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高知遠征記part2

6日目。


前日の疲労がかなり残っていた。


とりあえあず足にマッサージをしてから宿を出る。




暗闇の中国道2号に入って西へ進んでいく。




しばらくすると海沿いに出た。


そのまま須磨・垂水・明石・加古川と順調に通り過ぎていく。



見えにくいけど加古川。


橋の上から覗くといいサイズのバスが泳いでいた。


竿があればなぁ....


後ろ髪を引かれつつ橋を後にする。




そこからちょっと走ると姫路駅前についた。



そしてここから山岳地帯に入る。




中国地方ってこんな山が多かったのか.....


平坦な道を期待していたのでちょっとショック。


できるだけ坂を避けようと地図を見ると、2号線のまま行くと峠を2つほど越えなければならな


いようだった。


そこで相生まで行って250号に入る。




しかしここで誤算。


入って早々に1つ目の峠があった。


高取峠というらしい。


しょうがないので登っていくと結構な高さがあった。




そして下ると赤穂に到着。


すき家で休憩してまた走り始めた。




ここからはアップダウンの連続だった。


山を越えては僅かな平地があり、また山がある。




黙々と走っていくと、とある坂を登り切った時に県境に達した。



今度は海沿いと山道の連続になった。


海はまるで山上湖のような景色だった。



そして次第に道は内陸へ。


吉井川を越えたあたりからようやく町っぽくなってきた。




そして岡山に到着。


意外に疲れた一日だった。








7日目。


この日はビックイベント、しまなみ海道を通る日。


胸躍らせながら進んでいく。




しかしいきなりバイパスの連続。


迂回の連続でかなりの消耗をさせられる。


クタクタになりながらやっとそんな道を抜けた。




リポDを注入して体を奮い立たせる。


すると体の調子がだんだん良くなっていき、一気に広島との県境まで突破。



尾道まではあと少しのようなので張り切って走る。


途中コンビニによると、店員の方にしまなみ海道に行くのかと質問された。


そうだと答えると、その店員の方もロードバイクに乗っているようでいろいろとアドバイスをもら


った。


礼を言って店を出て再び走っていくとついに尾道に着いた。




一つ目の島まではフェリーなので乗船場所を探す。


すると車が数台とママチャリ数台が集まっている港を発見。


近づいてみるともうすでに乗り込み開始しているようであった。


料金は島側で払うようなのでとりあえず乗ってみる。




通学中の学生が自転車でフェリーに乗っているってなんだか不思議だな。




船はゆっくりと島に向け進んでいく。





一つ目の島、向島に上陸。


しまなみ海道は本当に気持ち良い。



あまり交通量もない瀬戸内海沿いの道を一人進んでいく。



一つ目の橋、因島大橋。

因島へと渡る。


次は生口大橋。



生口島へ。


途中でふと地図を見てみると自転車道はかなり遠回りさせられていた。


こんな暑いのに遠回りさせるなよ....と思いながら進むとアイスのお店を発見。



結構有名らしい。


確かにおいしかった。


お勧めはデコみかんです。




アイスを食べ終わると再び走る。


多々羅大橋で大三島へ。



少し走って次は伯方島。


道の駅で昼食を食べることにした。




まずはみかんジュースで体を潤す。



まあそこそこの味。





昼食のほうは伯方の塩の有名度からして 塩ラーメンだろうと思い注文。


思ったこと、塩だけではラーメンはおいしくなりません(笑




どうやら今治まであと少しのようだったのでここからはノンストップ。


大島へ渡り、四国へと繋がる最後の橋、来島海峡大橋に到達した。



だから指入りすぎだって。


長い長い橋を突き進んでいく。


そしてついに四国入り。



人生初の四国入りです。


そして今治の宿に直行する。




なんと部屋の中にまで自転車を持ち込めるらしい。



窓からは来島海峡大橋が見えた。



今回で一番良かった宿。


まぁそりゃカプセルばかりだったから当然か(笑


チェックインを済ませるとフロントの方が電話が来たと伝えてくれた。


fimoで見てくれている青Pさんからだった。


電話をかけると夕食に連れて行ってくれるとのこと。


そしてその日の夜は青Pさんにお世話になった。


青Pさんごちそうさまですm(_ _)m


しっかし二人とも関東に住んでいるのに今治でお会いするって不思議な気分でした(笑


そして宿まで送ってもらい、この日もすぐに就寝。













8日目。


長かった旅もいよいよ最終日。


最後まで事故のないようにと祈ってスタート。




317号・195号・11号と走っていき194号を目指す。


途中で山脈が見えたのでパチリ。



越えるのは相当辛そうな山だ。


そんなことを思いながら進んでいく。




やがて愛媛と高知をつなぐ道、194号に到達。


本格的な山道がはじまった。


とにかくトンネルが多く、車が来るたび轟音と風圧でプレッシャーを感じる。


精神的に辛い道だった。



龍馬もこんな道を通って行ったのだろうな。


しかもトンネルが無かった時代だから相当辛かったに違いない。




しばらく進むとかなり長いトンネルに入った。


寒風山トンネルだ。


5キロほどの直線で登りのトンネル。


ずっと先に僅かな出口の光が輝いている。


中の気温は冷え切っていて、おそらく10度台だろう。


かなり寒い。




途中で高知県に入った。



14個目にして最後の県。


看板を見た瞬間にボルテージが上がった。


一気にトンネルを走り抜けていく。




そしてやっと光輝く世界に戻ってきた。



同時に上り坂も終わって下りに入る。


ダムや川のほとりを爽快に下っていく。





こんな道だった。




下りが終わると仁淀川沿いの道になった。


あと少しと自分に言い聞かせ、最後の力でペダルを踏んでいく。




やがて高知市街に向かう道に分かれた。


あと5キロほど。


衝動が抑えられなくなり一気にスパートをかける。




そして何度も何度も夢見てきた瞬間が訪れた。


よっしゃぁぁ!!



埼玉から1095キロ。



ずっとこの時を待ち焦がれてきた。


もう言葉にならなかった。


でも言葉にしなくてもいいとすら思えた。


そんな瞬間だった。






つづく

 

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