あけましておめでとうございます。

みなさんは初釣りには行きましたか？
俺は12月22日からずっと琵琶湖にこもっていて、
クリスマスイブもクリスマスも年越しもずっと琵琶湖で竿を振っていました。

琵琶湖で年末バスのロクマル釣ってくる宣言をしていましたが1月3日現在、無事に釣れております。


この話はまた次回にするとして、今回は琵琶湖にくる前の週に繰り広げていた激アツ三浦半島ヒラスズキ戦線のお話を。

俺、埼玉県在住なんですがその潮回りはチャンスだ！ってことで
1週間で3往復、計4日間三浦半島で釣りしてました。
片道3時間かかるのに…


バカですね。完全に。

なぜそうなったかと言えば、
初日火曜日にマサと爆風の三浦半島の磯に入ったんですが多くのバイトを貰うも釣りきれなかったんですね。
フックアップできなかったり、すぐバラしたり。
おまけには最後2人ともラインブレイク。それも俺に関しては80クラスのデッカイヒラスズキ。


家に帰ってきた後も、ガバガバエラ洗いし続けるその光景が脳裏に焼き付き離れない。”なんも手につかない・・・”と、うじうじ言い続ける俺。

それを見かねたマサが「行ってきなよ」と一言。

そのおかげで翌日水曜も行くことになりました。

ヒラスズキは超目がいいので磯でも細糸。サラシゲームではないので0.8号に20ポンドリーダーで戦います。
ロッドは開発中のライトゲームロッドボティア62のロングバージョンの7ft3in。
メバルやライトロックフィッシュの繊細なアタリをきっちり掛けることの出来るハードソリッドティップは、ヒラスズキ釣りに関しても先端は入りすぎず、オートマチックに掛けられるのです。

もちろん磯での大型ヒラスズキとのファイトは困難を極めますが、ライトゲームロッドとしては無類のバットの強さを誇るボティア62。
ドラグはゆるゆる、流れにノセずにジャンプさせまくる作戦をとりました。これがバッチリハマります。

最初のバイトからいいサイズ。流れに乗らないギリギリの位置でエラ洗いさせて体力を奪います。磯際で走らせたら確実に負けるので沖で体力を消耗させなければいけないのです。
ひやひやしながらの磯でのロングファイト。制したのは俺でした。


夜の三浦半島磯ヒラスズキ70UP。
前日のリベンジを果たせたことに加えて、そもそもヒラスズキは大好きで遠征をはじめるキッカケとなった魚なので大興奮。嬉しさを抑えきれずに、眼鏡をなぜか地面に放り投げてしまい、それをヒラスズキが尾っぽでぶん殴り眼鏡破損してしまうという事件が起こるくらい喜びました。


さらばマレーシアで買った激安眼鏡…



それにしても極太です。めちゃくちゃ旨い魚…
アウェーの釣り場に2日連続走った甲斐がありました。

そしてこの魚によってあることに気づいた俺。
この釣り方ヒラスズキに効くんじゃね？

と思い試してしてみたらすぐにヒット。



50アップのかわいいサイズ。
そう、使うのはワームですがただのワームの使い方ではありません。琵琶湖のバス釣りの知識の応用で特殊な使い方をしました。

これに関しては凄すぎるので、またどこかで公開したいと思います。
結局この日は2ゲットで終了。

そして2日…というか1日半くらいだけ間隔をあけた土曜日午前0時。再び三浦半島in。今度は堤防でヒラスズキを狙います。

前回開眼したパターンを入れるとメジャーポイントから嘘のようにヒラスズキが食ってきます。



50アップのおヒラ様。
餌食いまくってる良い個体。



ロッドは相変わらずボティア。
こんなに繊細なのにパワーがあるライトロッドは見たことないです。50～70のヒラスズキを抜き続けられるんですから…
完成度もすでにかなり高いので早く発売したいんですけど、テスターたちがそれぞれこだわりすぎて現在難航中です。



朝時合には良型のロクマルヒラスズキも登場。
最高です。ライトロッドとラインでのズルズルファイトのキャッチ率の高さに驚きます。



そして秘密のポイントでも1匹。なんかクレームが入ったようなので場所バレ防止に背景を一部加工してみました。


こんな感じで1週間、計4日のヒラスズキ戦線が終了。
三浦半島のヒラスズキは簡単ではないと言われているみたいですが、仲間たちの助けがあって1週間で沢山のヒラスズキに出会えました。

ほとんどが初場所で釣りをする、アウェー専用機の俺。
首都圏からほど近い三浦半島の自然の豊かさに癒されました。



釣れたヒラスズキはもちろん食す。
全ての魚の中でもトップクラスに旨いと思います。

今度はメバル釣りで来たいね。

滋賀は琵琶湖滞在中のビックリマン高田より愛をこめて。


最後になりましたが、2019年もチルとトラセンをよろしくお願いします。