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よっしー【黒ゴマ】

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続 釣り場を破滅に向かわせた話

  • ジャンル:日記/一般
いつもは1人か2人程度なのだが、10人ほど居たので驚いた。

さらに驚いたことに、みんなが皆フロッグを投げている。
それも、色のついたチョイ投げロッドとスピニングタックルでヘビーカバーに。。。



俺がやっていた釣り方を見て、安直にライトタックルにフロッグをつけて投げ出したと言ったところか。それも大勢アジア系外国人を連れて来て…


やはり、いつもの青年が中に混じっていた。

青年に聞くと、皆友人なんだと言う。




確認にラインを触らしてもらうと、ナイロンの8lbくらいのかなり細めのラインだった。



俺は、とんでもない事をしてしまったとその時気付かされた。



このタックルでは、ヘビーカバーまみれのこの池で雷魚をヒシごと引きずり出すパワーは無いだろう。
掛けた所で、待っているのはラインブレイクは必至だ。


魚の死が待ってる。


チョイ投げロッドと2000番手くらいの小型リールなので、フッキングがバイトに乗りにくいのが不幸中の幸いだろうが…

それでも近かったり、食い込みが良ければ掛かることもあるだろう。
それに小型の雷魚なら獲れるかも知れない。。

俺の安直な行動が今の状況招いたことは間違いなく、連日この人数で細いラインでフロッグを叩き込まれ続けているこの池では、雷魚が危機に扮していると思えた。


青年には、伝わったか分からないが、君の糸は細い。もっと太い糸を使った方がいいのではないだろうか?
そこだけは、伝えたかったので英語と日本語で伝えた上で、俺の糸を触ってもらった。

人の釣り方に、口を挟むのはポリシーに反するが、あまりに無謀な釣り方に見えてしまいつい口を挟んでしまった。



ライギョマンとバスアングラーの間でトラブルが絶えないと言うが、気持ちもわかった気がした。




他人から釣り方をとやかく言われるのも鬱陶しいと思う人もいるだろうし、言う方のエゴを押し付けるのも気分のいいものではないと思う。

全ての釣りに当てはまることだと思う。



だが、無謀と思える釣り方は、大型魚を虐殺するだけに見えたのでどうしても伝えた方が良いように思えた






それからも、彼らは食うためだから、尚更釣り場に来ていた。

仕事の帰りに横を通ると、あいも変わらずのアングラー。



あの青年とは、あの日以来、眼を合わせなくなった。
次第に、俺はその釣り場を避けるようになった。




もし時間が遡れるなら、あの青年がコイの自慢に近寄ってきたとき、釣りをせずに彼と通じるかわからないコミニケーションをしていたら。。。するべきだった。

そしたら、友人になっていたかもしれない。


自分に、何が出来るだろう。

ブログにこの事を書くか迷った。
あの出来事には後悔しか無いが、俺のような安直な行動が原因で、自分達のフィールドで首を絞めるような事があって欲しくない為に書くことにした。


魚達にとっては釣りとは野蛮的行為でしかないかもしれないが、多くの確率でラインブレイクして殺してしまうような釣り方は、ただの殺戮行為になってしまう事はどうしても避けたかった。


今まで、何度もラインブレイクをしてきた釣り人として俺が言えたものではないかもしれない。



しかし、今回の件については魚達には申し訳ない。

そして、この釣りという遊びを心から愛する人達にも。





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