プロフィール

こいのぼり

広島県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

タグ

タグは未登録です。

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:13
  • 昨日のアクセス:37
  • 総アクセス数:191235

QRコード

ジョイクロとオグルの使い分け

  • ジャンル:ニュース

僕はよく広島のハイシーズンは前期と後期がありますと書くのですが、前期は全国的にも同じ時期になるでしょう10月~11月の所謂、秋のシーバスハイシーズン。






この時期も気候的にも釣りやすさ的にも凄く好きなのですが、一般的なハイシーズンだけあって市内河川も人人人人人で埋め尽くされるので場所取り合戦だったり人同士のトラブルだったりに翻弄される機会も多くなったりと竿を振るまでが長かったりするので僕の中ではウォーミングアップ。それでもよく釣れるボーナスステージみたいな感じ。





単独釣行なのでよほどいい思いのできたポイントしか場所取りもやらないので基本はコソコソと人がいないポイントを探してはランガンをして魚を拾っていくようなスタイルの釣りをしています。





そして来る12月。
気温と水温が大体10度以下になってくる頃、ぐっと市内河川の人出が減っていくと待ってましたと、いよいよ選ばれし変態たちの極寒真のハイシーズン後半戦のスタートです。






この時期の釣りはコノシロを軸にベイトが河川から抜け切るまでが勝負になります。
抜け切るっていうのは一見河川からベイトがいなくなったように見えても潮によってはまた河川に入ってきたりするのでそれすらもほぼ無くなるような事を言います。(とにかく狙いはコノシロ付き)






で、この時期になると込み潮でのタイミングの釣りを重視します。
何度か込みでの釣行のログも書いてあるので過去のこの時期のログをチェックしていただけるともう少し深掘りできるかと思います。





理由は大きく2つ。





一つ目は地合いがハッキリしているので釣行時間を節約できる。

節約したい理由は寒いから笑
あとは出来れば体力を温存して残りの魚がいつ抜け切るかも分からないので毎日でも浸かりたいから。

人も少ないので地合い1時間くらい前から入水してそこから1~2時間の省エネ釣行が可能。





もう一つは釣れる魚のサイズのアベレージがデカい。
ハイシーズン前期の下げが10本中1本ランカーが混じるとしたらハイシーズン後期の込みは3本中1本にランカーが混じるイメージです。
下げでも狙ってランカーを釣り分ける事は可能ですが用はそのランカーの釣り分けが更にやり易くなる訳です。






で一口に込みでの釣りといっても地合い、ベイトの量、流れの強さも一日でガラっと変わりますのでその変化に対応していく事がキモになります。







今回はそんな変化に対応する為に僕が行っているオグルとジョイクロの使い分け方法を少しだけ。







ある日の釣行。
橋の下流側に入水。狙いは橋の外灯によってできる明暗部に入ってくるであろうコノシロに付いて海から入ってくるシーバスです。






この海からコノシロに付いて入ってくるというのが重要で、込みで入ってくるシーバス=エサを追ってきて食事をする為に明暗部、ブレイクにステイするので、下げで自動的に落ちてくるベイトを待っているシーバスよりも明らかにやる気(食い気)があると言う事が分かるかと思います。







この日も込み潮で川が逆流しだしてしばらくすると予測通り明暗部付近にほんのりですがコノシロが入って来たような気配。






このコノシロが入って来たような気配を感じるか感じ始めた瞬間がまずは込みの1度目の地合いとなります。(こればかりは感覚ですが、沢山釣りに出て水に浸かっていると分かるようになってきます。最初は分からないと思うのでキープキャスト、シンペンを投げ続けること。スレにくくする為にミノーとかバイブレーションはあまりオススメしません)






そしてちなみにこの地合いで出る1発目の魚は大体その日の最大魚になる可能性が高いです。






この日もそんなタイミングでまずは一本目。
明暗部とブレイクのカケアガリにジョイクロを舐めさせるように引いてくるとドスンとバイト。





fimoオリカラ『CHモヒート』
今シーズンめちゃくちゃ釣れました。ヘッドのチャートで人間から見えやすく操作しやすい、でいてボディはクリアでスレにくく、ナチュラル(な気がする)
大好きなカラーです。



幸先よくいい魚。
ちなみにいつもこの時期のパイロットルアーはオグルを投げているのですが、この日は何となくジョイクロの方がいいかなと思ったので…これは勘です。笑





ちなみにジョイクロはFと板重りを貼ったSSを使い分けますが、CHモヒートはFのままです。
(ジョイクロはFでも巻くと3~40㎝くらいレンジが入るのでヒットしたカケアガリから馬の背付近の水深は6~70㎝ほどで丁度いい感じ)





この後更にコノシロが増えて1m幅ほどの龍の様な感じで群れて水中を泳ぎ出します。今回はこの群れを『コノ龍群』と呼びましょう。





このコノ龍群ができた時は凄いですね、橋明暗部に並行に川幅いっぱい右往左往いったり来たりするのですが、立ってるすぐ横を群れが横切る時、イメージは快速電車がホームを通り過ぎるような感じで風圧の代わりに水圧を感じます。(ちょっと怖くなる)笑





話がそれましたが、こんな時はジョイクロのデットスローが効きます。
ここまでコノシロの量が多いとあんまりコノ龍群の動きに合わせ無くても大丈夫。群れからはぐれた弱ったコノシロを演出するような感じでフラフラと明暗付近に漂わせていると食うわ食うわの連続バイト。













気付けばお祭り状態で、サイズUPはできませんでしたが、コノシロパターンの爆破力を感じる釣行になりました。





で、この時はオグルよりはジョイクロの方が当たりを取れる回数は圧倒的でした。





コノシロの場合はやはりルアーシルエットが大きいのと、この日はシーバスの活性が高かったので水面近くを泳がすようにジョイクロをデットスロー(明暗部に差し掛かる時はほぼ巻いてない)で放置していると下からバコンと水面に追い込むようにバイトが出ます。
オグルでは流石にここまでデットに誘う事はできないですし。




ベイトの群れ、シーバスの群れが多くて高活性、『シーバスを寄せて食わす』際はジョイクロが有利に働きます。







そして次の日。
前日いい思いをしたので再び入水。
込みの潮が効き出して昨夜コノシロが入って来たタイミングですが、どうも入ってこない。





結局コノシロの気配を感じたのは昨夜よりも少し潮位が上がってから。
どうやらこの日は魚の数が少なくて昨夜よりも少し渋そうだ。





こんな日はオグルの出番です。
一見ベイトは居ないように見えますが前日あれだけ入ってるの確認してるし少量は間違い無く入って来ているハズだと信じキャストしていきます。






そして数投目。
ヒットした場所は昨夜と同じブレイク。
やはりボトムから数㎝程度上かと思いますが、カケアガリを舐め上げるようにオグルを引いてくるとドスンとバイト。






かなり重量感のあるファイト。
昨夜のどのファイトよりも鈍重感。
上げてみるとやっぱりデカい。









そりゃ重たいわなの5kg越え。
オグルはやっぱり期待に答えてくれます。

その後ジョイクロでも一つ追加しましたが。
やはり昨夜よりはかなり渋かった。





んでなにが言いたいかというと、魚の数が少なくてこちらから『魚にルアーを寄せないと食ってくれない』時は操作性の高い(主にボトム付近でのレンジコントロール性)オグルに軍配が上がります。






シーバスって(他の魚はどうですか?)よっぽどスレてるか腹一杯になってない限り鼻先を通るルアーにはおおよそ食ってくると思うんですよね。これはアングラー側の技術(レンジコントロール)と経験(魚の付き場所の予測)がものを言うのだと思うのですが、この『魚にルアーを寄せる』事ができればかなりの確率でデカい魚を仕留める事が出来るようになるハズです。






そしてこれも割とアルアルなんですが、ベイトが少ない時、シーバスもおそらくそんなに量が入ってきてないであろう時であればある時こそ比例して魚はデカい。
所謂モンスタークラスのシーバスからのコンタクトを取れる事が多い。




ベイトが多すぎるとどうしても活性の高いアベレージサイズから食ってくるので、その中にいるであろうモンスタークラスと対峙できる確率が低くなってしまいます。
だけど案外こいつらってベイトが少なくても前日ベイトがそこにいたって事を覚えているのか、コノシロの群れが少なくてもアベレージサイズに吊られる事なくまた同じ橋に戻ってきたりします。





そんなベイトが少ない時はある意味チャンスタイム。数より1発サイズを出すならこんな時にしっかりと『ルアーを寄せて食わせられるか』が勝負になるのです。





シーバスの面白さってアングラー側が魚のサイズをある程度狙っていけるところにもあると思います。どんなサイズでも釣れたら楽しいし嬉しいですけど、僕はシーバスに関して言えば完全サイズ主義者なので常にサイズUPを心掛けています。





そうやって意識して、データを取っているとある法則が生まれてきてトライアンドエラーですが繰り返す事によってどんどんサイズUPを狙っていける魚だと思います。





いつも書いているかも知れませんが90UP釣りたいなら90UP釣る意識、メーターオーバー釣りたいならメーターオーバー釣る意識と準備が無いと到底辿り着く事は出来ないですし、たまたま釣れてもそれは釣ったんじゃなくて釣れたって事になってしまうので、僕は再現性のあるサイズUPを目指した釣りを常に心掛けるようにしています。











ロッド    SHIMANO 18WORLD SHAULA 2833rs-2
リール  17TWIN POWER XD C5000XG
ライン    VARIVAS AVANI CastingPE MAX POWER X8 150m 2号
リーダー SUNLINE トルネード松田スペシャル ブラックストリーム 10号
スナップ  BOMBA DA AGUA NO.2


instagram
https://www.instagram.com/ukazuhisa/
最新情報はInstagramから覗いてみて下さい。
最速釣果情報はストーリーズにて。












オマケ
今シーズンからカメラの照明を導入しました。



Amazonで二つで3,000円くらいだったと思います。
安くなりましたね。



軽くてコンパクトなのでライジャケのポーチに入って重宝してます。魚の尻尾まで照明を当てるのが目的です。
おすすめやで。

 

コメントを見る