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【宮城遠征日記】特別な場所で、特別な魚に会う

「聖地」と称するフィールドがあるという釣り人も多いのではないでしょうか?

ロックフィッシュ人間の俺にとっての聖地は、宮城県の牡鹿・女川・雄勝。
特に女川は、俺が初めてルアーでアイナメを釣った思い出の地で、今の釣りのスタイルを築くきっかけとなった特別な場所です。

この季節になったら一度は行っておきたい、ということで、秋田からはるばる行ってまいりました。


夜勤明けの11/16(木)。
土日がもともと休みで、以前休日勤務したときの代休が金曜日に挟まったことで、まとまった時間を確保することに成功。

行くしかねーな、と。
ちょっとだけ昼寝をして、いそいそと車に道具を積んで出発。

現地到着は夜で、当然すぐに釣りを始めたのですが、とりあえず今日の日記は翌朝からの出来事を。
(そんな大層な中身ではないですが、長くなりそうなので分けました)



11/17(金)。
この季節、どうしても顔を見ておきたい魚…
そう、アイナメ。

今回の遠征の主目的はこれ。

秋田にも居るには居るんですが、宮城に比べて圧倒的に魚影が薄いんですよね。


俺的に「シーズン前半のアイナメはここ!」という小規模漁港で、AM8:00より実釣開始。

朝マヅメを寝過ごした?のではなく。
この漁港、なぜか朝マヅメの反応がすこぶる悪く、少し日が昇ってからのほうが好結果が得られるという経験から、スタートを少し遅らせる作戦に。
夜勤明けでそのまま駆け出したので、少しでも寝ておきたかったという思惑もあり。


久々のアイナメ狙い。
今回は

 ・実績の高いルアーをチョイスして
 ・いっぱい投げて
 ・いっぱいシャクって
 ・いっぱい釣る

という綿密なる作戦を立案。
我ながら完璧。


時期的にはシャッドを泳がせるという選択肢でも良さげですが、この漁港に関してはなんとなく甲殻系ワームに分があったような記憶から、信頼と実績のパルスクロー主体で攻めることに。

限られた時間でできるだけ広範囲を探りたいことから、ジギングロッドを用いたロングスピンスタイルを選択。
5号(22.5g)ナツメシンカーのヘビーテキサスでドッカンドッカン。

沖の砂地から手前の藻場&岩礁帯に差し掛かるあたりに意識を集中してワームをシャクっていると、リフトからフォールに転じた瞬間の、テキサスリグが一瞬緩む瞬間にゴンッ!と懐かしい感触。
首振りは少ないものの…この引きはアイツで決まりでしょ!!


そうそう、これこれ!この姿!
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40cmに満たない魚体ではありますが、「コイツに会いにきたんだよなぁ〜!」という満足感をもたらしてくれる一本。
フッキングが決まった瞬間に、疲れが吹っ飛びました。

開始早々のキャッチは幸先よし。
よっしゃ、このまま40up目指すぜ!

と意気込んだものの、続かず。
まあ、俺の腕でそうそう何本も釣れる魚ではないですよ。

豆サイズのショートバイトはいくつかあったものの、結局この日のキャッチはこの一本のみ。



11/18(土)。
また朝からアイナメ狙い。

せっかくなので、朝マヅメから攻めてみようか、と意気込んだものの、やっぱり反応悪く。

バイトがで始めたのは、すっかり明るくなった7時過ぎ頃から。
2/0サイズでフッキングするのにはこのサイズが限界だろ、と思わせるミニサイズから朝のご挨拶。
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しかし、尺未満とはいえ、さすがはアイナメ。
このサイズでも、ファイトはなかなかのもの。
ジギングロッドだからこそ決着は早かったものの、ライトタックルなら十二分に遊べるパワーです。


でも、やっぱサイズが欲しいんだよなぁ…
ちょっと反応も薄れてきたところで、気分転換も兼ねてワームをカラーチェンジ。
曇天に強いとどっかで聞いたことのあるジューンバグに変えたところ、ゴツン!と一発ヒット!

おぉ!昨日の37cmより強ぇかも!?40行ったか!?


…むしろ小さかったでーす。
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んー、リーリングの手が一瞬止まるほどのパワーにちょっと期待したのですが。



結局この日も後が続かず。
港内をくまなく撃ち続けましたが、昼になったところで体力&集中力の限界を感じ、納竿とすることに。




今回の聖地巡礼(アイナメの部)では、40upが出ずに悔しさの残る結果となりましたが、それよりも大きいのはやはり今年もアイナメに出会えたという喜び。
やっぱりこの魚は自分にとって特別な魚なんだ、ということを再認識。

女川で初めてアイナメを釣った瞬間のことを思い出し、「ああ、そういや女川港には大きな鳥居があったっけな。その真ん前で釣ったんだよな。」と当時を懐かしみ、「それも津波で流されちゃったよなぁ。」と感傷に浸り…

なんか、いろんなことを考えちゃうんですよね。アイナメ釣ってると。


ともあれ、震災からもうすぐ7年を迎えようとしている今日、こうやって普通に海と向かい合えるって素晴らしいですね。
「好きなフィールドで好きな時に釣る」という、一見あたりまえのことができない期間があったことを忘れず、常に感謝の念を持ってフィールドと相対したいものです。

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