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▼ 【村岡さんからの受け売り】アワセについて考える
- ジャンル:style-攻略法
- (シーバス)
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
まだ、今年は釣行してませんが、遅くとも2月には砂ヒラとバチ抜けに行くつもりです
さて、今日はアワセについて書いてみます
というのも、周りでバラす人を多く見るようになったからです
かく言う僕も、3年前に遠征先で人生初のラインブレイクを喫してからそれがトラウマとなり、6連続バラシという不名誉な記録を樹立してしまいました
その頃に泥沼から抜け出させてくれたのが「マサッチ釣りチャンネル」にアップされていた一連のアワセやタックルバランスに関する動画群でした
この辺りからです
詳細は動画をご覧いただくとして、ここで取り上げたいのは「どうやってフックをゲイブまで刺すか」を、自分の釣り方に合わせて考えないといけないということです
太いラインのパワータックルで釣るのか、細いラインのフレキシブルタックルで釣るのか、その中間を取るのか
例えば、標準的なPEの1号ラインを使う場合を例にとれば以下の通りとなります
1号ラインの、強度は平均18lb(≒8kg)ぐらいとなります
これに同じ強度のショックリーダーを結束する場合、FGノットでの結束強度はきちんと組めれば80~90%なので、6~7kgの負荷に耐えられるラインシステムとなります
とはいえ、何度もキャストを繰り返していると、徐々に強度は下がってきますので、安全マージンをみて4kgまでの負荷ならばラインが切れることはほぼないものとして釣りをすることになります
逆に言えば、この4kgがラインにかけられる負荷のマックスです。アワセもこれを超える負荷でアワセることはラインブレイクを招きます。そうならないためにドラグを調整します
ドラグはきき初めは設定の2倍程度の負荷でしかラインが出ないので、それを考慮して2kgの設定にしておきます。きき初めに倍の負荷がかかっても4kgなのでラインブレイクしないで済むという計算です
2kgのドラグ設定は測定器など使わなくても、2Lのペットボトルをラインの先に結わえて持ち上げて、ゆ~っくりとラインが出ていく締め具合を覚えておけばOKです。指でスプールを回して加減を覚えておくといいでしょう
フックですが、4kgの負荷で折れたり曲がったりしないフックを選ぶことになりますが、#6より大きいフックなら、極端に細軸のフックでない限り、ゲイブに4kgの負荷がかかっても折れたり曲がったりしません。「え?でも折れたり曲がったりしてる時あるよ」というのは、フックがゲイブまで刺さらずに、針先だけ刺さった状態で魚が暴れたりしたので折れたり曲がったりするのです。それを防ぐためにも、アワセはしっかりといれないといけません
アワセをしっかりと入れるためにはラインを張った状態で引っ張らないといけません。僕はできるだけ上顎にフッキングさせたいので上にアワセを入れます。でも、ロッドを上にあおるだけでは、水面を漂ってたるんでいるラインを水面から持ち上げるだけで終わってしまいます。それを張った状態にして引っ張るためには、ラインを巻き取ってからアワセるか、ラインを引っ張るために後ろに移動するかしなければなりません。僕は巻きアワセは得意ではないので、後ろに1歩下がりながらアワセを入れることにしています。ただし、ウェーディングの時に後ろに下がると、水中の岩に足を取られて転ぶ危険性があるので、そんな時はロッド自体を胸の上に持ち上げるようにして距離を稼ぐようにしてます
アワセを入れたあと、念のためにラインを少し巻いて追いアワセを入れます
アワセがきっちり入ったと確信できれば、身切れを防ぐためにドラグを少し緩めます。上顎にフッキングしていれば滅多なことで身切れしませんが、感覚として70cm以下のシーバスは、ルアーを食ったあと反転することが多いので、口の横にフッキングすることが多く、そこは上顎に比べると柔らかく身切れする可能性があるので、走られても身切れしないようにドラグを緩めます
以上です
この考え方を適用すると、PEの0.6号など細いラインを使う場合は、アワセの負荷をかけられないので、フックは細軸でなければ刺さりが甘くなりますし、逆に1.5号以上のラインを使う場合は、負荷に耐えられるフックを使わなければ、何のために太いラインを使っているのかわからなくなってしまいます
このやり方をするようになってからフッキングも良くなりましたし、しっかりとフッキングした魚をバラした記憶はありません。よければマサッチ釣りチャンネルをご覧になって下さい
今年もよろしくお願いいたします
まだ、今年は釣行してませんが、遅くとも2月には砂ヒラとバチ抜けに行くつもりです
さて、今日はアワセについて書いてみます
というのも、周りでバラす人を多く見るようになったからです
かく言う僕も、3年前に遠征先で人生初のラインブレイクを喫してからそれがトラウマとなり、6連続バラシという不名誉な記録を樹立してしまいました
その頃に泥沼から抜け出させてくれたのが「マサッチ釣りチャンネル」にアップされていた一連のアワセやタックルバランスに関する動画群でした
この辺りからです
詳細は動画をご覧いただくとして、ここで取り上げたいのは「どうやってフックをゲイブまで刺すか」を、自分の釣り方に合わせて考えないといけないということです
太いラインのパワータックルで釣るのか、細いラインのフレキシブルタックルで釣るのか、その中間を取るのか
例えば、標準的なPEの1号ラインを使う場合を例にとれば以下の通りとなります
1号ラインの、強度は平均18lb(≒8kg)ぐらいとなります
これに同じ強度のショックリーダーを結束する場合、FGノットでの結束強度はきちんと組めれば80~90%なので、6~7kgの負荷に耐えられるラインシステムとなります
とはいえ、何度もキャストを繰り返していると、徐々に強度は下がってきますので、安全マージンをみて4kgまでの負荷ならばラインが切れることはほぼないものとして釣りをすることになります
逆に言えば、この4kgがラインにかけられる負荷のマックスです。アワセもこれを超える負荷でアワセることはラインブレイクを招きます。そうならないためにドラグを調整します
ドラグはきき初めは設定の2倍程度の負荷でしかラインが出ないので、それを考慮して2kgの設定にしておきます。きき初めに倍の負荷がかかっても4kgなのでラインブレイクしないで済むという計算です
2kgのドラグ設定は測定器など使わなくても、2Lのペットボトルをラインの先に結わえて持ち上げて、ゆ~っくりとラインが出ていく締め具合を覚えておけばOKです。指でスプールを回して加減を覚えておくといいでしょう
フックですが、4kgの負荷で折れたり曲がったりしないフックを選ぶことになりますが、#6より大きいフックなら、極端に細軸のフックでない限り、ゲイブに4kgの負荷がかかっても折れたり曲がったりしません。「え?でも折れたり曲がったりしてる時あるよ」というのは、フックがゲイブまで刺さらずに、針先だけ刺さった状態で魚が暴れたりしたので折れたり曲がったりするのです。それを防ぐためにも、アワセはしっかりといれないといけません
アワセをしっかりと入れるためにはラインを張った状態で引っ張らないといけません。僕はできるだけ上顎にフッキングさせたいので上にアワセを入れます。でも、ロッドを上にあおるだけでは、水面を漂ってたるんでいるラインを水面から持ち上げるだけで終わってしまいます。それを張った状態にして引っ張るためには、ラインを巻き取ってからアワセるか、ラインを引っ張るために後ろに移動するかしなければなりません。僕は巻きアワセは得意ではないので、後ろに1歩下がりながらアワセを入れることにしています。ただし、ウェーディングの時に後ろに下がると、水中の岩に足を取られて転ぶ危険性があるので、そんな時はロッド自体を胸の上に持ち上げるようにして距離を稼ぐようにしてます
アワセを入れたあと、念のためにラインを少し巻いて追いアワセを入れます
アワセがきっちり入ったと確信できれば、身切れを防ぐためにドラグを少し緩めます。上顎にフッキングしていれば滅多なことで身切れしませんが、感覚として70cm以下のシーバスは、ルアーを食ったあと反転することが多いので、口の横にフッキングすることが多く、そこは上顎に比べると柔らかく身切れする可能性があるので、走られても身切れしないようにドラグを緩めます
以上です
この考え方を適用すると、PEの0.6号など細いラインを使う場合は、アワセの負荷をかけられないので、フックは細軸でなければ刺さりが甘くなりますし、逆に1.5号以上のラインを使う場合は、負荷に耐えられるフックを使わなければ、何のために太いラインを使っているのかわからなくなってしまいます
このやり方をするようになってからフッキングも良くなりましたし、しっかりとフッキングした魚をバラした記憶はありません。よければマサッチ釣りチャンネルをご覧になって下さい
- 2023年1月7日
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