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▼ 落ち鮎を求めて2015 ジョインテッドクローでシーバスゲーム
- ジャンル:釣行記
- ((ジョイクロ釣行)シーバスをジョインテッドクローで釣った話)
効率という観点からは最悪と言えるし、客観的な物差し、例えばそれはサイズのような点から見ても特筆する物はないと言える。
何故、こんな事をしているんだろう、と思う事もある。
今年もハイシーズンを迎え、定番に釣れてる場所を尻目に、去年ワンシーズンを費やして、結局は徒労に終わったフィールドにまた足を運び電車に揺られる帰り道、
こんな労力をかけずとも、ボックスにスーサンだけ入れて自転車で家を出れば30分で済む話じゃないか、と考える夜もある。
しかし、この夜も、私が立っていたのは、か細くも成立している落ち鮎がいる水辺だった。
名河川ではない落ち鮎ゲーム
鮎という魚は実はかなりタフな奴で、至る所に遡上している。
だが、シーバスゲームのロジックで考えた時に、それが強いベイトになるか、そこにシーバスを引き寄せる力があるのか、と言うと基本的に鮎は居ても量が足りない事が多い。
そんな中で、今でこそ思えば、2011年は凄かった、と言える。
鮎が至る所に大量遡上し、しかも秋になると20cm級にまで成長した群れが多く見られ、質・量ともに比べる対象がなく、当然、シーバスの量も圧倒的に多かった。
この辺、シーバス達はどこで嗅ぎつけてくるのか、斥候の様な存在がいるのか、その情報伝達力は考えさせられた。
だが、それは例年を大きく逸脱した状態だったのだと、その後に知る事となる。
正直な所、日本の名鮎河川みたいな物が無い様な中で、か細くも成立している状態と言え、もはや鮎の量が全て、最低成立ラインに達するかどうかだけ、そんな気がしている。
今年の情勢
今年の鮎情勢について、それほどポジティブな情報は入手していない。
良くてイーブン程度だと思う。
それよりも困るのが、9月の台風で、地形が大きく変わっている影響が各所で確認できた。
最大の問題は、流れが変わる事で、その時に運ばれてきた泥がそのまま残る、更には流れが緩くなり泥底化する事。
こうなると、鮎はより上流域に移動してしまい、かろうじて繋がっていた糸が切れる事を意味する。
有名な鮎河川ならば幾らでもあるような瀬が、猫の額ほどでもいいので、とにかく貴重な存在なのである。
2投目が無いゲーム
川幅の狭い支流河川。
ヤブというよりも、足に絡まるつる草を踏み分け、大小の石が転がる水辺に辿り着く。
ここでは産卵床が数百m~1km上流にあると思われ、その途中で大きめの岩で形成された瀬というよりも浅すぎる場所があり、シーバスが遮断されている。
その”限界点”は流れが緩くなりすぎていて、仮に居たとしても反応が悪いようで、釣りやすいのはやや下流にある、川筋がキュっと締まるシャローとなる。
狙い目は立ち位置から見た時に、流心の奥で発生している反転流で、そこにピッチングでそっとジョイクロを置く。
次にジョイクロがそこで停滞している間に、ラインだけ流心に流す事で、ジョイクロは流心を行くラインに引かれ、反転流の中で”下流方向へ逆流”しつつ、流心に落ちていく事になる。
正直な話、ここで最初のバイトを得る為に、2投目が必要だった事はない。
1投目でバイトがない中で2投目を投じた回数は、ノーバイトで帰る時とイコールだ。
勢いよく水面に踊りでた魚が反転し、逆立ちするような姿勢になり、尾が扇子の様に踊るのが見える。
これなんだ。
そうか、そうなんだ。
私は本音を言えば、釣るのはシーバスという魚じゃなくてもいいのかもしれない。
こうやって釣れる魚、この風景、このタックル、このアプローチで得られる、このバイトが出る魚が、たまたまシーバスという種類の魚なんだと思う。
だから、私は、シーバスゲームの尺度で見れば、メリットが見えなくても、
この秋も、次の秋も、全てに背を向けて、もう、ここに立つしか無いんだろう。

※使用のベイトタックルはDAIWAから借りています。
ミドルクラスなベイトロッド編 DAIWA モアザン ベイトキャスティング
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfkpou3sb
凄い釣れるのではなく、凄いバイトが出るジョイクロに魅了されて
2年位の間、ひたすら投げ倒した段階で書いた記事です。
(その後に3年分を都度、追記してます。)
ジョイクロに興味や関心がある皆さんの参考になれば幸いです。
ジョインテッドクローでシーバスを釣る基本
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfcrdmog6
何故、こんな事をしているんだろう、と思う事もある。
今年もハイシーズンを迎え、定番に釣れてる場所を尻目に、去年ワンシーズンを費やして、結局は徒労に終わったフィールドにまた足を運び電車に揺られる帰り道、
こんな労力をかけずとも、ボックスにスーサンだけ入れて自転車で家を出れば30分で済む話じゃないか、と考える夜もある。
しかし、この夜も、私が立っていたのは、か細くも成立している落ち鮎がいる水辺だった。
名河川ではない落ち鮎ゲーム
鮎という魚は実はかなりタフな奴で、至る所に遡上している。
だが、シーバスゲームのロジックで考えた時に、それが強いベイトになるか、そこにシーバスを引き寄せる力があるのか、と言うと基本的に鮎は居ても量が足りない事が多い。
そんな中で、今でこそ思えば、2011年は凄かった、と言える。
鮎が至る所に大量遡上し、しかも秋になると20cm級にまで成長した群れが多く見られ、質・量ともに比べる対象がなく、当然、シーバスの量も圧倒的に多かった。
この辺、シーバス達はどこで嗅ぎつけてくるのか、斥候の様な存在がいるのか、その情報伝達力は考えさせられた。
だが、それは例年を大きく逸脱した状態だったのだと、その後に知る事となる。
正直な所、日本の名鮎河川みたいな物が無い様な中で、か細くも成立している状態と言え、もはや鮎の量が全て、最低成立ラインに達するかどうかだけ、そんな気がしている。
今年の情勢
今年の鮎情勢について、それほどポジティブな情報は入手していない。
良くてイーブン程度だと思う。
それよりも困るのが、9月の台風で、地形が大きく変わっている影響が各所で確認できた。
最大の問題は、流れが変わる事で、その時に運ばれてきた泥がそのまま残る、更には流れが緩くなり泥底化する事。
こうなると、鮎はより上流域に移動してしまい、かろうじて繋がっていた糸が切れる事を意味する。
有名な鮎河川ならば幾らでもあるような瀬が、猫の額ほどでもいいので、とにかく貴重な存在なのである。
2投目が無いゲーム
川幅の狭い支流河川。
ヤブというよりも、足に絡まるつる草を踏み分け、大小の石が転がる水辺に辿り着く。
ここでは産卵床が数百m~1km上流にあると思われ、その途中で大きめの岩で形成された瀬というよりも浅すぎる場所があり、シーバスが遮断されている。
その”限界点”は流れが緩くなりすぎていて、仮に居たとしても反応が悪いようで、釣りやすいのはやや下流にある、川筋がキュっと締まるシャローとなる。
狙い目は立ち位置から見た時に、流心の奥で発生している反転流で、そこにピッチングでそっとジョイクロを置く。
次にジョイクロがそこで停滞している間に、ラインだけ流心に流す事で、ジョイクロは流心を行くラインに引かれ、反転流の中で”下流方向へ逆流”しつつ、流心に落ちていく事になる。
正直な話、ここで最初のバイトを得る為に、2投目が必要だった事はない。
1投目でバイトがない中で2投目を投じた回数は、ノーバイトで帰る時とイコールだ。
勢いよく水面に踊りでた魚が反転し、逆立ちするような姿勢になり、尾が扇子の様に踊るのが見える。
これなんだ。
そうか、そうなんだ。
私は本音を言えば、釣るのはシーバスという魚じゃなくてもいいのかもしれない。
こうやって釣れる魚、この風景、このタックル、このアプローチで得られる、このバイトが出る魚が、たまたまシーバスという種類の魚なんだと思う。
だから、私は、シーバスゲームの尺度で見れば、メリットが見えなくても、
この秋も、次の秋も、全てに背を向けて、もう、ここに立つしか無いんだろう。

※使用のベイトタックルはDAIWAから借りています。
ミドルクラスなベイトロッド編 DAIWA モアザン ベイトキャスティング
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfkpou3sb
凄い釣れるのではなく、凄いバイトが出るジョイクロに魅了されて
2年位の間、ひたすら投げ倒した段階で書いた記事です。
(その後に3年分を都度、追記してます。)
ジョイクロに興味や関心がある皆さんの参考になれば幸いです。
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http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfcrdmog6
- 2015年11月4日
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