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ナチュラム

produeced by masanori muraoka

  • ジャンル:日記/一般
しばらく仕事が忙しかった事もあり、随分と久しぶりの釣りになってしまった。


冬の間、これでもかという釣行を繰り返していたので一週間も間が空くと久しぶりだなという間隔に陥る。

最近では近郊でシーバスが釣れ始めたという情報を目にするようになったが、元々釣れている。


アフターの戻りが早い遅いなだけで、居残り組は確かにいるのだ。

fimoでログを書くようになって不思議だったのが、茨城の大半のシーバスアングラーが遅くとも11月にはシーバス釣りを辞め、その後フラットやロックフィッシュを狙うようになる。

魚は居るのに、だ。


確かに、大型の魚は川から落ちるし、魚の密度も減る。
秋と同じ釣りを繰り返していたら、冬の釣りで魚と出遭う事は難しいだろう。

冬は冬の釣り方がある。
ここ数年は一月二月はまともに釣りをしていなかったので、改めて初心に戻る事の大切さを日々の釣りで実感した。



さて昨晩。


ちょっとした祭りだった。誰も狙わない時間帯とタイミング。


しかし、仕事帰りにポイントをのぞいてみると水面下から強く感じる生命感。
以前からシーバスの臭いが分かるという事をfimoで書いてきたけど、一昨日、社屋から仕事を終えて外へと出た瞬間ガツンと来た。

自分にも理屈が良く分からないのだが、自分の中で大事にしているシックスセンス。


期待を裏切られた事はなく、干潮潮止まりというあまり良くない条件の中の一投目。



以前と同じタイミングでバイトを引き出したスネコン90でファーストヒット。
60cm前後の魚だが、スネコンで初めて獲った魚なので大変嬉しかった。

これを皮切りに、各所でボイルが頻発。
魚の活性がかなり高いのが分かった。


これは試すにはいい機会だと、昨晩は最近買い集めたルアーの試投会となった。

魚が足元周辺に確実にいるタイミングで、ルアーを投げれば釣れるルアーとそうでないルアーとはっきりと仕分けをする事ができる。



次に魚を釣れてきてくれたのはブローウィン80だった。

足元から数メートル先でリールを巻く手が完全に止まった。


前回の80cmをゆうに超えるサイズと確信し、丁寧なファイトを心がける。
周囲にはロープや杭などのストラクチャーがあるので、魚の進行方向を確認しながらパワフルなファイトを堪能。

ステラからは強めにしめたドラグにも関わらずラインがジリジリと引き出され、アーバンサイドカスタムはフルベントしている。


フックは安物だし、お世辞にも強度があるものではないのでギリギリのラインを見極めて魚を寄せる。
数分のファイトの後、姿が見えてくると、あれ思ったよりも小さいぞ?

ネットインしたのは70cmちょい越えのマッチョな重量級の個体だった。

どおりで引くわけだなと。
久々に腕パンパン。



一通り目新しいルアーを使用したが、反応は得られない。

が、ボイルは続き確実に魚はいるのだ。



飛距離飛距離で、遠くの魚は釣れても近くの魚は食わせられない。
いくつかの新作ルアーは、これで自分の一軍ボックスに二度と戻る事はないだろう。


続けて愚痴を言わせてもらうと、本当にこのルアーで魚釣ってるの?と言いたい。

飛距離は2017年の今、もう飛ばないシーバスルアーを探す方が難しいだろう。
盛大に盛り込まれた新技術やスペックは魚に対してどの程度有効なのだろうか。

どことなく人の血が通っていないというか、理論で作られたルアーというか、
試験管ベイビーならぬ試験管ルアーばかりだね。現場から逆算されて作られたものではない事は確か。



話を戻すが、その後手持ちの実績ルアーに変えて攻略を組み立てる事になるんだけど、ニーサンに変えた一投目、抜き上げ直前で水面爆発。
上の内容で少しイライラしていたので、最後の最後に油断してしまった。

が、誤爆でルアーには触れられていないので未だチャンスはあると踏んだ。


足元で食ってくるような場合、ルアーに気づいたシーバスがルアーに着いてきて、捕食のタイミングを伺っている。
もしリトリーブ中に魚が違和感を感じたらチェイスをそこで辞めてしまうため、足元まで来てバイトが出るのは見切られてない証拠なのだ。


二投目は、常に魚がチェイスしてくるイメージを意識する。

一投目よりも、深いバイトを出すためにスローリトリーブをデッドスローに。三秒一回転。



着いてきたシーバスを焦らす。焦らして焦らして深いバイトを出す。

たまらず、足元から1m離れた所でゴン!という重いバイト。



だが、これは乗らずに弾かれてしまう。

だが、後続のシーバスがいると確信。


間髪いれず足元で8の字を描き、8の字のSを書きかけた所で二匹目が水面炸裂!
この間、時間にしたら1秒ほどだろう。

魚が着いてきているイメージがあるからこそ、対応できる技。



魚の理解度、そして想像力の大切さ。





しかし、残念ながら二匹目も魚体の重みを感じる前に首フリ一発でルアーが弾かれてしまった。








ちょーーーー悔しい。




もう、絶対釣るまで帰らんと決心。








情報を整理し、バイトの瞬間から首フリまでの早さから、魚は50cm以下と断定。


同質のアクションでダウンサイズという事で、虎の子のスーサンへチェンジ。




可能な限りのデッドスローで。


三投目だったか、足元から80cmほどでコンっという小さなバイト。
殆どのアングラーがルアーを抜き上げるタイミングだ。


確実に釣るために、このついばむようなバイトを見送った。
これで合わせては絶対に乗らない。

ラインののりしろを確保するためティップを下げ、構わずリールをもう半回転。


リーダーを巻き込む寸前、闇夜の水面が爆発した!



瞬間、ロッドにかかる魚の自重から抜き上げには問題ないと判断し、ファイト時間2秒でブチぬいた。
シーバスもよほど驚いたのか、捕食するためにエラと口を広げたままの姿で上がってきた。



心のなかでよっしゃー!を念仏のように繰り返す。

サイズこそ50cmに満たないものの、過去最大級に嬉しい一匹となった。



と、同時に今日のヒットルアーが全てとあるアングラーの手によって作られたルアーだと判明する。



「村岡昌憲」



いつも羨ましいなと思っていた。



もともと自分はお金に興味がないし、プロアングラーの名声や地位が欲しいわけではない。

では、何がっていうと、とことん自分のワガママとコダワリをルアーにぶち込められる事。



アングラーとして、最高に贅沢な環境だよなぁと。





どことなく、今日の魚を釣ってもう中級者は抜け出せたかなと想った。



けれど、自分の釣ったルアーは所詮他人が作ったルアー。

人のふんどしで勝負してるだけだなと。




自分でルアーを作りたいな~みたいな事をfacebookでボヤいていたら、ご本人からコメントが来て焦った(笑)


さて、今日は嫁がいないので好きなだけ釣りしてこよ~っと。

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