シリーズ考 ~関東周辺の放射性物質汚染~ その7


 
公共の機関による調査・発表、関東周辺の環境情報です。


2013年2月28日、水産庁が更新したデータです。

海水域および淡水域・湖沼を含めた水産物の調査結果。


http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/pdf/130228_result_jp.pdf

福島県沖で捕獲された、アイナメ・クロソイ・ムラソイ・ナメタガレイ・マコガレイ等に高い数値がみられます。
ここで気になるのが千葉県銚子・九十九里沖で採取されたスズキにも高い数値が出ている事。群馬県中之条町四万川のヤマメ、高崎市榛名湖のワカサギなど内陸の河川や湖沼も汚染されている事実。

最近では、福島県沖で獲れたサヨリに対して、出荷制限が指示されたと聞きます。
下は東日本太平洋沿岸で獲れた、水産物の出荷制限・操業自粛などの状況。


http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/pdf/13020701.pdf

これは深刻な結果です。
正確な結果だけを参考にして、風評に惑わされること無く、これからも判断して行きたいと思います。
隠すことなく数値の発表をしていただいた、漁業関係者皆さんの善意と勇気に感謝。応援しています。




なお参考までですが、検査計画・出荷制限等の品目区域の設定解除の考え方を記した資料です。

http://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/pdf/120712_kangaekata.pdf

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