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宮崎オオニベ探訪記 最終章

  • カテゴリー:日記/一般
なぜオオニベを釣りたいのか・・・?

あらためて自問自答をすると、答えはおどろくほどシンプルになる。

自分にとって『未知の領域』の釣りだから。


なにごとも初めての手探り状態のときが一番楽しくてワクワクするのは、

過去に何度も経験してきた。


小学生徒の時、釣竿が硬くてバレまくる手長エビをまえに悶絶したあの時。

中学生の時に、堤防からの夜釣りで掛かっても掛ってもなかなか手にすることができなかったクロダイ。

高校生の時はクロダイ以上に手ごわかったスズキをへチ竿でいなすおっちゃんたちに羨望のまなざしを覚えた。

大学に入ってからは離島のモンスターにコテンパンにヤラレる度にどんどんタックルがエスカレートしていく。

それは社会人になっても自己記録のシーバスを前に震えるほど感動したり・・・

高知の眼の赤いアイツをシャカリキになって追い回したり・・・。

相手が手ごわくなればなるほど、燃える自分がいた。


そして今回のオオニベ。


日本全国を旅していくなかで、『いつかは・・・』という思いが、

そのステージに立つというチャンスにつながった。


40歳を過ぎてもチャレンジし続けられる幸せ。

その宮崎というステージで今回も自分の力を試す。


最初は手探りだったエリアのマップが徐々に頭のなかに形成され、

新しく出会った友人たちと立った最終ステージ。


ここで事態は急展開していく。


たくさんのグチの群れが接岸している海岸。

ルアーを通すたびにガツガツとグチがルアーにラインに触れてくる。

ワンキャスト・・・

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ワングチ(爆)。

この群れが右往左往するのに合わせて、すこしずつリトリーブコースを変えていく。

群れのなかをトレースしていく時に重要なのはいかにグチを『引っかけないか』ということ。

非常に臆病な性質の魚なので、グチを掛け暴れまくると、すぐに群れが散って移動してしまうとのこと。

高知のコノシロパターンでは逆に群れを散らせて、魚にルアーを見つけてもらうのがキモなので、まったく逆のパターン。

ゴツゴツとグチに当たるたびに、そ~っとそ~っとルアーを通して、グチの群れをスルーする。

何度も掛けそうなバイトが伝わってくるが、テンションを緩めて、グチがフックから外れるように心がける。

何度そんなことを繰り返しただろうか?

いきなり・・・ゴンっと力強いバイトが伝わる。

「?」

少し大きめのグチでも引っかけたかと思い、即回収すると・・・

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オオニベ・・・の子供登場!!

こーやってみるとセイゴそっくり(爆)。

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サイズはともかく初めて出会った生き物だけにテンションも上がる。

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上がオオニベ。

下がグチ。

こーやってみるとオオニベのほうがセッパリ型でやや筋肉質な感じ。

釣る前は見分けがつくか心配だったけど、明らかに違う生き物でした。

しかも・・・

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コイツ・・・歯が鋭い(笑)。

これでデカくなったらリーダーブレイクが怖いので、むやみやたらに細いリーダーは入れないようにしよう。

そんなこんなでグチの群れのなかからプチニベのバイトを引き出すこと数回。

「こんなタイミングでオオニベはバイトしてくるんだ・・・。」

非常に良い練習になった。



そしてその翌日。

ふたたび同じタイミングでポイントに入る。

先行している押川さんと釣りキチ親父さんのもとに向かう途中・・・。

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宮崎のレジェンド 友草さんに遭遇。

連日サーフをさまよっているうちに、どこかでお会いできるかなと思っていたのですが・・・。

つないでくれた釣りキチ親父さんに感謝です。


ポイントも前日に増して、グチやらアジやらのベイトが入って騒々しい。

というか、ベイトが多すぎてポイントの絞り込みがかえって難しい(汗)


そんななか向こうから歩いてきた釣り人がぶら下げてきたのは・・・

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オオニベ!!

ようやくまともなサイズのオオニベを見れたのでさらにテンションは上がる。

聞けば、ヒラメ狙いのワームにヒットしてきたらしい。

「オオニベは群れで回遊してくるから、一人がヒットしたらチャンス!!」

と釣りキチ親父さんとともに気合が入りまくる。


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すぐ目のまえを引き縄でサゴシやブリを狙う漁船がウロウロ。

あやしさ満点。

ラインを通して伝わってくるグチの気配も怯えて半狂乱な感じ。

・・・来るか?

緊張感ただよう、まさにその時・・・

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「来たよっ!!」

釣りキチ親父さんのロッドが大きく弧を描き、ドラグ音が鳴り響く。

横に横に走る魚をゆっくりと追いかけながら、大きくガッツポーズ。

この日が最終日ということもあり、最後の最後に訪れたドラマ。

オオニベ特有のガガンッとロッドをたたく感触にさらに確信がつのる。

しかも大きそう。

決して力任せに無駄に寄せようとはしない。

口切れや鋭い歯でのラインブレイク。

さらに波打ち際でのランディング時の大暴れなどのリスクを知っているからだ。

あくまで自然体で、相手の力を受け流しながらの綺麗なファイトで徐々に力を奪っていく。

サポートでついて行きたかったが、時合は短い。


十分に距離があいたのを確認して、再び自分の立ち位置に戻る。

さらに潮の感じは良くなり、ボルテージはMAX状態に。

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まさに『舞台はととのった・・・」という感じ(懐かしい)。

ドキドキと鼓動が早まるなか、妙に冷静になる。

いつも経験してきた瞬間。

「次のバイトは絶対に掛けるっ」という気合。

ここで選手交代。


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レンジバイブ90。

仁淀川河口のアカメ・・・

新島のヒラメ・・・

数々の苦しい時のココ一番を救ってくれた相棒とも呼べる、もっとも信頼できるルアーのひとつ。

リングは#4に強化。

フックは#3にサイズアップ。

これをグチの群れのなかを優しく通すイメージでリトリーブ。

遠くのほうから聞こえていたドラグ音も・・・

波の音も・・・

すべてが消えるくらいの集中した時間。


ゆったりとした潮の流れを感じながら、グチに当たる瞬間を一回一回外すイメージで丁寧にリトリーブを繰り返す。

                     フッ・・・

群れを抜けて、一瞬テンションが抜けたその瞬間・・・


                    ドンッッ!!

重々しいバイトが伝わると同時にティップが絞り込まれる。

ベリーまで曲がるようにラインを巻きこんでから、しっかりとフッキング。

                    ・・・ズシッ

昨日のサイズとは異なる重量感に興奮しながら、最初のランをレバーブレーキを使って、テンションフリーでかわす。

最初に掛けた正体不明のモンスターの時のファイトが一瞬脳裏をよぎる。

                    「走るか・・・?」


いつも掛けているアカメほどのスピードではないので、冷静に対処しながら、徐々に寄せては、走る瞬間にテンションを抜く作業を繰り返す。

 走り出した瞬間にリールの逆転でロッドがまっすぐになるくらいのテンションフリーにすることで、魚の動きを封じることができるのだ。

 オオニベにも十分をそれが通用することを確認して、一気に寄せに掛かる。

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相棒ソウルクラッシュで憧れの魚と対峙できる歓び。

波打ち際まで寄せると、白銀の魚体が波打ち際に浮かび上がる。

「オオニベだっ!!」

フォローに入ってくれた押川さんがランディング体制に入る。

波打ち際の攻防を制して、押川さんが抱きかかえるようにしてランディング成功!!

そばにいた大ちゃんと押川さんとガッチリ握手を交わす。

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「よっしゃっっ!!獲ったああっ!!」

ようやくたどり着けたオオニベに思わず感無量。

サイズはジャスト1m。

最高のドキドキ感をありがとう。

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こーやってみると、シーバスともアカメとも違う凶悪な面構え。

怪獣みたい。

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フックはがまかつのトレブルSP‐MH。

高知のアカメ戦でも実証されているいる通り、鋭さと貫通力で一番性にあっているフックだ。

今回もキワドイところをがっちりフッキングに持ち込めた。


途中、ラインが体に巻き付くハプニングがあったが、やはり強さを実証したスーパーファイヤーライン。

125cmのアカメの時もそうだったが、大きい魚と対峙するときほど耐摩耗性には気を使うようにしている。


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ボディにはしっかりと巻き付いた跡が・・・あっぶねー(爆)。


相棒と一緒に・・・。

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この画がみたかった・・・(涙)。



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「いやぁ・・・。イイもの見させてもらいました。」

思わずへたり込む大ちゃんの向こうには、いまだファイト中の釣りキチ親父さんの姿が・・・。

しばらくして、2人がかりで何やら巨大な物体を引きずりあげるのが遠目に映る。

駆け寄って目にしたのは・・・

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迫力満点の129cm。

圧巻である。

これを追い求めてきた釣りキチ親父さんのドラマもまた実現した瞬間だった。

心の底からおめでとうございます!!


だが・・・これだけでは終わらなかった。


その翌日。

関東から馳せ参じたのはキャスティング品川店の足達さん。

毎年のオオニベ詣が今回は最高のタイミング。

開始早々、ロッドが曲がる。

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ダイワさんのカレンダーみたいにカッコイイ写真を撮りつつ・・・

みんなに見守られながら上がってきたのは・・・。

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ナイスヒラメ登場!!

ブリブリの肉厚寒ヒラメ・・・これはこれで羨ましい。

昨日とおなじ時間に近づくにつれ、さらに緊張が高まる。

誰に来るのか・・・?

ほどなくして、一人のロッドが大きく弧を描く。

みんなの視線が集中する中、

最後の最後にオオニベを手にしたのは・・・

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地元のエキスパート押川さん。

ここまでフォローに徹しながら、最後の最後に引き出したのは113cmのナイスワン。

・・・・有言実行。

まさに職人芸をみせてもらいました。


高知のアカメ同様に遭遇する確率が難しいと感じたサーフのオオニベゲーム。

刻一刻と地形とベイトの位置が変わり・・・

接岸してサーフから高確率で狙える時期はわずか1~2か月しかない。

そして広大なサーフでオオニベと遭遇する確率は・・・。

ボウズ続きがフツーのこの釣りだからこそ、1本に出会えた時の感動はとてつもないものがある。

たくさんの釣り人に出会え、そしてたくさんの感動に立ち会えた今回の宮崎オオニベ紀行。

高知のアカメに引き続き、またひとつ楽しみが増えてしまった・・・。

また来年取りにこよう。忘れ物を探しに・・・(爆)。

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