厳しかった今年の残暑もおさまり始め、一気に秋めいてきた。
言うまでもなくシーバスの絶好のシーズン。去年の秋は出張でいなかったため、湘南の秋は初めて迎える。

9/19　
新潟の友人Rがまた東京にきた。よく来るのだが、今回は大潮、雨後とタイミングが良い。ここ最近、湘南の状況も上向いてきているし、もし良かったらと甘い言葉で誘っておいた（笑）

東京湾奥の方が彼には魅力的かなと思っていたが、彼は来た。
早速釣りに行くという彼に自転車を貸し、ざっくりと場所を教えた。私は次の日の仕事が早かったため、一緒に釣りに行かなかったが濁りも入ってるだろうし、もしかしたら釣ってくるかもなと思い送り出した。

眠りについてしばらくたった頃、彼から連絡があり帰ってくるとのこと。私は嫌な予感がした。前に案内した時にお気に入りのロッドを折ってしまっていたからだ。
なんと今回もそうだった！！さすがに２回はへこむ。しかし、今回は折る前に3本あげたというからさすがだ。それも、予期しなかったポイントで。普通の人だったらさっさと新潟に帰るのだろうが、彼は違う！私のロッドを貸してあげるよと言ったら、「今日も行ってくる」と意気込んでいた。

翌日は仕事で疲れ、釣りするのも面倒くさかったので、彼の釣りを見に行った。昨日と同じ場所。
流れ、ベイトっ気はいい感じである。
彼はいいテンポで3本釣った。最大は74cm、体格の良いかっこいい魚だった。東京湾奥で会えるのはもう少しあとだろう。
途中、ロッドを振らしてもらったが、私にはアタリがあったのみだった。


最近は彼と行くと2人でノーバイトなんてあるのだが、その日は腕の良さが光る日だった。
初めてのポイント、まさにアウェイの洗礼。
ポイントは大まかにしか伝えてない。それを探し出し、2日で6本獲ったのはさすがとしか言い様がない。自分なりには試行錯誤していたつもりだったが、彼の釣り方は目からウロコだった。実際に釣っている彼の言葉は間違いなく的を得ているだろう。

そんなこんなで私の釣り魂に火が付いた（笑）昨日、今日と行ってみたが、昨日はアタリ数回の1バラシ。今日は濁ってボイルもあったが、ものすごいゴミが流れ始めた途端に沈黙してしまった。なるほどそういうことなのか。

まだまだ、秋は長い。睡眠を削ってでも釣り場に足を運んでみようと思う。