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SPS-862SS-TI EX

  • ジャンル:釣り具インプレ
UFMウエダの解散を聞き、いてもたってもいられずSPS-SS-TI EXを購入した。長さは8'6。
シーバスを始めたばかりの頃、上手い大人達はみなSPSを使い、ウエダのロッドは憧れの対象だった。
しかし時代は変わり、ウエダの竿を新品で買うことはもうすぐできなくなってしまう。かなり残念なことだ。

そんな新SPS8'6だが、最初に触った印象は軽い、グリップが細くなった、シャープになったという感じだ。もしやバリスティックみたいな感じかと思ったが、使用してみていい意味で裏切られた。
まずキャストフィールがSPS独特のそれであった。もちろん以前のモデルにあったブレは少なくなっており、小口径ガイドと新ブランクスの効果だろうか。
そもそもSPSはバシッと振りぬくようなキャストは厳禁である。高比重のルアーや重量のあるルアーを使い、フルキャストしたいのであればこの竿は使えない。飛距離では他の竿には敵わない。特に8'6は穏やかな水域でミノーやシンキングペンシルなどを使う設定のため、ルアーは軽めにしソフトにキャストしてやる必要がある。
しかし飛距離やパワーを犠牲にしてでも、SPSでしか味わえない趣があると思う。オープンエリアでは魚とガチンコ勝負する必要もないため、竿を大きく曲げてゆっくりとやりとりするのが最高に面白い。

近年どんどんとソルトルアーは進化し、強くごつくなっている気がする。釣果に縛られ、魚を獲ることが目的になっているのではないか。
おれの考える釣りはそうじゃない。まずは釣りをしていることを楽しむ。ルアーセレクト、キャスト、リトリーブ・・・
次に魚とのやり取り。1匹でいいからフッキングからランディングまでをじっくりと楽しむ。食べる食べないはどちらでもよい。
新SPSはそんな趣味のための釣りが最も似合うシーバスロッドであると信じている。

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