ここら浜名湖周辺は、遠州やら遠江と呼ばれる。
遠江と書いて｢とおとうみ｣と読みます。
昔々、京都から見て琵琶湖を近淡海(ちかつおうみ)、近江の地名の由来らしく、遠い浜名湖を遠淡海(とおつおうみ)と呼び
、遠州や遠江の地名の由来になっている。

因みに、井伊直弼が奥浜名湖から、琵琶湖の彦根へ行った事も、何かの因果なのかな？と。
歴史って深いね。


この湖は、奥浜名湖と表浜名湖と名称が別れており、境界線は曖昧。
観光協会的には、湖のドン着き周辺の街を奥浜名湖と言い、表は釣り人によって村櫛より下や鉄橋より下と人によって様々。
フリーザの持ってるスカウターがない限り正確には謎。
ここら辺のとこは、地元のシーバスマン達は感覚的だ。
スカウターを取ったベジータみたいに、脳の一部が進化しているのは間違いない。

実は、浜名湖って河川法では川。
都田川なんだと。
でも、漁業法では、その性質から海なんだと。
浜名湖内の事故も川だけに、基本警察の管轄。118でも良いらしのだがね。

新しいの読み方が、ホントは｢あらたしぃ｣が正解なのと同じくらい、ややこしい。
ようするに、どっちでもイイって事だ。


とまぁ、ウンチクをひけらかした所で
今日はねぇ～、浜名湖の食材を触っていきますよぉ。
こんにちわ、土井よしはるです。


浜名湖というのは半分真水で、いわゆる汽水って事になっているのだが、表浜名湖と称される地域は、まぁ完全に海と一緒と考えてほぼ間違いない。
程よーく、真水が下げで絡む感じ。
これが牡蠣には最高の環境。

落ち牡蠣拾いは冬の恵み。
浜名湖イイトコロ！
今年は高水温でダメでしたがー。

真偽のほどは分からんが、真水がキライと言われてるタコも、程よく生息してる。

浜名湖のタコゲルゲ、サイズはそんなでもないが、エサが豊富なのと、表の強烈な流れで最高に美味。


浜名湖イイトコロ！

今一番の食材は、ワカメ。

と、余り知られてないシッタカ。
最強の味噌汁ができます。
浜名湖イイトコロ！

こいつも今の時期最高よね。
キャッチ結合体。
なんかキモいね。
が


コレになります。
ロハですから、贅沢に厚目に切ります。
この生き物さ、最初に食ったヤツほんまにリスペクト。
熱湯にくぐらせて、冷水で締めてポン酢

と、ゆず胡椒が最強。
浜名湖イイトコロ！

今っちぃやぁさ、
魚はクロダイが一年で一番旨いね。

見てんっ！この丸々肥えた体。
夏のゲームが一番面白いけど、臭くて食えん。
浜名湖に沢山いるけど、ここんとこさ
害魚扱いでカワイソー。
アサリをガブガブ食っちゃうからねぇ。
でも、旨いからね。大好き。
画像のクロダイはシャレオツに料理。

浜名湖イイトコロ！

シーバスもね、今は喰えんけどさ。
ガリガリでさ。
でも5月にもなりゃ、もうぷりぷり。

これ、5月の魚。
うまそうだ。
浜名湖イイトコロ！


いつか喰ってやろうかと思ってるのがコイツ

スゲェ旨いんよ。
フレンチでは高級食材。
tokyoのMOTFで、ポワソンに出てきたエイは最高だった。
東京イイトコロ！

まあ、アサリはね言わずもがなだけど、近年、大分採れなくなった。

鰻は養殖が昔盛んだったから、イメージあるけど、天然ものも結構いる。

野趣あふれる慈味深い味です。

こんなのもね、食える。

アカモク
これ、めちゃ身体にいいんだと。
普段は潮の効き始めを確認する為の目印。


浜名湖に限らず、釣りしてりゃ結構足元に食材が転がっている。
漁業権だけは注意が必要。

自分的には、魚釣るだけが釣りじゃないの。
自然と戯れ感謝し、少しだけ恵みを分けてもらう。
コレ基本。

実のトコロ、釣りしてるだけより、ゴミに対する意識も上がる。

ご見捨て場で捕れた食材なんて、食いたくないもんね。

ゴミは持ち帰ってね。

ではでは。