月末、怒涛の清算業務を終えての週末。毎月のバタバタっぷりはいつものこととはいえ、やはり1つ仕事から解放されての週末の朝とは、何とも言えない清々しさです

次の日が久々の外房へのジギングを控えているということもあり午前中限定にて、湾奥の各所へ遊びに行ってきました。



潮の上げているタイミングで、まずは1か所目。

ここに限らす大抵の場所がそうだと思うのですが、季節がどうであれベイトが居ようが居まいが結局地形が変わらなければ魚を食わせる場所に関しては特に変わるわけでもなく、問題はレンジがどうなのかってだけの話。

狙い目となる2段目のブレイクの周辺を中心に、丁寧に探りを入れていきます。

まずはざっとトップで探っていくもこの日に関してはベイトの量も薄く、それに比例してシーバスの密度とヤル気もイマイチといったところで、浅いレンジには全く反応なし。

トップを引いたあとの泡がいつまでも消えないので、どうも水質がイマイチな様子で、先週までとは随分と状況が変わっているというのが正直な印象です。

早々にボトムへ狙いを変えて、その中でもよりスローに見せて食わせたいので、キックビート55㎜12g（プロト）を中心に、細かなリフト＆フォールにて底を探っていくと、コツッ！



随分と日焼けした色黒君

この反応の鈍さと釣れてくれた魚の様子を見る限り、カタクチはすっかりと抜けてしまった様子。まぁ、良い状況なんてそう長くは続きませんね^^;

その後も続けていってもう1本拾ったものの、イマイチ反応も薄いので、移動することに。



今の時期のようにフィールドの状況が安定しない時期に関しては複数の異なる水質条件の場所を回っていくことの多い私なのですが、凡そ東京港の濃い水か、運河の水か、川筋の水か…　複数の可能性のある時期においては、その辺の条件をミックスしてその日の釣りを組み立てています。

勿論雨が降ったり一時的なベイトの条件によりそのバランスを考え直すことも必要なのですが、複数の釣り場を組み合わせることにより、いずれかで正解に行きつくことが出来るので、何かしらのヒントを持ち帰り次の釣行の組み立てに生かすことが出来ると考えています。

慣れてくると、凡そ釣れる魚の顔や体色で、その辺の良しあしが分かるようになってきます。





ということで、期待の2番目のエリアへ。

ウエーダー越しに伝わる水温は明らかに1か所目よりも冷たく、水もサラッと流れる活きた水。ただ、ちょっと透明度の高さが気になるので、下手にポイントを荒らさないように潮位が合うまで暫し休憩を取った後の再開です。

その2投目。

キックビート70㎜20gをややアップに入れて、ドリフトを意識してのターンにて、会心のバイト！



特別なサイズではないもののとてもコンディションの良い、河鱸。

やはり、本日の正解はこっちだったと確信の持てる気持ちの良い1本でした。




時合は始まったばかり…　そう思って気合を入れながらキャストを続けていると、なんとここでトラブルが



ガイドにラインが回ったままキャストしてしまった様で、愛竿のレオザ93がベリーから真っ二つに　orz

まだまだここから！　というタイミングだったのですが、これにて強制終了となってしまいました


ちょっと重たいのですが、高い遠投性能に張りの強い高感度なブランクス、それでいて魚がかかれば柔軟にその動きに追従する　そんな相反する要素をうまくバランス良く統合。都内で言えば平場の大場所、地元のサーフからショアジギングまでこなすお気に入りの1本だっただけに、自分の凡ミスからこんなことになってしまい、とても残念です。

直すにしても新しくこのクラスのロッドを買うにしても、最近船釣りの用品をガツンと買ってしまただけ、にこの出費は痛すぎるな～　…



トラブルにてちょっと後ろ髪引かれる思いで釣り場を離れることとなってしまったのですが、暦のうえでもう7月ということもあり、少しづつ魚の付き場も変わってきていることを実感できた釣行となりました。

ブログを書いて居るときに改めて釣れた魚の顔つきを見ていても、明らかに3本目のヤツが美形ってのは今の季節を象徴しているようで、興味深いものです。

さて、明日はハードな一日になりそうだし、そろそろ寝ますか～


＜本日の仕掛け＞

★竿：がまかつ リフレックスレオザ93M　※殉職！
★リール：モアザンブランジーノ2508SH-LBD
★ライン：完全シーバスR18　1.2号
★リーダー：船ハリス フロロカーボン8号
★使用ルアー：LONGIN キックビート70㎜15g キックビート70㎜20g キックビート55㎜12g （製品版プロト） イマカツ　キラーテイルスピン30g　
★眼鏡：サイトマスター

LONGIN　HP　http://longin.jp/top.html