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▼ スロードリフトで待つ ジョインテッドクローでシーバスゲーム
- ジャンル:釣行記
- ((ジョイクロ釣行)シーバスをジョインテッドクローで釣った話)
今回もシーバスのベイトを落ち鮎に想定した釣行の記事です。
魚の量的に、中々イージーな状態に出会うことが出来ない中で、渋い時に使える手法をテーマにしています。
始まりの雨を感じて
昨年の10月は雨が多く、更に大型の雨台風が連続で来るなど、むしろ降り過ぎてしまい、荒天で釣行する事も出来ない中で、これという期間が解らなかった。
それに比べると、今年は極端に雨が少ない10月となった事も影響しているのか、釣りはしやすいが、中々始まらない結果となっていた。
鮎だけの話ならば、産卵時期は夏の日照時間など生育の進み具合も影響すると言われているが、やはり川のシーバスゲームは雨が開始の合図となる場合が多いと思う。
そんな中、冬のように冷え込む中で、思ったよりもまとまった雨が降った。
減水傾向の中での雨という、解り易い合図と受け取り、川に向かった。
一投目の前に
5~10cm前後の流れに磨かれた石が敷き詰められたシャローに立ち川を見ると、
減り始めていた水位が戻り、やや流れが強めになっているように感じた。
そこに魚が入っている緊張感を感じ、ガイドにラインを通す作業がもどかしい。
余談だが、昔ベイトリールを使い始めた頃、友人という名の本日の対戦相手よりも先んじてキャストをしたいが為に慌ててガイドを通していたら、リールがバックラッシュしていたことがあった。
いまだに、1投目のワクワク感を思うと、この準備の時間がもどかしく、たまらない。

※使用のベイトタックルはDAIWAから借りています。
ミドルクラスなベイトロッド編 DAIWA モアザン ベイトキャスティング
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfkpou3sb
スロードリフト(仮)
最初のアプローチとして、何度も紹介しているがフリードリフト、次にこれまたお馴染みのテンションドリフトを試した。
フリードリフトの記事
ダウンクロスからテンションドリフトの記事
この2投で反応は無かった。
ジョインテッドクローを使う時は一投ごとにテーマ性を持ってイメージを固めてから投げると釣れると思う。
以前はここで、色んな見せ方を試す、という手法をとっていた。
しつこい使い方の記事
だけれど、今は、こういう状況 明らかに落ち鮎が強力である筈なのに反応が悪い時 の解決手段として、
この名称が適切かは別にスロードリフトを真っ先に用いる事にしている。
出来るだけ見せる手法
フリードリフトやテンションドリフト、又は応用的手法で反応が出る場合は、複数の魚がそこにいる、比較的イージーな状態だと考えている。
それに対して、単独の個体が、じっくりと吟味しながら鮎を捕食している状況の場合、もっとジックリと、ご納得頂くまで見せる必要があると思う。
ここでその手法が スロードリフト(仮) となる。
ジョイクロの動かし方としてはそれほど難しくなく、テンションドリフトさせている中で、強い流れを抜けた所から1,2mが勝負ゾーンになる。
ここで、強い流れを抜けたと言っても勿論流れはある中で、そこにどれだけ置いておけるかがテーマである。
[ 姿勢 ]
先ずルアーの姿勢としては出来るだけ流れに対して真っ直ぐでいい。
斜めであればあるほど、水を掴まないし、流されてしまう。
[ ライン操作 ]
次にラインメンディングとして、ラインが流れの影響を受けない究極は水にラインつけない事だと思う。
とにかく流されたラインがルアーを引っ張っていたら意味が無い。
[ 微調整 ]
最後に、出来るだけゾーンに置いておけるか、を考える場合に、ラインテンションを抜くのが最も最適の操作になる。
どういうことかと言えば、ラインを張っていればルアーはどんどん手前にくるのは誰でも解るんじゃないだろうか。
ここで時間稼ぎとして、ラインをやや送り込むことで、ルアーが手前に寄るのを防げる。
ただ、これは別に下流に送り込む事が目的ではないので、数秒そこに置いておく時間を増やす程度に、ロッドをやや倒して送り込む程度の動き。
と言っても、テンションをゼロにする訳ではない。
また、立ち位置は出来るだけ置いておきたい訳だから、一歩前に、一歩流れの上に、行けるなら行くほうがいい。
ジョインテッドクローの特性が極めて活きる
ここでジョインテッドクローというルアーは非常に、この手法に向いているルアーであると思う。
先ず、テンションドリフトをさせてきたルアーを、流れに対して真っ直ぐにするのは至難の技だと思う、ジョインテッドクローじゃなければ。
ジョイクロは一旦テンションをゼロにしてやればルアーが水を受けて勝手にどうにかなる特性がある。
この結果、比較論で流れに対して止まれるルアーだと思う。
次に、ラインテンションを抜いても動いている事があげられる。
ジョインテッドクローというルアーはサイズ、更にジョイントである事や、S字で泳ぐ事より、その水に馴染む独特の比重&喫水線こそが最大の特徴だと思う。
姿勢を作ってやれば、ラインテンションを抜いても流されながらも勝手に泳ぎだすルアー。
これこそが、このスロードリフトというやり方に欠かせない性能だと思う。
やった事がある人は解るかもしれないが、普通のルアーだと、目の前にある強い流れの中にタラシ30cmくらいで突っ込んで、スイムアクションを見てみようと試した所で、以外にもルアーは全然泳がないのである。
ジョイクロはほぼゼロに近いテンションでも、魚に対してジックリと見せても大丈夫な動きを出す。
選別の果てにあるバイト
繊細にジョイクロを操作して、そのゾーンに置いて待つ。
手応えは限りなくゼロに迫る中で、視認することも出来ない。
もし今、この状態で、ほぼ水面にあるジョイクロにバイトが出るとしたら、どんなバイトが出るだろうか。
激しい炸裂音と共に上がる水柱、反転によって撒き散る水しぶき、そんな激しいイメージだろうか。
私は思わず、あっ と言った。
ゾーンを抜けたと思い回収しようと送り込んだロッドを立てた時に、手応えがあった。
あっ、食ってた。
バチ抜けの時のようなチョボっと吸って動かない、そんな目の前を流れる水流とはかけ離れたバイトが出る事もある。
だからといって老魚という訳でも、栄養不足な訳でもなく、かけた後は猛々しい迄のパワーを見せた良コンディションの個体だった。

ガッチリ食ってるなぁ。
つまりは、だから始まってるんだと思う、シーズンの終章が。
凄い釣れるのではなく、凄いバイトが出るジョイクロに魅了されて
2年位の間、ひたすら投げ倒した段階で書いた記事です。
(その後に3年分を都度、追記してます。)
ジョイクロに興味や関心がある皆さんの参考になれば幸いです。
ジョインテッドクローでシーバスを釣る基本
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfcrdmog6
魚の量的に、中々イージーな状態に出会うことが出来ない中で、渋い時に使える手法をテーマにしています。
始まりの雨を感じて
昨年の10月は雨が多く、更に大型の雨台風が連続で来るなど、むしろ降り過ぎてしまい、荒天で釣行する事も出来ない中で、これという期間が解らなかった。
それに比べると、今年は極端に雨が少ない10月となった事も影響しているのか、釣りはしやすいが、中々始まらない結果となっていた。
鮎だけの話ならば、産卵時期は夏の日照時間など生育の進み具合も影響すると言われているが、やはり川のシーバスゲームは雨が開始の合図となる場合が多いと思う。
そんな中、冬のように冷え込む中で、思ったよりもまとまった雨が降った。
減水傾向の中での雨という、解り易い合図と受け取り、川に向かった。
一投目の前に
5~10cm前後の流れに磨かれた石が敷き詰められたシャローに立ち川を見ると、
減り始めていた水位が戻り、やや流れが強めになっているように感じた。
そこに魚が入っている緊張感を感じ、ガイドにラインを通す作業がもどかしい。
余談だが、昔ベイトリールを使い始めた頃、友人という名の本日の対戦相手よりも先んじてキャストをしたいが為に慌ててガイドを通していたら、リールがバックラッシュしていたことがあった。
いまだに、1投目のワクワク感を思うと、この準備の時間がもどかしく、たまらない。

※使用のベイトタックルはDAIWAから借りています。
ミドルクラスなベイトロッド編 DAIWA モアザン ベイトキャスティング
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfkpou3sb
スロードリフト(仮)
最初のアプローチとして、何度も紹介しているがフリードリフト、次にこれまたお馴染みのテンションドリフトを試した。
フリードリフトの記事
ダウンクロスからテンションドリフトの記事
この2投で反応は無かった。
ジョインテッドクローを使う時は一投ごとにテーマ性を持ってイメージを固めてから投げると釣れると思う。
以前はここで、色んな見せ方を試す、という手法をとっていた。
しつこい使い方の記事
だけれど、今は、こういう状況 明らかに落ち鮎が強力である筈なのに反応が悪い時 の解決手段として、
この名称が適切かは別にスロードリフトを真っ先に用いる事にしている。
出来るだけ見せる手法
フリードリフトやテンションドリフト、又は応用的手法で反応が出る場合は、複数の魚がそこにいる、比較的イージーな状態だと考えている。
それに対して、単独の個体が、じっくりと吟味しながら鮎を捕食している状況の場合、もっとジックリと、ご納得頂くまで見せる必要があると思う。
ここでその手法が スロードリフト(仮) となる。
ジョイクロの動かし方としてはそれほど難しくなく、テンションドリフトさせている中で、強い流れを抜けた所から1,2mが勝負ゾーンになる。
ここで、強い流れを抜けたと言っても勿論流れはある中で、そこにどれだけ置いておけるかがテーマである。
[ 姿勢 ]
先ずルアーの姿勢としては出来るだけ流れに対して真っ直ぐでいい。
斜めであればあるほど、水を掴まないし、流されてしまう。
[ ライン操作 ]
次にラインメンディングとして、ラインが流れの影響を受けない究極は水にラインつけない事だと思う。
とにかく流されたラインがルアーを引っ張っていたら意味が無い。
[ 微調整 ]
最後に、出来るだけゾーンに置いておけるか、を考える場合に、ラインテンションを抜くのが最も最適の操作になる。
どういうことかと言えば、ラインを張っていればルアーはどんどん手前にくるのは誰でも解るんじゃないだろうか。
ここで時間稼ぎとして、ラインをやや送り込むことで、ルアーが手前に寄るのを防げる。
ただ、これは別に下流に送り込む事が目的ではないので、数秒そこに置いておく時間を増やす程度に、ロッドをやや倒して送り込む程度の動き。
と言っても、テンションをゼロにする訳ではない。
また、立ち位置は出来るだけ置いておきたい訳だから、一歩前に、一歩流れの上に、行けるなら行くほうがいい。
ジョインテッドクローの特性が極めて活きる
ここでジョインテッドクローというルアーは非常に、この手法に向いているルアーであると思う。
先ず、テンションドリフトをさせてきたルアーを、流れに対して真っ直ぐにするのは至難の技だと思う、ジョインテッドクローじゃなければ。
ジョイクロは一旦テンションをゼロにしてやればルアーが水を受けて勝手にどうにかなる特性がある。
この結果、比較論で流れに対して止まれるルアーだと思う。
次に、ラインテンションを抜いても動いている事があげられる。
ジョインテッドクローというルアーはサイズ、更にジョイントである事や、S字で泳ぐ事より、その水に馴染む独特の比重&喫水線こそが最大の特徴だと思う。
姿勢を作ってやれば、ラインテンションを抜いても流されながらも勝手に泳ぎだすルアー。
これこそが、このスロードリフトというやり方に欠かせない性能だと思う。
やった事がある人は解るかもしれないが、普通のルアーだと、目の前にある強い流れの中にタラシ30cmくらいで突っ込んで、スイムアクションを見てみようと試した所で、以外にもルアーは全然泳がないのである。
ジョイクロはほぼゼロに近いテンションでも、魚に対してジックリと見せても大丈夫な動きを出す。
選別の果てにあるバイト
繊細にジョイクロを操作して、そのゾーンに置いて待つ。
手応えは限りなくゼロに迫る中で、視認することも出来ない。
もし今、この状態で、ほぼ水面にあるジョイクロにバイトが出るとしたら、どんなバイトが出るだろうか。
激しい炸裂音と共に上がる水柱、反転によって撒き散る水しぶき、そんな激しいイメージだろうか。
私は思わず、あっ と言った。
ゾーンを抜けたと思い回収しようと送り込んだロッドを立てた時に、手応えがあった。
あっ、食ってた。
バチ抜けの時のようなチョボっと吸って動かない、そんな目の前を流れる水流とはかけ離れたバイトが出る事もある。
だからといって老魚という訳でも、栄養不足な訳でもなく、かけた後は猛々しい迄のパワーを見せた良コンディションの個体だった。

ガッチリ食ってるなぁ。
つまりは、だから始まってるんだと思う、シーズンの終章が。
凄い釣れるのではなく、凄いバイトが出るジョイクロに魅了されて
2年位の間、ひたすら投げ倒した段階で書いた記事です。
(その後に3年分を都度、追記してます。)
ジョイクロに興味や関心がある皆さんの参考になれば幸いです。
ジョインテッドクローでシーバスを釣る基本
http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3bpervfcrdmog6
- 2015年11月10日
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