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▼ 初!ショアブリ 【過去釣行】
- ジャンル:釣行記
- (ブリ, ショア, 三浦, sasuke剛力130)
【過去釣行:備忘録②】
スマホのフォトアルバムを見ていて備忘録を残そうと思いました。
2年前、地磯から初めて鰤を釣った際の釣行記。
======================================
2017.6.15
当日はヒラスズキ狙いで明け方から三浦半島の磯へ単独釣行。
全く反応が無かったため、潮が引いて渡れるポイントに移動。
その日は思ったよりも風もなくサラシも出ていない。
天候も良く日が昇り段々と気温が高くなってきたためヒラ狙いはもう厳しいと思い、ジグに変え青物を狙いに。
時間が経っても未だ反応は無いが潮通しの良いポイントなので暫く粘っていると
突然100m程先でかなりでかいボイルが出現
鳥山も無く本当に突然だった。
昔、動画で海釣り公園のようなポイントでブリがスーパーボイルしている映像を見たことがあり、いつかは自分も出逢えたら…と思っていたその状況が正に目と鼻の先で突然起きた。
例えるなら
ゲリラ豪雨等でゴルフボールほどの雹がプールに落ち水面が所々で水飛沫をあげている状況
をテレビで見たことがあったが、そのような感じ…
ボッコボッコと海面が炸裂しており、段々と近づいてくる!しかも射程圏内‼
これはブリかも、と思い、急かさずメタルジグを投げる
が、まさかの無反応…
2投目でも何もなかったので急いでジグを回収。
内心焦っていたが何処と無く冷静さも保っていたので
ジグのアクションがダメなのか…
それともベイトサイズに合ってないのか…
など考え、この釣行前に買った
sasuke130剛力
にチェンジ。
フローティングの剛力ならレンジも表層近くでフックも2号で大きく、アクションもウォブンロールでアピールできるだろうと思いキャスト!
もう既にボイルは目の前まで来ていた
一投目
流石に!絶対に!これはヒットするだろ!
そう思いドキドキしながらルアーの着水地点から若干遅めのリトリーブで泳がせてくるも全然喰ってくる気配がない…
こうなったら足元まで泳がせ切ろうと思い巻いていると
ガンッッ
と前触れ無くいきなりルアーが引ったくられロッドがしなり一気に重さがのし掛かった。
自分の立っているポイントから5m程先、本当に目の前でのヒットだった。
ヒットした途端ギラリッと二匹のデカイ魚体が見え一匹は沖に頭を向け去って行ったのが分かった。やはりブリ。
ギラリと光ったもう一匹はヒットした方だった。
こいつも同じ沖の方向にグングン逃げようとするが何とか持ちこたえる。
ロッドはシマノのディアルーナXR1006M
リールはダイワの15フリームス4000
ロッドは細身でシーバスで使用している。めちゃくちゃ曲がっている…
そして、自分が立っているポイントは海面から3mほど。
ランディングは…どうしようか…
ヒラスズキを狙っていたのは背後のエリア。
その反対側でまさかこんなことがあるとは思わずランディング場所まで考えていなかった。
…リーダーのシステムには自信がある。ランディングネットも脇でスタンバってる。
魚との攻防繰り返し何とか足元まで寄せてネットを使おうとしゃがみ片手でロッドを持ったがグングン引いてくる…これ難しい…
苦戦していると少し離れた所からフカセをしていた方が「手伝おうか?」と声を掛けてくれた。
とても親切な方だったが、自分のポイントまでは岩を登り降りしなければならず危ないと思い「なんとか上げてみます。ありがとうございます。」と言ってみた。
ランディングネットは無理だと諦め、辛うじて岩と岩の隙間にある低めの磯にぶっこ抜いて乗せることにした。
ロッドを立てると海面で暴れてかなり重い。
ロッド折れるかも…と思ったが寄せ波のタイミングで持ち上げつつランディング…
無事成功。
ランディングの勢いで魚は磯の割れ目に綺麗に挟まってしまい元々そこにあったかのようになっていた…
魚は身動きがとれないからこれはこれでラッキーだったかもしれない。
早速、岩場の下まで降りキャッチ。
まだ若干ボイルは残っていたが、自分はこの一尾で十分と思い、小さくなり去っていくナブラを見送った。
残ったのは自分と何とか釣り上げた目の前の一尾。

計測すると86cm、重さは血抜き後に自宅で計ると5.6kg。
ルアーを見るリアフックが曲がっていた。
自己記録更新の立派なブリだった。
しかもショアで磯からキャッチできたのが嬉しかった。
先程声を掛けてくれた方にお礼を言い、少し話しをして写真まで撮ってもらった。
十分満足できる釣果だったのでここで納竿とし帰宅することとした。
その道中、今夜は刺身、ブリトロで寿司に~と浮かれて帰った。
帰宅後、早速台所に立ち胃袋の中を見ると10センチほどのイワシを捕食していた。
ルアーを変えて正解だった。
そして、三枚に下ろして半身を見る。
…?
何か白いものが渦巻いてる。
包丁の先で引っ掻き出し引っ張ってみる。
スルスルスル~と長い何かが出てきた…。
一気に鳥肌が立ち血の気が低く。これは…。
慌ててGoogle先生に質問すると
鰤糸状虫
と一般的に言われている寄生虫。このとき初めて知った。
改めて身全体を見ると寄生虫だらけ…。鰤虫マンション。…これはグロッキー過ぎる。
刺身に寿司に…。流石に食べる気が失せてしまった。
しかし、この鰤の命を奪ったのは自分である。
どこか遠くかもしれない海で生まれ、この大きな海原を何百キロそれ以上かもしれない距離を泳ぎ、生き抜いてここまで大きくなった。
そうして自分のルアーを魚だと思って食い付いてくれた。
自分が釣り上げ出逢った魚は自分の知ることのできない世界を見てきて食物連鎖のなか必死に生き抜いてきた魚である。
その魚の命を奪った以上は魚に感謝し食べる。
これは釣りをする自分の信念でもある。
何とか食べる方法はないものかとネットで検索してみると
味は落ちるが食べても問題ない
とのこと。
基本、熱を通す食べ方をしようと思い虫を除いた後、いけそうな部位だけは刺身に。後は焼き、ぶり大根にして食べた。
味は落ちている感じはせず思った以上に美味しく頂けた。
嫁さんにもちゃんと説明をしたら自分も食べると言い、ぶり大根を食べ美味しいと言ってくれた。
何とか鰤を粗末にせずに済んでよかった。
憧れだったショアからの鰤。そして血の気の引いた寄生虫のオンパレード。
どちらもとても良い思い出で毎年6月になると思い出す忘れられない釣行だった。
またあのスーパーボイルにショアで出逢いた
い。



スマホのフォトアルバムを見ていて備忘録を残そうと思いました。
2年前、地磯から初めて鰤を釣った際の釣行記。
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2017.6.15
当日はヒラスズキ狙いで明け方から三浦半島の磯へ単独釣行。
全く反応が無かったため、潮が引いて渡れるポイントに移動。
その日は思ったよりも風もなくサラシも出ていない。
天候も良く日が昇り段々と気温が高くなってきたためヒラ狙いはもう厳しいと思い、ジグに変え青物を狙いに。
時間が経っても未だ反応は無いが潮通しの良いポイントなので暫く粘っていると
突然100m程先でかなりでかいボイルが出現
鳥山も無く本当に突然だった。
昔、動画で海釣り公園のようなポイントでブリがスーパーボイルしている映像を見たことがあり、いつかは自分も出逢えたら…と思っていたその状況が正に目と鼻の先で突然起きた。
例えるなら
ゲリラ豪雨等でゴルフボールほどの雹がプールに落ち水面が所々で水飛沫をあげている状況
をテレビで見たことがあったが、そのような感じ…
ボッコボッコと海面が炸裂しており、段々と近づいてくる!しかも射程圏内‼
これはブリかも、と思い、急かさずメタルジグを投げる
が、まさかの無反応…
2投目でも何もなかったので急いでジグを回収。
内心焦っていたが何処と無く冷静さも保っていたので
ジグのアクションがダメなのか…
それともベイトサイズに合ってないのか…
など考え、この釣行前に買った
sasuke130剛力
にチェンジ。
フローティングの剛力ならレンジも表層近くでフックも2号で大きく、アクションもウォブンロールでアピールできるだろうと思いキャスト!
もう既にボイルは目の前まで来ていた
一投目
流石に!絶対に!これはヒットするだろ!
そう思いドキドキしながらルアーの着水地点から若干遅めのリトリーブで泳がせてくるも全然喰ってくる気配がない…
こうなったら足元まで泳がせ切ろうと思い巻いていると
ガンッッ
と前触れ無くいきなりルアーが引ったくられロッドがしなり一気に重さがのし掛かった。
自分の立っているポイントから5m程先、本当に目の前でのヒットだった。
ヒットした途端ギラリッと二匹のデカイ魚体が見え一匹は沖に頭を向け去って行ったのが分かった。やはりブリ。
ギラリと光ったもう一匹はヒットした方だった。
こいつも同じ沖の方向にグングン逃げようとするが何とか持ちこたえる。
ロッドはシマノのディアルーナXR1006M
リールはダイワの15フリームス4000
ロッドは細身でシーバスで使用している。めちゃくちゃ曲がっている…
そして、自分が立っているポイントは海面から3mほど。
ランディングは…どうしようか…
ヒラスズキを狙っていたのは背後のエリア。
その反対側でまさかこんなことがあるとは思わずランディング場所まで考えていなかった。
…リーダーのシステムには自信がある。ランディングネットも脇でスタンバってる。
魚との攻防繰り返し何とか足元まで寄せてネットを使おうとしゃがみ片手でロッドを持ったがグングン引いてくる…これ難しい…
苦戦していると少し離れた所からフカセをしていた方が「手伝おうか?」と声を掛けてくれた。
とても親切な方だったが、自分のポイントまでは岩を登り降りしなければならず危ないと思い「なんとか上げてみます。ありがとうございます。」と言ってみた。
ランディングネットは無理だと諦め、辛うじて岩と岩の隙間にある低めの磯にぶっこ抜いて乗せることにした。
ロッドを立てると海面で暴れてかなり重い。
ロッド折れるかも…と思ったが寄せ波のタイミングで持ち上げつつランディング…
無事成功。
ランディングの勢いで魚は磯の割れ目に綺麗に挟まってしまい元々そこにあったかのようになっていた…
魚は身動きがとれないからこれはこれでラッキーだったかもしれない。
早速、岩場の下まで降りキャッチ。
まだ若干ボイルは残っていたが、自分はこの一尾で十分と思い、小さくなり去っていくナブラを見送った。
残ったのは自分と何とか釣り上げた目の前の一尾。

計測すると86cm、重さは血抜き後に自宅で計ると5.6kg。
ルアーを見るリアフックが曲がっていた。
自己記録更新の立派なブリだった。
しかもショアで磯からキャッチできたのが嬉しかった。
先程声を掛けてくれた方にお礼を言い、少し話しをして写真まで撮ってもらった。
十分満足できる釣果だったのでここで納竿とし帰宅することとした。
その道中、今夜は刺身、ブリトロで寿司に~と浮かれて帰った。
帰宅後、早速台所に立ち胃袋の中を見ると10センチほどのイワシを捕食していた。
ルアーを変えて正解だった。
そして、三枚に下ろして半身を見る。
…?
何か白いものが渦巻いてる。
包丁の先で引っ掻き出し引っ張ってみる。
スルスルスル~と長い何かが出てきた…。
一気に鳥肌が立ち血の気が低く。これは…。
慌ててGoogle先生に質問すると
鰤糸状虫
と一般的に言われている寄生虫。このとき初めて知った。
改めて身全体を見ると寄生虫だらけ…。鰤虫マンション。…これはグロッキー過ぎる。
刺身に寿司に…。流石に食べる気が失せてしまった。
しかし、この鰤の命を奪ったのは自分である。
どこか遠くかもしれない海で生まれ、この大きな海原を何百キロそれ以上かもしれない距離を泳ぎ、生き抜いてここまで大きくなった。
そうして自分のルアーを魚だと思って食い付いてくれた。
自分が釣り上げ出逢った魚は自分の知ることのできない世界を見てきて食物連鎖のなか必死に生き抜いてきた魚である。
その魚の命を奪った以上は魚に感謝し食べる。
これは釣りをする自分の信念でもある。
何とか食べる方法はないものかとネットで検索してみると
味は落ちるが食べても問題ない
とのこと。
基本、熱を通す食べ方をしようと思い虫を除いた後、いけそうな部位だけは刺身に。後は焼き、ぶり大根にして食べた。
味は落ちている感じはせず思った以上に美味しく頂けた。
嫁さんにもちゃんと説明をしたら自分も食べると言い、ぶり大根を食べ美味しいと言ってくれた。
何とか鰤を粗末にせずに済んでよかった。
憧れだったショアからの鰤。そして血の気の引いた寄生虫のオンパレード。
どちらもとても良い思い出で毎年6月になると思い出す忘れられない釣行だった。
またあのスーパーボイルにショアで出逢いた
い。



- 2019年7月2日
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