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▼ ツインフックシステム誕生秘話 2

  • ジャンル:日記/一般
先日も他の方のコメントで、もう続けないで欲しい！

こんな悲しいお言葉まで読者の方から頂いてしまいました。

当初の弊社とFImoとの契約も1年間という約束で2020年の春で終わると思います。

そして今回の自分のコメントの件で、FImoの運営の在り方まで批判されてしました。

他を巻き込んでしまった事も深く反省し、来春の契約終了を最後にこの場を去る事を検討させて頂きます。

それまでは、今まで同様に弊社、矢野と交互に成りますが、お付き合いよろしくお願い致します。

ツインフックシステム誕生秘話 続編！

早速、高知の釣具屋さんでシングルフックを物色する私は、デコイのJS1がGGヤマヒロさん(グレーゴーストの略) のお勧めという事で購入しました。

バーブ付きのジギング用太軸フックです。

それをネコソギやスライドスイマー、ロマンメイド等々の良く使うビックベイトに装着しました。

トリプルフックからシングルフックに成るだけなのに、なんで君たちはこんなに釣れなそうなオーラ出すの？

って感じたのは、心からの感想でした。

既に出撃前から意気消沈です。

で、その日の夕方にヤマヒロさんとボートパークで合流。

ヤマヒロさんは、まず自分のロッドにぶら下がっているルアーとフックを鋭い眼光でチェックして来ます。

自分もアイコンタクトでニヤリと返します。

で、衝撃を受けたのは、ヤマヒロさんのロッドにぶら下がっていたルアーでした。

正直、割り箸に3本のシングルフックが付いている様にしか見えなかったのです。

心の中で 「これは完全に舐められている」と感じました。

早速、ポイントに到着し先行してポイントに最新のS字アクションが入っていくもアタリすら有りません。

ところが、後ろから放り込むヤマヒロさん

「あ、当たった」「あ、バレた」「あ、また当たった」

なんて独り言を言うので、自分心の中で

「この男、あり得ん嘘つきなのか？」

と思い始めました。

すると後部からバチャバチャって水しぶきの音が聞こえます。

見ると70cm台のシーバスが、その割り箸を咥えているのです。

それをリリースするヤマヒロさん

見て見ぬフリをする私は、ポイントに最新のS時ルアーを打ち込むもやはり当たりすら無し

後ろから割り箸ルアーを打ち込むヤマヒロさんは

「あ、当たった」バチャバチャ！！

その後も同様に バチャバチャ！！！！

完全に意気消沈する私でした。

で、ヤマヒロさんに聞くと、現在テスト中のルアーだとの事。

実は、開始一時間前まで割り箸にしか見えていなかったルアーが、今では試して見たくて仕方ないのです。

で、どうやって使うの？

ちょっと投げさせてよ！

ヤマヒロさんのタックルを奪い取り、試しに投げたら70程のシーバスが、一投目で掛かって来ました。

もう目から鱗、、、
なんなんだ、このルアー！！！！

もう既に喉から手が出るほど欲しい！

既に自分の中では、このルアー無しでゲームが成立しないと思い込んでいます。

でも舐められては行けません。

相手は、日本を代表するソールフィッシャーマン、最も有名なアカメのガイド、グレーゴーストのヤマヒロさんなのです。

自分、余裕をかましたフリして、

「予備、持って無いの？ 一緒にテストしてあげようか？」

あくまで上から目線を崩しません。

「使って見ますか？ 」

やった！ 略奪成功！！！！
何て優しんだ、ヤマヒロさん！！！！

神に見えたヤマヒロさんから割り箸のジャークベイトを受け取った私は、自分のタックルボックスからシングルフックを装着しました。

その後の事件が、このツインフックシステムを生み出したのです。

釣りを再開し早速、自分の割り箸ジャークベイトに同サイズのシーバスが私のタックルに掛かりました。

それを後部からランディングしてくれたヤマヒロさんは、、、

「アレ、このフック、バーブが残ってますわ」

ガーン、完全にバレました！

バーブが残ってると言う表現よりも、バーブすら潰してません！

すると後方で自分のペンチを取り出し割り箸のジャークベイトに装着された3本のシングルフックのバーブを潰し始めたのでした。

パチン！ パチン！パチン！

鳴り響くバーブが潰されいく音

さ、どうする？

シングルフックデビューの日、いきなりバーブレス愛好家にされた私でした。

先程まで神に見えていたヤマヒロさんが、悪魔に見えてきました。

さ、どうなる？

長くなるので続編へ

あ、写真は、ヤマヒロさんです。

スタジオコンポジット セキグチ







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