我慢比べ

7月9日(日) 大潮

風は南から吹き荒れていました。

水面は、ゴミだらけになったりならなかったり。

潮は、流れるときと流れないときの差が激しい感じでした。

夜明け前にチヌを釣り上げた後、しばらくしてからアクシデント発生です。

根掛かりを外そうとロッドを振動させていると、ロッドから異音がするのです。

今までロッドからは聞いたことない音だったので異変に気がつきましたが、見たり触ったりした感じではどこがおかしいのかわかりませんでした。

さらによく調べて見ると、なんとトップガイドのリングが外れていました。

あーあ、もう釣り終了かと思いましたが、これで帰るのも癪なので悪あがきすることにしました。

ガイドのリングをショックリーダーでトップガイドに固定してみました。

試しにキャストやリトリーブをしてみましたが、問題なく続行出来そうです。


しばらくしてヒットはありましたが、引いてる途中でフックから魚が抜けてしまってバラしてしまいました。

朝まずめは、魚がチラホラ捕食していたので期待感はあったのですが、ヒットがない状態が長く続きました。

上げ潮になってようやくヒットしたと思ったら久々のニゴイさんです。


15:55頃 上げ7分

だいぶヘトヘトになりながらもそれでも諦めきれずに消波ブロック沿いをストップ&ゴーで攻めていると、クククっとラインが引っ張られてヒットです。

フッキングし直してから寄せて来ますが、意外と引きが強いです。

それに中々浮いてこないで潜ろうとばかりするのでエイかと思いましたが、引きはそこまでじゃないのでチヌかなと思っていました。

寄せて来てもまだまだ足下に潜ろうとします。

ランディング体勢に入って魚が浮いてくるのを待ち構えますが、ここで痛恨のミス。

魚の体力が余っていたのか、左側の消波ブロックに走られてしまいました。

このまま強引に止めて引っ張れば完全に根掛かりかラインブレイクの未来しか見えません。

ですので、すかさずラインのテンションを微妙に緩めたり張ったりしながら逃げこまれた消波ブロックの方に私も移動しました。

うーむ、なんとかラインブレイクの危機は脱しましたがラインがビクともしないです。

こうなった場合大抵根がかっていて、運が良ければルアーのみ回収できるパターンですが、はたして今回はどうでしょう?

ラインのテンションを緩めてみると、なんか引っ張られる感触がありました。

さらに奥に潜られないために引っ張ってみますが、やっぱりビクともしません。

ラインも何かに擦れている感じなので根がかっていそうでした。

しばらくは我慢です。

しかし、満潮になって来ていてこのままの状態だと益々難しくなりそうだったので、魚がどこにいるのかラインを動かして探してみました。

水面が澄んでいればもう少し状態把握ができたのですが、中々うまいこといきません。


探っている中でラインテンションを緩めると、魚も気を抜いていたのか、少し魚体が浮くような感じになって突破口が見えて来ました。

さらに、波が大きくなって引いたときに魚体が消波ブロックのすきまから見えました。

チヌではなくて、シーバスでした。

頭隠して尻隠さずみたいな状態でシーバスが消波ブロックに張り付いていました。

尻尾を掴んで引っ張り出せそうでしたが、なんか怪我しそうだったので、それは諦めました。

とにかく、ラインブレイクしないように無理に引っ張らずに我慢です。

色々やりながら待っていると、シーバスが消波ブロックから出て来ました。

そのタイミングを見計らって、玉網でなんとかキャッチ成功です。


42cm フッコ

サイズは大きくないですが、まさかキャッチできるとは思っていなかったのと長時間の釣行の末にとれた1本なので脱力しました。


ヒットルアー:バスデイ レンジバイブ 55TG(P−04レッドヘッド)

55TGは、最近急に活躍しだしましたね(^^)


その後も少しやりましたが、連続ヒットならずで、釣行終了です。


ブランジーノを釣り具屋に持っていって修理依頼をして帰りました。

しばらくロッドは、新品に近いラブラックスを使うことになりそうです。


■使用タックル
 ・ロッド:ダイワ モアザン ブランジーノ 94ML MATCH THE BITE CUSTOM
 ・リール:ダイワ 16セルテート3012H
 ・ライン:東レ シーバスPEパワーゲーム0.8号
 ・リーダー:東レ パワーゲーム ルアーリーダー フロロ 5号

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