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▼ ひとつ屋根の下でin Australia ①
- ジャンル:日記/一般
- (オーストラリア ライフ)
オーストラリアに住んでもう7年になる。
土地が有り余るっているこの国では、マンション、アパートなどはあまり無い。ほぼ全ての学生、社会人達は一軒家にそれぞれの部屋を持ち、、冷蔵庫や洗濯機、食器、家賃などをシェアするシェアハウスという方法を取っている。
7年という歳月の間、10カ国以上の人達と一つ屋根を共にした経験を綴ってみようと思う。
*この記事は、実際にあった事を文章化したものであり、その国、文化、民族、人権、肌色を侮辱するものではない事を理解して、読んでいただきたい*
まずは、我らがJAPANのストーリー
「ジェネレーションギャップと躾け」
外国にまでいてわざわざ日本人と住みたいとは思わないが、やはり同じ文化と言葉を持つ人間と住むことは安心感を覚える。僕がこっちに住み始めて3年ほど経った時に日本人のY君がシェアハウスに入ってきた。まずは軽い挨拶と同じ日本人だからと思って、世間話をしていた時だ・・・
「あのさ~、俺らオーストラリアにいるんだしタメ語でよくね?」と22歳の世間知らずのパパン・ママンにお金出してもらって遊びついでに勉強しているクソガキ青年君は28歳(当時)である僕にそう言った。本来なら人生の先輩としてやさしく躾してあげるのが筋だと思うが、意表を突かれた発言に凍ってしまった自分は「どっちでもいいよ」と応答するのがやっとだった。
これがゆとり世代なのか!?と思う反面、武道、部活動で厳しく躾けられて来た自分にとってとても気持ちの良いものではなかった・・・
その後、気持ちを落ち着かせつつ彼と話す日々が始まった。最初はちょっとイラッと来たりして、どうなるかと思ったが数週間後には別に何も気にならなくなり、不思議なことに気軽に過ごせる仲になった。仲が良くなったこともあり、バイトの紹介やちょっとした世話をしてやるといつのまにかMrを付けて僕を呼ぶようになった。
夕日が空を赤く染め青春映画の一幕のような雰囲気のある日、彼は庭でちょっとカッコつけ気味にリンゴをシャクりと食べていた。僕も腰を下ろし話は彼が日本に残してきた彼女のことや、お互いの趣味や仕事のことだ。話がひと段落すると、彼はおもむろに立ち上がりまさに青春映画の一幕である石を川に投げる青年のように食い終わったリンゴを近所の庭に投げ入れた・・・
そしてそのまま振り返り、「さて、晩飯にしようぜ」と何事もなかったかの様に言った。
僕は真っ先に「リンゴ拾って来い」と彼に言うと、「リンゴは自然に分解されるから大丈夫」とさわやかに応答する彼。まったく悪気の無い態度に焦ったが、大人気なくちょっと怒り気味に「いいから拾って来い!」とプレッシャーを与えると「大丈夫なのに・・・」とブツブツいいながら彼はお隣さんへ行きリンゴを拾ってきた。
これがジェネレーションギャップなのかは今もわからないが、同じ日本人でもいろんなタイプがいるんだなぁと心底思わせてくれた彼であった。
ちなみに彼は、オセアニア・オーストラリアで「アジアン スタディ」というアジアの文化を勉強する学科に所属していたわけわからん男である・・・
終
fiimoにも幅広いジェネレーションが集まっていると思うが、お互いの意見や常識を学びあえたら良いと思う。
土地が有り余るっているこの国では、マンション、アパートなどはあまり無い。ほぼ全ての学生、社会人達は一軒家にそれぞれの部屋を持ち、、冷蔵庫や洗濯機、食器、家賃などをシェアするシェアハウスという方法を取っている。
7年という歳月の間、10カ国以上の人達と一つ屋根を共にした経験を綴ってみようと思う。
*この記事は、実際にあった事を文章化したものであり、その国、文化、民族、人権、肌色を侮辱するものではない事を理解して、読んでいただきたい*
まずは、我らがJAPANのストーリー
「ジェネレーションギャップと躾け」
外国にまでいてわざわざ日本人と住みたいとは思わないが、やはり同じ文化と言葉を持つ人間と住むことは安心感を覚える。僕がこっちに住み始めて3年ほど経った時に日本人のY君がシェアハウスに入ってきた。まずは軽い挨拶と同じ日本人だからと思って、世間話をしていた時だ・・・
「あのさ~、俺らオーストラリアにいるんだしタメ語でよくね?」と22歳の
これがゆとり世代なのか!?と思う反面、武道、部活動で厳しく躾けられて来た自分にとってとても気持ちの良いものではなかった・・・
その後、気持ちを落ち着かせつつ彼と話す日々が始まった。最初はちょっとイラッと来たりして、どうなるかと思ったが数週間後には別に何も気にならなくなり、不思議なことに気軽に過ごせる仲になった。仲が良くなったこともあり、バイトの紹介やちょっとした世話をしてやるといつのまにかMrを付けて僕を呼ぶようになった。
夕日が空を赤く染め青春映画の一幕のような雰囲気のある日、彼は庭でちょっとカッコつけ気味にリンゴをシャクりと食べていた。僕も腰を下ろし話は彼が日本に残してきた彼女のことや、お互いの趣味や仕事のことだ。話がひと段落すると、彼はおもむろに立ち上がりまさに青春映画の一幕である石を川に投げる青年のように食い終わったリンゴを近所の庭に投げ入れた・・・
そしてそのまま振り返り、「さて、晩飯にしようぜ」と何事もなかったかの様に言った。
僕は真っ先に「リンゴ拾って来い」と彼に言うと、「リンゴは自然に分解されるから大丈夫」とさわやかに応答する彼。まったく悪気の無い態度に焦ったが、大人気なくちょっと怒り気味に「いいから拾って来い!」とプレッシャーを与えると「大丈夫なのに・・・」とブツブツいいながら彼はお隣さんへ行きリンゴを拾ってきた。
これがジェネレーションギャップなのかは今もわからないが、同じ日本人でもいろんなタイプがいるんだなぁと心底思わせてくれた彼であった。
ちなみに彼は、オセアニア・オーストラリアで「アジアン スタディ」というアジアの文化を勉強する学科に所属していたわけわからん男である・・・
終
fiimoにも幅広いジェネレーションが集まっていると思うが、お互いの意見や常識を学びあえたら良いと思う。
- 2010年9月10日
- コメント(9)
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