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フックのダメージについて

  • ジャンル:日記/一般
お休み頂く予定でしたが、昨日のコメントでフックについて間違えた解釈をされている方も他にいるのかと思い、引き続き書かせて頂きました。

興味の無い方は、どうかスルーしてください。

まずトリプルフックのダメージですね。

ご存知の様に一本の軸に3本の針先が取り付けられています。

その為、一つの針先が外れると、軸を中心に回転してしまうのです。

これを二次フッキングというのですが、この口から外れた針先が顔中を転がる事があり、最悪、転がった針先がターゲットの目を襲います。

また2本の針先がサカナに掛かった場合、センターの軸を視点にして左右に引っ張り合ってしまう為、ターゲットの口に掛かったフックポイントが広がりやすいのです。

抜け落ちたり身切れを起こる原因の多くは、トリプルフックの針先がターゲットの口の動きに合わせて稼働しない事が多いのではないでしょうか?

またトリプルフックをバーブレスにするとキャッチ率が減ってしまう原因は、これに有ります。

しかしトリプルフック自体をバーブレスにするアイデアに関しては、ダメージの軽減を考えると深く賛同します

ダブルフックに関してはトリプルフックよりターゲットへのダメージも少ないのですが、市販されているダブフックの針先の角度は、
60〜75度が殆どです。

ミノーのリア部に装着するには良いのですが、センター部に取り付けるには、有効な針先の角度が少し狭い気がします。

そして4本フックは、、、重くてルアーが動きませんし、ターゲットの口から一度外れ、そしてトリプルフックの様に転がると、針先の数が多い分、サカナの口や顔もぐちゃぐちゃになります。

次にシングルフックですが自分はツインフックシステムを考案する前に1年間、シングルフックのバーブレスを使用していました。

正直、嫌いでは有りませんし、もしツインフックシステムを見つけ出さなければ今でもシングルフックのバーブレスを使い続けていたと思います。

シングルフックのメリットやデメリットに関しては、エキスパートの皆様に関しては既にご存知だと思いますが、一点だけ勘違いされている事がございます。

それはシングルフックはサカナの荷重が、ターゲットのフックポイントの一点に集中してしまうのです。

つまり硬い所は貫きやすいのですが、逆に柔らかい所に掛かった時のダメージが大きいのです。

コンビニで牛乳買って、そのビニール袋にシングルフック付けて振り回してください。

針が刺さった穴は広がりその重に耐えられ図、その一点からビニール袋が引きちぎれます。

これを針先が2本で、しかも稼働するツインフックシステムのアイデアに置き換えて想像してください。

フックポイントの力が2点に分散され、針穴がシングルフックより広がりにくい事実が、イメージ出来ると思います。

次に結構厳しいお話ですが、自分のクチビルにシングルフックを刺したとイメージして見てください。

一点に荷重の掛かったシングルフックを思いっきり引っ張ったら、柔らかな口から唇が引き千切られてしまいます。

次にツインフックシステムを2本刺してたとイメージしてください。

そしてターゲットと同じ様に、左右にヘッドシェークして見てください。

シングルフックと比較すると、針穴の傷も少なく、同時に抜け落ちずらいと思いませんか?

これがシングルフックとツインフックシステムの傷跡の違いです。

インターネットで検索しても出て来ない様な事なのですが、これが事実です。

ツインフックシステムは、ターゲットのダメージを最も軽減出来るフックシステムだと深く感じて紹介させて頂いております。

どうかご自分の目でそれを確かめてください。

そしてご自分で、この答え合せをして頂けたら嬉しいです。

全ての答えは、フィールドにあります。

バーチャルな世界でいくら検索しても、本当の夢は見れません。

ご理解頂ける事を切に思います。

スタジオコンポジット セキグチ








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