイムは手返しが命なので悠長に結び替えている時間はありません。
ある程度傷が入った状態でも切れないというのはそれだけでまわりと差を付けられる大きなアドバンテージだと感じています。
あとはアタリの取りやすさ。感度です。
いやいや、感度だったらPEの方が上じゃないの?という声もあがってきそうですが、フォール中でラインテンションが抜けた状態では圧倒的にフロロカーボンの方が感度が高いです。
岸ジギはフォール中のアタリが7割程度を占めます。
フォールバイトは非常に小さいものも多いので、この小さいバイトをどうやって取るかが鍵になります。
デメリットとしては、劣化しやすく巻き癖が付きやすいことです。フロロは材質自体が硬いため、すぐに巻き癖が付いてコイル状にラインが放出されます。
コイル状になると視覚的にアタリを取るのが難しくなるためその分釣果に影響が出ます。
本当は毎釣行巻き直したいくらいですが、私は大体5釣行に1回程度巻き直します。
かなりコストがかかりますね。。。
〈PEライン〉
メリットは低伸度なのでアワセが決まりやすいことです。
シングルフックの特性上バレやすい釣りなので、アワセの時点でしっかりフックのフトコロまで突き刺すことが重要になります。
もうひとつのメリット。これはあくまで体感的なものなので話半分で聞いていただきたいですが、フォールのアクションを阻害しないことです。
ジグはやはりラインに引っ張られて落ちていきますので、ラインから受けるアクションの影響は大きいと思っています。
そこでPEは細くて軽い分、ナチュラルなフォールが出来る(気がする)のでハイプレッシャーの中ではフロロ派よりもPE派の方が強い印象です。
デメリットは耐摩耗性の低さです。
知らない間に岸壁に擦れて傷が入ってて即アワセ切れ、という経験が結構ありました。
あとはフォール時の感度が悪いのでアタリが取りづらいこと。手感覚に出にくいので視覚(糸ふけ)に頼らざるを得ません。
しかしこのデメリットは釣り人の腕でなんとかなります。
耐摩耗性の問題はラインメンディングさえしっかりすれば問題ない訳ですし、フォール感度の問題は手感覚に頼らず視覚に優れてる人であれば問題ないわけです。
ここがPE派とフロロ派の分かれ道だと思われます。
〈ナイロン〉
メリットとしては何より安いこと!
下手すればフロロの半額くらいで購入出来るので、1釣行に1回巻き替えて毎釣行新品でいくというのも十分アリかなと思います。(もったいないですが…)
ナイロンの特性としてフロロよりしなやかで軽いので水なじみが良いはずですが、岸ジギではフロロとの違いはあまり体感できず、優位性は感じられませんでした。
デメリットは伸長率の高さ。伸びやすいことです。
やはりアワセの際にビヨ〜ン!と伸びる感覚もあり、少しアワセが決まりにくく感じます。
ただしアワセさえ決まってくれればショックを吸収してくれてバレにくいのでナイロンを使う時は強めにアワセを入れれば問題ないでしょう。
上記の通り各ラインごとメリットデメリットありますが、私個人的にはやはりフロロカーボンが一番使いやすかったのでおすすめです。
〈号数について〉
次はフロロカーボンの号数についてですが、私は3号をメインに使用しています。
何故3号かというと、岸壁に付いたホヤに引っ掛かった時に切れずに回収出来るギリギリの太さだからです。
ジグも決して安くありませんので非常に重要です。
3号なんて大きめのシーバスがかかったらすぐ切られるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、ベイトリールのクラッチとドラグを併用してやりとりすれば大きめのシーバスがかかっても3号でも余裕を持ってファイト出来ます。
〈使用しているライン〉
フロロカーボンは何の商品を使用しているのか。
各社何種類も試しましたが、結局落ち着いたのは
「魚に見えないピンクフロロ」でした。
実際魚に見えていないかは不明ですが、Amazonで買うと安く手に入ること。
あともうひとつ気に入った点として、フロロは基本的に無色透明な商品が多いですが、この商品は色が少し入っているので視認性が上がるということもあり愛用しています。
色はいらない!もっとコスパを追求したい!という方は、ダイワのモンスター ブレイブ Z 400m巻きをおすすめします。
〈ジグとの結束〉
これもかなり意見が別れるところです。
感覚的にスナップ派とスイベル派が半々といったところです。
〈スナップ〉
スナップのメリットはルアーチェンジが簡単であることです。
私はジグに反応が悪くなったなと感じたタイミングでVJなどのジグヘッドワームにチェンジして岸ジギと同じ要領で岸壁ジグヘッド(?)をすることがあるので、その際にスイベルだと一回ラインを切って結び直さないといけないので、そういう時はスナップめっちゃ楽だな〜と感じます。
私が実際使用しているのはダイワの強軸スナップワイドSです。
釣果に影響があるかはわかりませんが、結束金具系は可能な限り小さくして可能な限り魚に対して違和感を与えない様に心掛けています。
小さすぎて強度が足りないのでは?と私も最初思いましたが、シーバス程度であれば全く問題ないですし、シャクってスナップが開いたなんてことも一回もありません。
〈スイベル+スプリットリング〉
スイベルのメリットはジグのアクションを最大限に引き出してくれることがあげられます。
フォール時にジグがクルクル回転しながら落ちてくれるので、フラッシング効果でアピール力がアップしていると思われます。
そしてもう一つのメリットはラインがヨレないこと。
スナップだと何投かするとラインがよれてコイル状になりますが、スイベルは回転してくれるのでヨレてたるみません。
これだけで取れるアタリがかなり増えると思っています。
デメリットはやはりルアーチェンジが煩わしいこと。
いちいちプライヤーでスプリットリングを開けて接続するのは結構手間です。
私が実際に使用しているのはヨーヅリのローリングサルカン8号徳用とオーナーのスプリットリングレギュラーワイヤーN#2デカパックを使用しています。
これもスナップと同じくなるべく小さくがポリシーです。
各社強度や回転性能等厳密に言えば違いはあるかもしれませんが、毎回交換するものなので第一にコスパの良さでセレクトしています。
ラインが決まったら次はリール。
リール編に続きます。。。
沖堤防岸壁ジギング回顧録 前書き
沖堤防岸壁ジギング回顧録 ロッド編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 ラインシステム編 ←イマココ
沖堤防岸壁ジギング回顧録 リール編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 ルアー・フックシステム編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 よく釣れる日の条件編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 実釣編
ラインの種類については正直言ってかなり意見が別れるところで、私が今まで出会った岸壁ジギンガーはフロロカーボン派とPE派が半々といった印象です。
検証のためにフロロカーボン、PE、ナイロンを全て試しましたので、メリットとデメリットを列挙していきたいと思います。
〈フロロカーボン〉
メリットとしてはやはり第一に耐摩耗性に優れることです。
岸壁沿いを攻める性質上、どうしても岸壁に擦れてラインに傷が入ってしまいます。
ラインの種類に限らず、傷が入ったら結び替えればいいだけでは?という話ですが、フィーバータイムは手返しが命なので悠長に結び替えている時間はありません。
ある程度傷が入った状態でも切れないというのはそれだけでまわりと差を付けられる大きなアドバンテージだと感じています。
あとはアタリの取りやすさ。感度です。
いやいや、感度だったらPEの方が上じゃないの?という声もあがってきそうですが、フォール中でラインテンションが抜けた状態では圧倒的にフロロカーボンの方が感度が高いです。
岸ジギはフォール中のアタリが7割程度を占めます。
フォールバイトは非常に小さいものも多いので、この小さいバイトをどうやって取るかが鍵になります。
デメリットとしては、劣化しやすく巻き癖が付きやすいことです。フロロは材質自体が硬いため、すぐに巻き癖が付いてコイル状にラインが放出されます。
コイル状になると視覚的にアタリを取るのが難しくなるためその分釣果に影響が出ます。
本当は毎釣行巻き直したいくらいですが、私は大体5釣行に1回程度巻き直します。
かなりコストがかかりますね。。。
〈PEライン〉
メリットは低伸度なのでアワセが決まりやすいことです。
シングルフックの特性上バレやすい釣りなので、アワセの時点でしっかりフックのフトコロまで突き刺すことが重要になります。
もうひとつのメリット。これはあくまで体感的なものなので話半分で聞いていただきたいですが、フォールのアクションを阻害しないことです。
ジグはやはりラインに引っ張られて落ちていきますので、ラインから受けるアクションの影響は大きいと思っています。
そこでPEは細くて軽い分、ナチュラルなフォールが出来る(気がする)のでハイプレッシャーの中ではフロロ派よりもPE派の方が強い印象です。
デメリットは耐摩耗性の低さです。
知らない間に岸壁に擦れて傷が入ってて即アワセ切れ、という経験が結構ありました。
あとはフォール時の感度が悪いのでアタリが取りづらいこと。手感覚に出にくいので視覚(糸ふけ)に頼らざるを得ません。
しかしこのデメリットは釣り人の腕でなんとかなります。
耐摩耗性の問題はラインメンディングさえしっかりすれば問題ない訳ですし、フォール感度の問題は手感覚に頼らず視覚に優れてる人であれば問題ないわけです。
ここがPE派とフロロ派の分かれ道だと思われます。
〈ナイロン〉
メリットとしては何より安いこと!
下手すればフロロの半額くらいで購入出来るので、1釣行に1回巻き替えて毎釣行新品でいくというのも十分アリかなと思います。(もったいないですが…)
ナイロンの特性としてフロロよりしなやかで軽いので水なじみが良いはずですが、岸ジギではフロロとの違いはあまり体感できず、優位性は感じられませんでした。
デメリットは伸長率の高さ。伸びやすいことです。
やはりアワセの際にビヨ〜ン!と伸びる感覚もあり、少しアワセが決まりにくく感じます。
ただしアワセさえ決まってくれればショックを吸収してくれてバレにくいのでナイロンを使う時は強めにアワセを入れれば問題ないでしょう。
上記の通り各ラインごとメリットデメリットありますが、私個人的にはやはりフロロカーボンが一番使いやすかったのでおすすめです。
〈号数について〉
次はフロロカーボンの号数についてですが、私は3号をメインに使用しています。
何故3号かというと、岸壁に付いたホヤに引っ掛かった時に切れずに回収出来るギリギリの太さだからです。
ジグも決して安くありませんので非常に重要です。
3号なんて大きめのシーバスがかかったらすぐ切られるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、ベイトリールのクラッチとドラグを併用してやりとりすれば大きめのシーバスがかかっても3号でも余裕を持ってファイト出来ます。
〈使用しているライン〉
フロロカーボンは何の商品を使用しているのか。
各社何種類も試しましたが、結局落ち着いたのは
「魚に見えないピンクフロロ」でした。
実際魚に見えていないかは不明ですが、Amazonで買うと安く手に入ること。
あともうひとつ気に入った点として、フロロは基本的に無色透明な商品が多いですが、この商品は色が少し入っているので視認性が上がるということもあり愛用しています。
色はいらない!もっとコスパを追求したい!という方は、ダイワのモンスター ブレイブ Z 400m巻きをおすすめします。
〈ジグとの結束〉
これもかなり意見が別れるところです。
感覚的にスナップ派とスイベル派が半々といったところです。
〈スナップ〉
スナップのメリットはルアーチェンジが簡単であることです。
私はジグに反応が悪くなったなと感じたタイミングでVJなどのジグヘッドワームにチェンジして岸ジギと同じ要領で岸壁ジグヘッド(?)をすることがあるので、その際にスイベルだと一回ラインを切って結び直さないといけないので、そういう時はスナップめっちゃ楽だな〜と感じます。
私が実際使用しているのはダイワの強軸スナップワイドSです。
釣果に影響があるかはわかりませんが、結束金具系は可能な限り小さくして可能な限り魚に対して違和感を与えない様に心掛けています。
小さすぎて強度が足りないのでは?と私も最初思いましたが、シーバス程度であれば全く問題ないですし、シャクってスナップが開いたなんてことも一回もありません。
〈スイベル+スプリットリング〉
スイベルのメリットはジグのアクションを最大限に引き出してくれることがあげられます。
フォール時にジグがクルクル回転しながら落ちてくれるので、フラッシング効果でアピール力がアップしていると思われます。
そしてもう一つのメリットはラインがヨレないこと。
スナップだと何投かするとラインがよれてコイル状になりますが、スイベルは回転してくれるのでヨレてたるみません。
これだけで取れるアタリがかなり増えると思っています。
デメリットはやはりルアーチェンジが煩わしいこと。
いちいちプライヤーでスプリットリングを開けて接続するのは結構手間です。
私が実際に使用しているのはヨーヅリのローリングサルカン8号徳用とオーナーのスプリットリングレギュラーワイヤーN#2デカパックを使用しています。
これもスナップと同じくなるべく小さくがポリシーです。
各社強度や回転性能等厳密に言えば違いはあるかもしれませんが、毎回交換するものなので第一にコスパの良さでセレクトしています。
ラインが決まったら次はリール。
リール編に続きます。。。
沖堤防岸壁ジギング回顧録 前書き
沖堤防岸壁ジギング回顧録 ロッド編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 ラインシステム編 ←イマココ
沖堤防岸壁ジギング回顧録 リール編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 ルアー・フックシステム編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 よく釣れる日の条件編
沖堤防岸壁ジギング回顧録 実釣編
- 2024年10月11日
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