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【中二病】反省に基づく上達への近道~ルアー編~

さて、中二病第二弾は

ルアー編

です。

タックルでも、テクニックでもありません。ベイトやパターンは情報カテゴリーに入れるとしても、それを正確に把握できるのは、それなりに熟練が必要なので、あと回しでかまいません。
情報の次に大切なのは、ルアーです。

あくまで僕個人の意見ですが、きちんとルアーを揃えて、その特性を知っていれば、情報にあわせて適切なルアーを使うだけで

釣れます。
ただ巻きで
釣れます!

じゃあ、どうすればいいのか?
まずは悪い例から

<とある初心者>
初心者Gさんはシーバスを始めたばかり
早く大物を釣ったり、爆釣を経験したくてたまりません
そこで、ソルトルアー誌やネットで釣れるルアーを調べて買うことにしました
「まずは『シーバスのエサ』といわれるワンダー80だ!」
手に入れたワンダー80を持って、春の河口沿いの港湾へ行きました
キャストしてゆっくりとリールを巻いているとフッとルアーが重くなるような感じがしたので、あわせを入れてみると、見事、50cmクラスのシーバスが釣れました!
やっぱりワンダーは釣れるんだ!
喜んだGさんは、カラーをいくつか買い足して、今度は大物が釣れたという春の川へ行きました
今度も釣れるだろうと、川の中心めがけてワンダー80をキャストしてリールを巻きます
が、釣れません
ソルトルアー誌で読んだように、流れはあり、釣れるはずですが、何の反応もありません
手持ちのカラー全てを使いましたが釣れませんでした
「ワンダーだけでは足りないんだ。もっと釣れるルアーが必要だ!」
そこで今度はレンジバイブ73ESを買いました
飛距離も出るし、ブルブルして引いている感触もわかりやすいから釣ってる実感もあるしね
Gさんはまた川へやってきました
川の中心めがけて力いっぱいレンジバイブを投げ込みます
流れを横切るように引いてくると、ガツンと強いアタリがあり、シーバスがかかりました
「さすがレンジバイブ!」
と思ったとたん、エラ洗い一発でバレてしまいました
その後は投げても投げても当たりすらなく、Gさんは首をかしげました
「釣れるというルアーを使ってるのになんで?」

・・・・・・
とわかりやすく演出したような話ですが

実話です(爆)
10年前の僕ですわ。ルアーボックスにシンペンとバイブレーションを入れて、右往左往しておりました(笑)
今から考えたらありえないですね

そんな10年後の僕が、タイムトラベルして10年前の自分にアドバイスできるとしたら

1.サイズとレンジごとにルアーを揃える
これをしていないと、「探る」ことができません。
探ることができないと、再現性のない、まぐれ当たりの釣りを繰り返すことになります。
サイズは、8~9cmクラスと12~14cmクラスの「ミノー」を揃えることからスタートすればいいと伝えます。でも当時の僕は「ミノーなんて軽くてキャストしづらいし、あんな引き抵抗もなくアクションの小さいルアーを投げてもなあ」と考えていました。わかっていませんねー(笑)
ついでにアクションの種類も考えられればいいのですが、それは今でもできていないのでムリです(笑)
レンジは、まずは0~30cm、30~60m、60cm以深の3つを揃えればいいと伝えますね。
カラーは、まずは好きなカラーで1~2色あれば十分と伝えます。僕なら青銀とパールですかね。ですから、カラー1色なら、8~9cmで3つ、12~14cmで3つの計6個あれば探りの釣りができます。2色でも12個で済みます。
そして持っているシンペンとバイブレーションは「ワイルドカード」として、深場を探ったり、流れを「かわす」場合に使うように伝えます。

2.必ず昼間にスイムテストする
「潜行深度0~30cm」と書いてあるからとそれを鵜呑みにしてはいけません。リップ付きフローティングミノーを、真水域で流れを正面から受ける引き方をすればそれ以上沈みます。塩分濃度による深度の違いや動きを目で見て確かめる必要があります。固定の後方重心のルアーなどはスロー過ぎると釣れる姿勢にならない場合もありますので、テストしないとわかんないよと伝えます。

3.まずはただ巻きで使う
「〇〇をジャークして爆釣」とか見たり聞いたりすると思いますが、まずは「ただ巻き」で使うことを伝えますね。ただ巻きしても、水の流れの変化を受けて揺らいだりしますから、勝手に食わせのアクションをしてくれます。トゥイッチやジャーク、ストップ&ゴーなどはただ巻きでは食わないときに試すといいと思いますが、水中でピンピンとラインを張る行為は、シーバスをスレさせることがありますので、ただ巻きよりも釣果が落ちたりすることもあります。

さあ、「情報」と「ルアー」を揃えたら、次は「読み」です。

 

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