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▼ オグ流スズキ 97㎝ 7.3㌔
- ジャンル:釣行記
中潮 込み2部ほどからの釣行です。
前回の釣行の後に送られてきたsawtah君のランカー写真が羨ましすぎて仕事終わりに急いでカブに跨がりポイントへ向かいます。
着くとたつやさんとしんたろー君がすでに入水していて後から図々しくも合流させていただきます。
込み潮の流れは思ったよりも弱かったけどなんとか釣りにはなりそう。
込みの潮は下げと比べて気圧、増水、風の影響が少しだけシビア。
一番いい組み合わせは気圧が下がりだす(吸い上げ効果)タイミングで尚且つ風は下流側から橋に向かってある程度吹いてくれる方がラインスラックを使ってドリフトがしやすくなり、ルアーも橋の下〜奥へ流し込みやすくなる。
あまりにも増水してるのは話になりませんが、込み潮のパワーが負けないくらいの多少の雨と濁りならむしろこの時期はプラスなんじゃ無いかと考えています。
いずれにせよ極寒期の込み潮での釣りほどはシビアではないとは思いますが…
(圧倒的にベイト、シーバスの数、活性が高い為)
あとは極寒期にも言えますが、釣りをしていて足元の水温が少し下がったかなと感じると魚からの反応が少し悪くなるような気もします。
そういった条件を当てはめていくと何となくいい日と悪い日がわかりやすくなるような、ならないような(笑)
先に来られてたお二人が散々サルベソリッドで叩きまくってくださってたみたいで、まずセットするのはまだ見ていないであろうシンペン、エアーオグル85SLM。
いつもよりも少し橋から離れた立ち位置。
その影響でラインスラックの弧の頂点(食わせの間になるポイント)が尖った形になり、いつもはその頂点が緩やかで食わせの間を面でとるイメージですが、この日はどちらかというと狙ったところにピンポイントでオグルを水中に落としていって誘うイメージです。
キャスト。
まずは遠くの方からピンポイントでオグルを水中に落としていきます。
ラインスラックが思うような形になったらリトリーブは糸ふけを取る程度のスピードで…
ふらふらふら〜〜とオグルが流されてスラロームフォールさせていくと…
ガッッとひったくるバイト。
ゴボゴボゴボ〜〜
バシャバシャ〜
ゴボバジャバジャ〜〜
バシャバシャ〜…
とにかくエラ洗いが激しい、魚体を水面から全部出すくらいのジャンプも見せてくれる元気な魚。
どうにかこうにかハンドランディング〜〜。
ギョタイピカピカ
ハラポンポン。
口から色んな物が…
シャケフレークみたいになってましたがまだ形が残っているのを確認するとなにやらヒイラギらしき魚。
こりゃオグルで正解。
着いていきなり時合いっぽかったのですぐさまキャスト再開。
数投目でまたまたヒット。
パターンは一緒でオグルを水中に落としていって、ボトムをとらない程度でリトリーブ。
コンディションはいいけど少しサイズダウン。
もう少しいい魚いないかな〜としばらく同じ攻め方でオグルをターンさせる弧の頂点を徐々に手前にずらしながら探っていきます。
数投目…
同じようにオグルを流れに乗せながらフラフラフラ〜〜…
…
ゴツッ…
それはひったくるというよりは何か大きなストラクチャーが向こうから引っかかってきたような感覚だったかと思います。
次の瞬間、橋の下でゴポゴポゴポ〜〜と鈍いけど力強いエラ洗い。
その瞬間に何となく伝わるサイズ感。
…これはとんでもない魚を掛けてしまったかも。
まずは橋脚に巻かれては元も子もないので引き剥がすまでは少し強引に。
ブランジーノ94MLのパワーは十分通用してるようで、運良く魚の頭もこちらに向いてるのか手元まで10メートルくらいのところまでは割とすんなり寄ってきたけど、掛けた瞬間エラ洗いをした以降、浮いてくる事なく時折急にゴンッ!ゴンッ!と走り出す半端ないパワーを何とかレバーブレーキで吸収しながらジワジワ寄せて来ます。
近くに寄ってきた魚の頭を見てやっぱり掛けた瞬間に伝わったあのヤバい感覚はあながち間違いではなかったと確信。
ランディングネットを持っていないので、たつやさんにランディングをお願い。
ただならぬ僕の反応を見ていてすぐに駆け付けてくれました。
たつやさんも魚の頭を見てサイズ感がわかったみたいで、「責任重大、責任重大」と連呼しながら(笑)少し焦ります。
なんとかフィッシュグリップをそのひときはデカい口に掛ける事ができて、一安心…
…これ、もしかして?
メジャー当てるまではわかんないけど、僕が今まで見た魚の中では間違いなく一番。
サイズ、体高、圧倒的なオーラ。
しんたろー君が濡らしたらダメなヤツな良いカメラをわざわざ取りに行ってくれて綺麗に撮ってくれました。
みんなは18ポンドあったよ〜〜って言ってくれたけど写真に残ってたのは16ポンド。
このサイズになると興奮で逆に重さは若干どうでもよくなっちゃいました(笑)
この魚体で約7.2kg、これ以上のコンディションの魚になってくると確かにモンスターといえるクラスになってくるかもしれませんね。
モンスターシーバスって口で言うのは簡単かもしれないけど、釣るのはやっぱり難しい。
難しい、中々釣れない、サイズアップしたい、たくさん釣りたい。
そんな欲が止まらず出てくるのがシーバスフィッシングの醍醐味ですね。
この魚体を水の中で触っているとそのビシビシ伝わる生命感というか圧倒的な自然のパワーを全身で感じる事ができて何だかもの凄く感動してしまいました。
たつやさんのLINEをみたsawtah君も後からスーツにサンダルで駆け付けてくれてなぜか入水。おそらく僕と同じ事を感じとったかのか当事者でも無いし、現場にもいなかったのに魚を撫でながら勝手に涙を流していました。彼はよほど仕事に疲れていたのでしょう。
オグルを丸呑みだった為、エラに針が刺さってしまっており、残念ながらリリースしてもすぐに死んでしまいます。
あまりの神々しさにこの魚は食べてお腹に入れないと何だかバチが当たりそうだなと思っていると、たつやさんの好意で知り合いの田村さんが魚を取りにきていただく事に。
田村さんの華麗な手捌きで5分もしないうちにクーラーBOXに入るサイズに。
夜中にわざわざありがとうございました。
この魚に出会えた事はもちろん嬉しかったけど、それ以上にまだ時合いの途中なのに釣りをやめて写真を撮ってくれたしんたろー君や、ランディングしてくれたたつやさん、すぐに掛けつけて魚を触っただけで涙を流してくれた(ちょっとヤバい)sawtah君。
あの1匹の魚が繋げてくれた、同じ時間を過ごす事ができたって事の方が実はちょっぴり嬉しかったりして…
今年はそんな1匹にあと何回出会えるのだろう。
日々河川調査をしてくれてるふたりに感謝。
そんな想いに浸りながらこの日は納竿です。
そういえば、リーダーをナイロンに変えてからこの日はバイト弾きゼロ。
下げ潮の激流でバイブレーションだとまた勝手が違うだろうけど、あのクラスの魚にパワー負けする事もなく、ストラクチャーに擦られない限りは十分通用するのかなと思いました。
次の日、田村さんが治療院までフライにしたのをわざわざ届けてくれました。
魚の身とは思えない大きさ…
めちゃくちゃ嬉しかったです。
美味しくいただきました。
ロッド モアザンブランジーノAGS 94ML
リール 14モアザン 2510PE-SH-LBD
ライン スーパーファイヤーライン 1.2号
リーダー バリバス VEP 6号(22lb)
スナップ ボンバダアグア No.1
過去のログは『こいのぼりブログ』で検索ぅ〜
ご馳走様でした。
- 2018年4月24日
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