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▼ 広島河川始まってます
- ジャンル:ニュース
先日は年に一度の運試し、高知遠征に行って参りました。
流石に飛び込みはキツいので登録ライターのひびき君にも前情報を幾つか貰いましたが結果は完敗。あるあるですがどうやら僕が帰ってからアカメが入ってきたとかこなかったとか…
ちなみにMACO⭐︎さんは狙い通りしっかりと浦戸のドラゴンをキャッチしておられました。
ウェーディングにてオグルで笑
太刀魚の目って赤いんですね〜一瞬アカメの幼魚かと思いました。
そりゃもうね、竿とリールの写真撮るくらいしかできないよね笑
そんなこんなで傷ついた心を洗い癒す為に広島に帰ってすぐに市内河川に浸かってきました。
市内河川は現在ハイシーズンの前期でベイトが日替わりな状況。
去年も多分書きましたが僕は広島のハイシーズンをざっくりと前期と後期に分けています。これがそれぞれ全くの別物と言ってもいいんではないかと個人的には思うのですが、前期は先ほども書いたようにベイトの種類が非常に豊富でして、完全にコノシロに付きだすまでの期間です。
ベイトはイナッコ、サッパ、コノシロ、サヨリ、イワシ、落ち鮎、謎のマイクロベイトetc…
ひとつの潮でもベイトが目まぐるしく変わるので、ある程度アジャストしていく必要がありますがゲーム性もあってそれでも魚の数自体が非常に多いので、ビギナーの方でも非常に釣りやすくて楽しめるシーズンかと思います。
ただ、サイズとウェイトはまだ出にくくてコノシロとサヨリ食ってる個体と比べたら明らかに見た目が違うのがよくわかるかと思います。
コノシロに執着してガッツリ食いだすのが後期。僕の中ではオグルとかジョイクロのS字のルアーに何処もかしこでも好反応しだしたら始まったかな?って認識しています。(ポイント、タイミングによってはすでに始まってるポイントもあったり)
大体例年だと年明け跨いで2月くらいまでは楽しめるのですが、寒いし本数は出なくなるので人も減りますがこちらの方が明らかにサイズはデカくなるので僕の中ではこっちがハイシーズン。
前期はそのウォーミングアップで、沢山釣れるので『1年間シーバスよく頑張りましたね、ご褒美ですよ』って川が言ってくれてるもんだと思ってます。(そんな事言ってたら去年は12月で終わってしまいましたが笑)
んで、ここはこの日はイナッコが濃ゆい感じ。濃ゆいと言っても水面一面、明暗部ワラワラってなるほどの量は入らないみたい。
まずは流れと魚の反応を見る為にエンパシーをキャスト。
橋の上流アップクロスに投げて、糸ふけを橋の影、明暗部分にかすらせるように探っていきます。
探り始めてすぐに反応あり。
エンパシーはベイトがイナッコの時はほとんど餌ですね。
ハイシーズンに入る頃、イナッコが大きくなってきたらエンパシーへの反応が極端に良くなります。
オススメな使い所としては水深は50㎝から1mほどでいわゆるドシャロー帯と呼ばれるポイントで流れは激流でなければ大丈夫ですが、緩ければ緩いほど吉。
書いてて気付きましたが、使い方はオグルとほとんど一緒でした笑
ただ、使い方は同じでもオグルとは全く別物でして、オグルはイナッコに付いているやつはほとんど反応がありません。
僕の中ではオグルは海由来のベイトにめっぽう強い、海から入ってきたor海エリアでシルエットが余程かけ離れてなければ大概の魚が反応してくる気がします。
広島市内河川のイナッコは(もちろん全部じゃないけど)15㎝くらいになるまで川で生まれて川と海を行ったり来たりしながら(厳密にいうと汽水域ですが)育つので、イナッコのうちはほとんど川(汽水)の魚だと認識しています。
ルアーの使い分けも川由来のベイトか海由来のベイトかで使い分けてみるとまた新しい発見があるかもしれませんね。
そんなこんなで、エンパシーには反応はあるのですが、どうもサイズが出ないしハイシーズンの釣りじゃない…
という事でサスケ裂波120にチェンジ。
エンパシーで攻めていたスピードで巻いてしまうとボトムを叩いてしまうので、ボトムを叩かないように意識してフラフラと漂わずイメージで引いてきます。
数投で反応が無かったので、ルアーを変えようかと思っていたらちょうど上流から風が入りだしてちょうど対岸のブレイクのあたりに潮目が入り出します。
少しアップクロスにキャストしてブレイクの向こう、シャロー側に着水させてテロテロとラインスラックを回収していきます。
明暗部を通過…
少し粘ります…
影の方に入ってしばらく。
裂波はほぼ放置に近いくらいのイメージで待っていると、橋の奥の方でドンッとバイト‼︎
バイトからして良さげなサイズだと分かったので即座にゴリ巻きしていきます。
他のポイントではバイトの後も一瞬様子を見るのですが、ここでは即向こう合わせの即ゴリ巻き。
何故ならここに付く魚は主導権を握らせると、とにかく走る。デカいやつだと走り出すと止められない事も。
そりゃもう走る走る走る。笑
恐らく水深が浅めなので下に突っ込めない分横に走る事になるのかなと思いますが、僕は基本昔から強めのタックルでいくので橋脚に巻かれたり切られたりする事はほとんど無いのですが、唯一ここのポイントでは過去に2度も同じようなシチュエーションで切られて、そこそこのサイズの魚が取れなかった経験があるので、このポイントではとにかくヒットからキャッチまでは作業のように、まるで魚を回収するかのようなファイトを心がけるようにしています。
あとは針が持ってくれるかどうかですが、そのあたりは感覚で調節しながら…
ゴリゴリ巻いてこの魚は呆気なく寄ってきたのでそのままネットイン〜。
スピーディー過ぎて多分魚気付いて無いんじゃないかっていうくらいのファイトでした。笑
魚体を見るとイナ付きにしてはちょいと太い。もしかしたらコノシロを意識して入ってる魚かもしれませんね。
久しぶりに裂波を意識して投げるようにしていますが、やっぱり釣れますね。
ほんと、よく魚を連れてきてくれる扱いやすいフローティングミノーの定番中の定番ってのは伊達じゃないと改めて感じています。
ハイシーズン投げ倒してから裂波についてはまたゆっくりと書きたいと思います。
この魚に癒され尽くしたのでそのまま納竿。
ロッド Gcraft Midnight Jetty Limited 952-TR
リール DAIWA 19CERTATE LT4000-CXH
ライン VARIVAS AVANI CastingPE MAX POWER X8 150m 2号
リーダー SUNLINE トルネード松田スペシャル ブラックストリーム 10号
スナップ BOMBA DA AGUA NO.1
instagram:
https://www.instagram.com/ukazuhisa/
- 2020年10月24日
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