バチが抜ける条件を調べてみた


バチ抜けだ~~~!

と世間が盛り上がる中、オッサンはまだバチ抜け未経験です。

前回は大潮初日に川に出ましたがバチはいませんでした。

初日はあまり抜けないよという情報を耳にして、今度こそはとその翌日も川に向かいました。

川にはアングラーが沢山います。
やはり今日はバチ抜けだ!と胸が高鳴ります。

にょろにょろしたやつは普段は泥の中にいる気がします。
それで泥っぽい所がいいんじゃないかと、芦原に入ってみました。

足元の水面をライトで照らして覗いてみますがバチは全く見当たりません。

これから抜けるに違いないとエリテンを投げます。
実はバチ抜けルアーはこれしか持っていないのです。
噂のボイル祭りで悶絶したら色々ルアーを買い足そうと思います。

xbgwanncgux7dpi5rb6v_480_480-bbbe2b4f.jpg


一度ボイルのような音がしたのですがオッサンの経験値ではボラかシーバスかわかりません。
芦の傍を引いたりデッドスローで流したり色々試します。

バチはまだかなぁ、そればかりを考えながら竿を振りますが、結局バチは現れず、長靴にしみこんできた水の冷たさに降参してこの日は上がりました。


バチに会いたい

大潮の下げに行けばバチがいると思っていたのですが、事はそう簡単じゃないことが分かってきました。
これは何度も通って経験値を上げないといけないやつです。

オッサンは比較的時間に自由があるとはいえ、いつでも釣りに行けるわけではありません。
週末あたり良さそうだったのですが、子供をスキーに連れて行ったりと川に出ることはできませんでした。


会えないと会いたくなるのが人というものです。
もはやオッサンはシーバス以上にバチに会いたい

バチに恋したオッサン・・・・想像すると辛いな。



バチ抜け調査(バーチャル)してみる

川に行けなくてもできることはあるはず、という事でネットで調べてみることにしました。

まず地元河川、多摩川でバチ抜けしたというツイートを集めました。
多摩川のバチに関するツイートは800件ぐらいあって、そのうち明確なバチ抜け報告は100件程度でした。

さらに潮位、潮名、月齢、日没時間、気温、風向き、雨量などの気象データを30項目ぐらいかき集めました。
今はネットでなんでも集まりますねぇ。

これらを元に、どんな条件の時にバチ抜けしやすいか調べてみます。

---
これは、釣りに行けないオッサンがSWルアーニュースを聴きながらネット検索で遊んでみた、とそういう内容です。
釣り人の知識や経験の方がはるかに正確です。
あまり真に受けない(*1)でね (^^;;

---

色々な気象条件のうちどれが大きく影響しているかを計算してみました(*2)


1位 日没から満潮までの時間
噂は本当だったんだ!
ということでこれが一番影響していました。
日没から満潮までが100分前後の日にバチ抜け報告が多かったです。
vgu63fum2drbjefbt4xb_480_480-f3bf5e00.jpg


2位 潮位変動
日没前後の満潮と干潮の潮位差を時間で割りました。
マイナスの値は日没後に干潮が来る日です。
日没後に満潮で潮位差が大きい日にバチが抜けています。
当たり前ですねぇ。
f5tz5y6jzm47xcpf2m24_480_480-2c92f2c3.jpg


3位 旧暦
旧暦15日、つまり満月から後が多いようです。
これも、まぁそうだよねという内容。
bkbhune6gt4ebphr3pxe_480_480-b6d2b18f.jpg

その他
他にも色々あるのですがあまり面白い結果は出ませんでした
例えば平均気温は8℃前後の日が多いのですが、単に季節柄(*3)というだけかも。
brkvmckhw5numo398vch_480_480-c15aeb3d.jpg


釣りに行けなくても、想像するだけでも楽しいバチ抜け。


次回こそはバチに会いたい!




*1 LightGBMが一番成績が良くてそれでも f1=0.7 程度でした
*2 ロジスティック回帰の調整オッズ比
*3 実はほとんど全て「季節・時期」で説明ができてしまいます・・・


 

コメントを見る

鶴見多摩(つるたま)さんのあわせて読みたい関連釣りログ