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▼ 雨にも負けず風にも負けず

夜勤の最終日。
 
朝イチ仕事終わりいざ九頭竜へ。
 

この日はお互い終日休日なLCのレコーディングエンジニアとして来福中だった京都のSさんと流す事に。
 
 
 
雨降る中、思ったよりも80台の水位からが上げてこない。
 
上の放水がないのか？それとも上は降ってないのか？
 

なんならゆっくりではあるが１cmまた1cmと下がってきている。
 
雨模様とは裏腹な中角水位計を訝しみながらの釣行スタート。
 
 
寺前上流左岸から隙間隙間打ちつつ、下りに下り終いには森田中州も流しきり九頭竜橋目前まで行き始まったの鬼のような向かい風、、、
 
 
この時点で既に夜勤明けの僕の体とガラスのハートは通常営業なら閉店ラガラガ。もしお一人様釣行なら迷わずお昼寝してしまう仕上がり。
 
しかし今日はSさんのエンジニア営業兼九頭竜遠征最終日。
 
一度、車に戻って休憩が終わる頃にはもう3時過ぎ。時間的にもお互い次の移動が自動的に最終エリア。
 
近くて追い風で最近のフレッシュに絡みそうなエリア？？？

 
 
九頭竜橋スタートの天池着地の右岸決定！！

なにより今の寺前左岸から近いしお手軽簡単。
 
時間も時間なのでJR周りはおいしそうな所だけをつまんで鬼のランガン。
 

僕の最終目標はあの天池上の沈みテトラ。
 
 
 
九頭竜橋から下流へ下流へとエントリーしやすいのはいいんですが、あの丸裸でぬかるんだ伐採された河原はなんか寂しいですな。なんって事を思いながらも早足で到着したお目当ての沈みテトラ。
 
水位がもう一つ低いとルアー引っ掛かりも多かったような気もするけど、きっと今日の80位のプチ雑炊にはもってこいな雰囲気やと予想。着地してみるとウェーディングで前に出れる丁度いい上流側からの射程距離にストラクチャーもしっかり入る。クロスにキャストしたルアーが沈下しながら余裕を持ってテトラ頭を通過できる距離感。
 
泣いても笑ってもここが本日最終！！
 
あれや？これや？もしや？
っとルアーチェンジの末、結局は、これでダメやったら魚いなかったっと潔くお家帰れる86SSシャイニーライム。
 
ほぼ天池なここから車を停めた九頭竜橋までの帰り道を思えばラスト30投もない位？？
 
クロスに投げほぼ巻かずティップをあげて軽くトゥイッチ入れながらルアーのアタマをしっかりこっちに向かせてやる。ゆっくりルアーを沈下させ沈みテトラ数メーター真上で軽くトゥイッチを入れた直後、、、
 
 
ギュルるるるーーー♪おっっしゃキタ押忍！！鱒！！
 
すかさず上へPashuuっとフッキング。
 
今までを踏まえフッキング時より、ドラグをちょいとだけ緩めてやる事に。
 
緩め過ぎて流れに乗ったまま戻ってこなかったという苦い経験もあるのでそこは焦らず徐々にちょこっとちょっと。
 
この流れの中でテンションかけすぎて逆に暴れさせないようにが今のモットー。
 
更に脱バラし 病対策としてテールのトレブルからシングルのダブルへも再変更。（T橋さんお裾分けありがとうございました）
 

なんしかこちとらReady looong time!!!フッキングは完璧やと信じて、後はゆっくりゆっくり時間をかけて手前へ手前へ。自分の立ち位置やと流れが若干押しているので少し流れの緩む岸際へ小さく一歩一歩後退。
 
 
目の前できらめく白銀の魚。

 
 
 
数分後、いよいよアタマがこっちを向いてきた。
 
 

もうちょっと、、、
 
 


よし！！！！！獲った！！っと思っと瞬間、ネットがバンドに絡まって変な事になってる！？
 
魚が深みのない浅いネットの上でバタバタしてる。
 
全力でネットを上にあげると魚の自重で運良くほどけた網目の中にストン、、、ばしゃばしゃばしゃ！！！！
 
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きたーーーーー！！！！




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３度のバラしを経て、やっとこさどっこいさの１本。




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一気にチカラが抜けましたw
 




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きっといつもの単独釣行であれば確実に攻めてない夜勤明けの夕暮れ最終コーナー。
Sさん写真に色々ありがとうございました。お陰様で出会えたサクラマスやと思っております。雨にも負けず風にも負けずお互い寝不足の中ようやりましたね。これに懲りずまた九頭竜へどうぞ。またやりましょう！
 

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