房総ヒラマサチャレンジ、ここに成る。2/2

  • ジャンル:釣行記
さて、まずはサラシからキャストしてジャーキングしていきます。
3投しましたが反応がありません。
今度はサラシの払い出しを1投狙います。
反応なし。
少し沖を狙ってみます。その2投目。

ジャーキングがガツン!と止められ、魔改造ジグキャスターが見たことがないところから曲がりました。
これはただものじゃない。
瞬時に判断し、竿を立てます。
テンションがかかった状態で脇挟みから竿を立てるのって結構難しいと思いますが、どうやったのか覚えてません。かかったときのシミュレーションをたくさんしてきたせいか、体が自然に反応しました。
ショートポンピングと速いリーリングをします。
7kgのドラグは出ません。いい感じです。
が、浮かせきれず、ちょっと足元に入られました。
一歩前へ出て、糸の角度を調整します。魚がグググッといきそうになりますが、井上友樹(敬意をこめて呼び捨てにさせてください。徳川家康と同じです)が、「魚がいきそうになったところでもう一巻き巻いちゃう」と言っていたのを思い出し、フルパワーで巻きます。
相棒はステラ。おれの筋力で壊せるわけない。
2回ポンピングしました。そのとき巻けた巻き量はせいぜい1/5回転×2回。ですが、魚がひるんだ感覚が伝わります。浮きました…!!!!テンションをかけ続けることが大事なんですね。
見えた魚体は映えるイエローラインとイカつい目付き。5年間夢にまで見た魚(本当に何回も夢に出てきました)が自分のルアーを咥えています。
このポイントは磯が低いのでぶっこ抜きます。
そのとき、魔改造ジグキャスターを立てたので、結構な角度になりました。
このサイズの魚(後で測ったら74cm、3.4kgでした)をこの立て角度で抜いて大丈夫?と魔改造ジグキャスターに聞くと、
「僕はもちろん大丈夫だよ、やっちゃえ!」
という声が聞こえてきました。頼もしい。

魔改造しておいて本当によかったです。

ついにキャッチしました。5年越しのファイトでしたので、もっと焦るかと思いましたが、思ったより冷静にできました。リーダーは多少ザラっとしてしまっていましたが、大丈夫でした。

僕はもしヒラマサをキャッチしたら吠えるだろうな、と思っていたんですが、そうではありませんでした。

「はぁ、釣れた…」

小さくそう呟きました。

そこからはとにかく写真や動画を撮りまくりました。
憧れの魚はとにかくカッコよくて、後悔しないよう撮りまくりました。

今までの検証を総合して、この釣果を導くことができたと思います。自分のスタイルで、磯で、自分の試行錯誤で、導いた釣果でしたので、限りない喜びと価値です。

ただ、実力だけではありませんでした。
まず先行者がいなかったこと。平日休みの日に良い気象条件が重なってくれたこと。
風向き、潮回り、潮位、荒れ具合、水温どれもちょうどよかったんだと思います。
特に風向きは僕が良いと予想してた風向きでした。これは嬉しい…!
とにかくたくさんの偶然が重なって獲ることができました。

釣りで一番大事な能力は「釣れるタイミングに釣れる場所にいること」だと思います。
僕は気象条件の良い日を選んで釣行予定を組むというスタイルができません。どうしても釣りの予定を決めてからその日が良い条件となることを願うスタイルです。多くのアングラーさんがそうだとは思います。

釣り場に到着してからは実力だと思いますが、釣り場に着くまでのことは運でした。

一生忘れられない日になりました。


房総ヒラマサチャレンジ、ここに成る。





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